令和6年度学校関係者評価結果に対する今後の取組について

 学校関係者評価結果を基に今年度の取組について検討し、以下のとおり実施することとしました。

 1.法令の遵守と個人情報等に関する保護の徹底

 所沢センターにおける、利用者のプライバシーに関する内容を含むメールの誤送信については、組織としても重く受け止め、職員への事案の重大性の説明と注意喚起、今後の対策を検討しメール送信に関するルールを作成して遵守を徹底した。

 更に、管理職から職員に対し、メール送信時のルールの遵守と厚生労働省情報セキュリティ対策7箇条の確認を定期的に促している。

 今後も、定期的な研修の受講と職員の意識付けを継続して実施し、法令の遵守、個人情報等保護の重要性と適切な取り扱いについて、職員一人一人が理解を深められるよう取り組んでいく。

 2.積極的な情報発信と訪問による利用者募集活動の実施

 SNSによる情報発信については、X(旧Twitter)やYouTubeを活用し、理療教育を必要としている全国の方々へ、所沢センターとしての強みや特徴的な取組を積極的に発信していく。

 また、令和6年度は、現在の利用者が当センターを利用するに至った経緯などを確認し、関係機関との連絡を密に取りながら、訪問による利用者募集活動にも積極的に取り組んでいく。

 3.利用者支援の充実

 教育活動については、特別指導教官を中心として、学習に困難を来しそうな利用者の把握とその状況確認、最適な個別支援内容の検討等を行い、支援の実施に当たっては、他の教官とともに組織的に対応するよう努めていく。

 また、令和6年度は、これまで行ってきた支援内容等を文書化し、「学習者支援プログラム」として情報発信することとしており、今後も、あはき師国家試験の合格率の維持・向上と、利用者が自主的に選択し希望する就労の実現に向け、利用者支援のさらなる充実に取り組んでいく。

理療教育課