2007年度
国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所
オープンハウス
― 研究所一般公開 ―

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※展示情報などは、まとまり次第随時更新していく予定です。

会期・会場など

※どなたでもご来場いただけます。事前の予約等は不要です。

国立リハビリテーションセンターへのアクセス
国立リハビリテーションセンター内の地図

概要

運動機能や感覚機能の回復、最新の福祉機器、災害時の避難に向けた地域での取り組みなど、最新のリハビリテーション研究に関する展示を行います。リハビリテーションの研究は、医学、工学、社会学、心理学と、とても広い知見が必要です。このような広範囲の学術領域をカバーしている研究所は、世界でも類を見ない貴重な存在です。そんな研究所に、気軽にお入りいただき、研究担当者とざっくばらんな情報交換をしていただければと思っております。障害のある方々が、生き生きと生活できる社会を構築するための、最先端の研究を実感してください。

展示例

展示例1 電動車いすシミュレータ

バーチャルリアリティー技術を駆使して、電動車いすの走行体験を簡単にかつ安全に試すことができる装置です。ドーム状の画面を有し、4台のプロジェクタから投影した画像を、シームレスにブレンディングすることで、大画面での走行環境の表示を実現しています。“電動車いす、やってみたい”という重度障害者の思いを実現する技術として、臨床応用を進めています。

電動車いすシミュレータで、国リハ内の移動のシミュレーションをしている様子です。 電動車いすシミュレータ

展示例2 ロボット技術を駆使した股義足

脚を切断した人にとって、義足は無くてはならない福祉機器です。しかし、股関節から切断してしまった方の義足は、まだまだ機能が不十分で、歩くことが難しいのが現状です。そこで、ロボット技術を駆使した義足を開発しています。股関節、膝関節にモータを配置し、制御技術により歩行パターンを生成します。利用者の思い通りに動いてくれる義足を目指して、現在開発中です。

股義足がフレームの中につり下げられ設置されている様子です。 ロボット技術を駆使した股義足

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最終更新 2007年11月20日