介護・リハビリのための装着型ロボットの展示・デモ・体験会
開催趣旨: 人の運動機能の拡張・回復を支援する装着型ロボットに多くの人が触れること,開発者が技術の新たな展開の機会を得ることにあります.
場所: 国立障害者リハビリテーションセンター 障害者ライフモデルルーム
日時: 2012年11月13日(火) 11:00〜16:30
2012年11月14日(水) 10:00〜16:00
参加者: どなたでも自由に参加できます(事前受付不要)
参加費: 無料
問い合わせ:研究所,障害工学研究部,尾形邦裕 ( ogata-kunihiro@rehab.go.jp )
出展企業・大学研究室
・トヨタ自動車 パートナーロボット部 「自立歩行アシスト」【デモあり】
わかりやすい操作系・座ったままでの簡単な装着・負担の少ないインナー形状・重量という特徴を持ち、各種センサから人の「歩行意図」を推定することでより自然で安心な膝曲げ歩行を実現しています。
URL: http://www.toyota.co.jp/jpn/tech/partner_robot/family.html
・本田技術研究所 基礎技術研究センター 「リズム歩行アシスト」【体験あり】
股関節に取り付けたモータが脚の振り出しや振り切りのタイミングを調整することで歩行のアシストを実現します。これによって片麻痺患者や虚弱高齢者の方々の活動範囲を広げ、自立した生活の支援を行います。
URL: http://www.honda.co.jp/robotics/rhythm/
・東京理科大学 小林研究室 「腰補助用マッスルスーツ®」「アクティブ歩行器」【体験あり】
「腰補助用マッスルスーツ®」
腰補助用マッスルスーツ®は腰の動作を補助することで本体重量4kgに対して30kgの補助力を得ることができます。また、呼気・加速度・スイッチなど多様な操作、防水・防塵機能により浴室での介助も可能であり、多様な場面での利用が可能です。
「アクティブ歩行器」
車椅子型の歩行器で,どんな人でも,転倒の心配なく,正しい姿勢で歩行可能です。車椅子に座って装着し,モータにより起立後,マッスルスーツ®と同様に人工筋肉の力で歩行が可能になります。
URL: http://kobalab.com/
・神奈川工科大学 山本研究室 「パワーアシストスーツ」「パワーアシストハンド」【体験あり】
「パワーアシストスーツ」
マスタースレーブ一体システムによって動きやすさと安全性を兼ね備えたパワーアシストスーツ。エアバッグをアクチュエータに利用することで柔らかなアシストを可能にしています。
「パワーアシストハンド」
樹脂製ベローズをアクチュエータとして用い、自然な指の関節運動を柔らかくアシストする。脳卒中や脳外傷による手指の関節拘縮予防やリハビリに利用することができます。
問合せ先:神奈川工科大学 ロボット・メカトロニクス学科 山本圭治郎
TEL: 046-291-3149
E-mail: yamakei@rm.kanagawa-it.ac.jp
・山梨大学 寺田研究室 「歩行リハビリテーション支援システム」(KAI-R:Knee Assistive Instruments for Rehabilitation)【デモあり】
人の膝が持つロールバック運動に対応した機構を持つことで、より人に近い膝運動のアシストにより歩行リハビリテーションにおける支援を行う装置です。また、装着後すぐに動作支援が可能という特徴を持ちます。
問合せ先: 山梨大学大学院医学工学総合研究部 (工学部情報メカトロニクス工学科)寺田 英嗣
E-mail: terada_scara_mss@yamanashi.ac.jp
・三重大学 矢野研究室「上肢動作支援ロボット(アクティブギプス)」【ビラのみ】
コンパクトでありながら力覚信号や生体信号を装着者の症状に合わせて使い分けることで、適切な上肢の運動支援を可能にする機器です。専用の装具を用いることでズレなく装着者にフィットします。
問合せ先:三重大学工学部機械工学科 メカトロニクス研究室 矢野賢一
E-mail: yanolab@robot.mach.mie-u.ac.jp
URL: http://www.robot.mach.mie-u.ac.jp/
注) 当日の機器の調子によってはデモ・体験が難しく,予定が変わることがありますので,予めご了承下さい.
開催主催: 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 障害工学研究部
担当: 尾形邦裕
医療福祉専門者向け
場所: 国立障害者リハビリテーションセンター 学院講堂
日時: 2012年11月13日(火) 18:00〜19:30
受付窓口: 圏央所沢病院 杉浦恵介 sugiura@ken-o-tokorozawa-hosp.com
国立障害者リハビリテーションセンター病院 リハビリテーション部 岩崎洋
(なお医療福祉専門者向けの会では受付必須です。受付はパソコンメールアドレスからのみとなります)