ヘッダー・ページの先頭 本文へジャンプ

 【障害者の安全で快適な生活の支援技術の開発】

   サブテーマ1:障害者の自己決定を支援する情報コミュニケーション技術の開発

1-3-(3) 養護学校における災害・避難訓練システムの開発と評価
(養護学校児童・生徒の災害時の防災と安全対策支援システム)

現在の位置
個別テーマ一覧 >養護学校児童・生徒の災害時の防災と安全対策支援システム
ここから本文  本文を飛ばす

なんのための研究?

全国の養護学校において災害時の避難は重要であるにも関わらず大変難しい問題です。現状では、年に数回施設に消防署員が派遣されて避難訓練をおこなっています。この従来行われている避難訓練をベースに、児童生徒の状況に合わせた避難方法とその指示方法を整理分類し、より適切な避難ができるよう本研究の研究開発成果を生かした避難訓練システムを開発します。

肢体不自由養護学校の生徒の障害の状態

研究のポイントは?

  1. 全国の養護学校における児童生徒の災害時の安全確保に関する現状を明らかにします。
  2. 児童生徒の避難移動に関わる運動能力の実態を運動能力・視空間認知・身体反応時間の側面から明らかにします。
  3. 適切な避難のための訓練システムの開発し、その有効性を検証します。
災害時の安全管理に関する実態調査結果

実用に向けて

養護学校における児童生徒の災害時の安全確保に関する全国調査は、非常に回収率が高く、災害時の安全確保に対する支援の重要性が確認されています。

障害種別でみると、災害時に対する危機意識は、肢体不自由児校が高く、避難時の移動方法に対する不安が大きいことが明らかにされました。

学校教育現場や保護者は、災害時に子どもが適切な身体反応や移動が行えるような教育支援を強く望んでいることが明らかになりました。

児童生徒の非難移動に関わる運動能力の実態調査
研究代表者:横浜国立大学 教育人間科学部 小林芳文
本文おわり:
ページおわり ページの先頭に戻る