メインイメージ

今年度のキックオフミーティングが開催されました

開催概要

日時: 2013年9月8日(日)
場所: 国立障害者リハビリテーションセンター本館4階 中会議室
参加者: 【ユーザ】 9名,【開発者・専門職】 7名,【オブザーバ】 1名,【スタッフ】 6名

プログラム

13:00~ 開会、挨拶、趣旨説明(事務局より)
13:20~ ひとこと自己紹介
13:40~ 昨年度の成果報告と解説
14:10~ 休憩
14:30~ グループ分け/日程調整
15:15~ フリーディスカッション: 今年度、どんなことをやりたいか?やってほしいか?
16:00  まとめ・閉会

内容

■ 1. 趣旨説明・自己紹介 ■ 
はじめに、事務局から、挨拶の後、排泄問題を行う趣旨等について説明を行った後、自己紹介を行いました。昨年からの継続メンバーの和気あいあいとした雰囲気の中、新しいメンバーの緊張もほぐれた様子でした。

■ 2. 昨年度の成果報告と解説 ■
今年度の自主的活動提案であるアクションプランと昨年度のワークショップで活動を行った開発会議ABの内容と、今年度の活動の方向性について確認し、参加者が今年度関わる活動グループを投票方式で決定しました。
〈今年度の活動グループ〉
①外出に役立つ情報サイト構築
②災害時の対策
③車いすユーザーと交流する特別授業
④開発会議A(いざというときのおしゃれな対策グッズ開発)
⑤開発会議B(インナーパンツの改良版づくり)

■ 3. フリーディスカッション ■
<今年度、どんなことをやりたいか?やってほしいか?>
最後に、開発会議AB、アクションプランのそれぞれに対して、具体的にどのような活動を行っていきたいか、全員の意見を集め、内容を共有しました。今後、これらの活動希望を各グループで話し合いながら実現していきたいと思います。

①情報
〈アプリ活用〉
・現在地から近いトイレ情報を検索できるアプリ
・雨に降られないルート検索アプリ
・トイレマップサイトの活性化
〈ルート探し〉
・行きたい場所・行きやすい道路が分かるルート探し
・車椅子で行けるおもしろスポット集
・コンサートホール、映画館、ライブの車椅子席
・観光地情報(地域にしかない情報を提供)
〈その他〉
・基準を決める、整理する

②災害
〈インフラ等活用〉
・非常用インフラの可能性を検討
・電動車いす、電気自動車の活用
〈地震への備え〉
・備蓄用品のリスト化
・普段から準備するべき項目整理
・災害時に必要なヒト・モノの整理
・参加した人達の地域の災害時対策情報
・実際に役立つ備えをしたい→自助、共助、公助の整理
〈ヒアリング〉
・災害経験者・障害当事者からのヒアリング
・介護など自治体、支援団体からのヒアリング
・車椅子で避難所に入れなかった人へのヒアリング
〈その他〉
・キャリダンで上に上がれることができるように
・個人情報の共有(クラウド活用)
・自治体に提案する
・SNSの活用
・社会福祉協議会など積極的な活動をしている団体との連携

③交流活動
〈交流の意味・方向性〉
・共生社会の姿について話し合いたい
・障害者が普通の人になる世の中にしたい→知ってもらう事で変わる
・教科書通りの対応でないことをしたい
・無知からくる偏見をなくしたい
〈その他〉
・小、中学生向けの出前授業への参加
・飲み会、食事会の企画・場所探し・交流

④開発A
〈おしゃれ〉
・手が不自由でも使える髪留め開発
・お洒落で誰でも着やすい洋服づくり
・流行の服を着られるようにする
〈その他〉
・料理の道具づくり
・あとちょっとの不便を解消するグッズ(爪切りなど)

⑤開発B
〈排泄に軸足を据えた開発〉
・インナーパンツの改良版づくり
・再度、技術・条件整理が必要

写真1
写真1  会場の様子.

写真2
写真2  ディスカッション風景.

写真3
写真3  ファシリテータより昨年度のアクションプランに関する議論についての説明.

写真4
写真4  ファシリテータより昨年度の機器開発についての説明.

写真4
写真5  今年度の参加グループを決める.