高次脳機能障害の障害特性に応じた支援者養成研修カリキュラム及びテキストの開発のための研究

研究代表者 深津玲子

研究の目的

 高次脳機能障害の支援については、障害福祉制度の整備は進んだが、現場の支援者には未経験な者も多く、同障害の特性に応じた支援が十分行われているとは言えない。この課題に対応するため、平成30、令和元年度厚生労働科学研究費補助金を用いて「高次脳機能障害の障害特性に応じた障害福祉サービスにおける支援ガイドライン」を開発した。また支援の実態調査及び分析を行い、障害福祉サービス現場の支援者養成が喫緊の課題であることが明らかとなった。

 これらの結果に基づき、高次脳機能障害者に対する支援者養成研修のカリキュラムおよびテキストを開発し、同障害者への適切な支援につなげることを目的とした研究を実施した。高次脳機能障害に対応可能な支援者を増やすことで、同障害者が住み慣れた地域で生活を営める体制整備の推進を図るものである。

結論とこれからの課題

 高次脳機能障害の障害特性に応じた支援者養成研修カリキュラム及びテキストを開発し公表した。今後、自治体・支援拠点機関等で開催する研修に活用してもらい、高次脳機能障害支援の普及・均てん化の一助とする。
 研究報告書は、厚生労働科学研究成果データベースに掲載されている。