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2026年度 研究所オープンハウス

 しょうかいする ものの せつめいを のせた ページです。

※開さい場所など、くわしいことは、2026年度 研究所オープンハウスのトップページ(いつ・どこで)を見てください。

展示室A

感覚のはたらき・コミュニケーション

こどもの どもりが なぜ おこるかを しらべる 研究

感覚機能系障害研究部  酒井 奈緒美

 どもりには、ことばを くりかえすこと、のばすこと、声が でない 3つの症状が あります。 これは「ことばの ながれ」の 問題です。 おおくの 場合、どもりは ちいさい こどもの ときに はじまります。 ちいさい こどもは、まだ さまざまな 能力が じゅうぶんに そだっていません。 それなのに、むずかしい 内容を、むずかしい ことばを つかって、はやく はなそうと します。 このように、もっている 力いじょうの はなしかたを しようとして、どもりが おきやすくなる という 説が あります。 これを 「要求-能力説」と いいます。 わたしたちは、この 説を 数字をつかって しらべようと しています。 そのため、こどもが もっている いろいろな力と、おとなの やりとり(コミュニケーション)を しらべています。

 

見えにくくなるのをふせぐための研究

感覚機能系障害研究部 峯岸 ゆり子

 目のなかにある「網膜」には、ひかりといろをかんじるだいじな細胞があります。細胞がきちんとはたらかなくなり、もとにもどらなくなることを「変性」とよびます。「網膜が変性する」と見えにくくなります。 わたしたちはモデル動物といういきものをつかって網膜が変性するしくみについてくわしくしらべ、見えにくくなるのをふせぐ方法をみつけるための研究をしています。

 

日本手話で 情報を 伝えるための 研究

感覚機能系障害研究部 高嶋 由布子

 日本手話で 情報を 伝える には、動画が 重要です。 この10年で、動画を つかうことが 簡単に なりました。 いまでは、ふつうの 人も たくさん つかっています。 この 動画を つかって、どんな 情報の 伝えかたが できるかを しらべています。 映像で 手話を 翻訳する やりかたについても しらべています。 

 

ろう・難聴児が 手話を おぼえる ための 研究

感覚機能系障害研究部 高嶋 由布子

 耳が 聞こえない、聞こえにくい ろう・難聴児の おおくは、手話を つかわない 聞こえる おやの ところに うまれます。 この子どもたちが 手話を おぼえる ためには、どんな 環境が 必要かを しらべています。 また、どんな ときに 手話が たいせつに なるのかも しらべています。

 

ピクトグラムは 新しい意味を 伝えられる?

感覚機能系障害研究部 西村 綾夏

 ピクトグラムは、絵で 意味を 伝える しるしです。 でも、同じ絵を 見ても、 人によって ちがう意味に 見えることがあります。 この研究では、「カームダウン・クールダウン」の ピクトグラムを 調べます。 カームダウン・クールダウンは、 音や 光、人が 多い場所を さけて、 気持ちを 落ち着けることです。 どんな絵なら、意味が わかりやすいのでしょうか。 文字で 説明すると、 もっと わかりやすくなるのでしょうか。 しるしを 置く場所でも、 わかり方は 変わるのでしょうか。 そのしくみを 調べています。

 

運動のはたらき1(のうそっ中)

脳卒中をなおす あたらしい方法の 研究

運動機能系障害研究部 前川 貴郊 山崎 綾子

 脳卒中になると、からだが うごかしにくくなります。 そのため、リハビリテーション(=うごくれんしゅう)が ひつようとなります。 でも、時間が たつと、リハビリテーションをしても からだが うごかしにくいままで なおりません。 そこで わたしたちは、リハビリテーションと いっしょに つかえる あたらしい なおし方を しらべています。

 

医療的ケア児(いりょうの手だすけが いつもひつような 子ども)

毎日、医療の手助けがいる子どもと家ぞくが、地いきで安心してくらすためのけんきゅう 

障害福祉研究部 小田島 朋

 医療の手助けがいる子どもは、毎日のくらしの中で、病気のための手助けが必要です。 病院を出たあと、多くの子は、医療の道具を使いながら家でくらします。 家に来て手助けをしてくれる人もいます。 そのためには、いろいろな手つづきがいります。 子どもが学校に行くための手つづきもあります。 これらの手つづきを手伝う人を「医療的ケア児コーディネーター」といいます。 コーディネーターは、子どもと家ぞくを手伝う人です。 2018年から、全国でこの人を育て、置く取り組みが始まりました。 国のしらべでは、半分より多くの人が、「十分に活動できていない」と答えています。 このけんきゅうでは、コーディネーターがもっと活動しやすくなるための方法を考えます。

 

展示室B

運動のはたらき2(くんれんの 道具・シミュレーター)

くるまを うんてんするときの 目と 頭の うごきを はかる きかい

運動機能系障害研究部 河島 則天

 のうの 病気の人が くるまを うんてんするための きかいです。  ほんものの きかいを 見ることが できます。  目や 頭の うごきを はかります。  それで あぶない うんてんか あんぜんな うんてんか たしかめます。

 

せっていを かんたんに かえられる くるまいす

 運動機能系障害研究部 河島 則天

 人の 体に あわせて 車いすを ととのえる きかいです。  ほんものの 車いすを 見ることが できます。  車いすに のって しせいを はかる たいけんが できます。

 

立っているときの しせいを はかる きかい

運動機能系障害研究部 河島 則天

 立っているときの 体の ゆれを はかります。  ゆれに あわせて ゆかが うごきます。  その うごきで、立ち方を ととのえます。  立つことが できない人のための、リハビリに つかう きかいです。  ほんものの きかいを たいけんすることが できます。

 

歩くときの しせいを はかる ロボット

運動機能系障害研究部 河島 則天

 歩くときの 体の 動きを はかる きかいです。  かんせつの うごきを はかります。  ほんものの きかいを 見ることが できます。

 

歩けない人が 歩くための どうぐを つくる

運動機能系障害研究部 河島 則天

 足の うごきが まひした人の ための どうぐです。  立つことや 歩くことを たすけます。  おとな用と こども用の そうぐ(体が ふじゆうな人を たすける どうぐ)を つくっています。  ほんものの そうぐを 見ることが できます。  どうがで しょうかいします。

 

スポーツをチェックする・ささえる

しょうがい者のための スポーツを ささえる

運動機能系障害研究部 河島 則天

 しょうがい者のための スポーツの 車いすや どうぐを しょうかいします。  せんしゅの うごきを どのように はかるかを しょうかいします。

 

展示室C

しょうがいがある 人をたすける道具1(手や足などが 不自由な人1ほか)

ハンドルで運転する電動車いすの運転をしらべるしくみ

福祉機器開発部 原口 直登

 ハンドルで運転する電動車いすは、体を動かしにくいお年よりや、しょうがいのある人のいどうや外出をたすける車です。今は、いろいろなしゅるいの車が作られています。一方で、使う人がふえるにつれて、世界の国々でじこがふえているといわれています。安全に使うことが大切です。この研究では、運転しているときのようすを見て、その人の運転の力をしらべるしくみを作っています。このしくみを使うと、安全な運転のしかたをれんしゅうしたり、その人に合う車をえらんだりする手だすけができます。これにより、ハンドルで運転する電動車いすを、もっと安全に使えるようにすることをめざしています。

 

義肢装具の試験評価

福祉機器開発部 石渡 利奈

 義肢とは、体の 一部を 失った人が、生活を しやすくするために 使う 道具です。 たとえば、足を 失った人が 使う 義足や、手を 失った人が 使う 義手などが あります。 装具とは、体の 一部に しょうがいがある人が、生活を しやすくするために 使う 道具です。 たとえば、足や 手が うまく 動かないときに、動きを 助けるために 使います。 装具は、体に ぴったり 合うように 作られ、体の 一部を ささえたり、動きを 助けたりします。 これらの 義肢や 装具を 安全に 使えるように するための 試験方法を 調べています。 たとえば、実際の 試験をしたり、壊れた 装具の データを 集めて 調べたり しています。 試験には、強い力を かけられても こわれないか 調べる 強度試験や、長い間 使っても 大丈夫かを 調べる 繰り返し耐久性試験などが あります。

 

首の中のしんけいをきずつけた人の体調をたすける研究

福祉機器開発部 高嶋 淳

 この研究は、首の中のしんけいをきずつけた人をたいしょうにしています。 その人の体調を知ることを、たすけるための研究です。 首の中には、「けいずい」という大切なしんけいが通っています。 けいずいをきずつけると、きずついたところより下の体を動かしにくくなることがあります。 また、さわった時の感じが分かりにくくなることがあります。 そのため、体のぐあいがわるくなっても、気づきにくいことがあります。 そこで、毎日、体のようすをかんたんにはかります。 そのきろくから、体調のかわり方が分かるかを研究しています。

 

高次脳機能障害のある方の生活をたすけるアプリの研究

福祉機器開発部 川崎 めぐみ

 こうじのうきのうしょうがいは、びょうきやけがのあとにおこります。おぼえることや、考えることがむずかしくなります。人に話すことなどがむずかしくなる人もいます。スマートフォンのアプリは、おぼえることをたすけます。人に話すことなどを、たすけるアプリもあります。このけんきゅうでは、一人ひとりに合うアプリを、どのようにえらぶかをしらべています。アプリを使うとき、何がむずかしいかもしらべています。

 

展示室D

発たつしょうがい・頭のはたらき(ものごとの しくみを しらべる きそ研究)

発達にとくちょうがある人は、顔の表情をどう感じるか

脳機能系障害研究部 Kevin Widjaja(ケビン・ウィジャヤ)

 人とのやりとりや、ものの感じ方にとくちょうがある人がいます。ASDの人もその一つです。ASDの人は、人とのやりとりがむずかしいことがあります。また、同じことをくり返したり、すきなことに強いきょうみをもったりすることがあります。 ASDの人は、見る、聞く、さわるなどの感じ方が、ほかの人とちがうことがあります。このちがいが、人とのやりとりのむずかしさとつながっているかもしれません。 このけんきゅうでは、ASDの人と、そうではない人が、顔の表情のかわり方をどのように感じるのかをしらべています。

 

音の聞こえ方のこまりごとをへらすけんきゅう

脳機能系障害研究部 和田 真

 ASDの人は、音でこまることがあります。 とくに、音を強く感じる人が多くいます。 たとえば、まわりの人が気にならない音でも、うるさく感じることがあります。 音がつらく感じることもあります。 気になる音は、人によってちがいます。 生活する場所によってもかわります。 そこで、一人ひとりに合わせて音をかえる「デジタル耳せん」を作っています。 音によるこまりごとをへらすことを目ざしています。

 

道具を使うときのむずかしさをしらべる

脳機能系障害研究部 花島 諒

 ASDなど、発達にとくちょうがある人についてしらべています。 ものの感じ方や考え方に、とくちょうがあります。 体の動かし方にも、とくちょうがあります。 ASDの人は、道具を使うことがむずかしい場合があります。 たとえば、はしの先がどこにあるのか、わかりにくいことがあります。 道具を上手に使うには、道具を体の一部のように感じることが大切です。 道具がどこにあるのかを知ることも大切です。 このけんきゅうでは、コンピューターで作った空間を使います。 その中で体を動かします。 そして、道具を使うときのとくちょうをしらべます。

 

ASDの人の音の聞こえ方をしらべる

脳機能系障害研究部 和田 真

 ASDの人の多くは、音や光などの感じ方に、こまりごとがあります。 とくに、音の聞こえ方でこまる人が多くいます。 そこで、ASDの人が音をどのように聞いているのかをしらべています。 音が聞こえる時間や場所についても、くわしくしらべています。 たとえば、右と左の耳に聞こえる音を少しずつかえます。 音の大きさをかえることがあります。 音が聞こえる時間をずらすこともあります。 このようなテストから、ASDの人の音の聞こえ方のとくちょうをしらべています。

 

しょうがいがある 人をたすける道具2(手や足などが 不自由な人2)

顔の動きでスイッチを動かすしくみ

福祉機器開発部 伊藤 和幸

この研究について

 私たちは、いろいろなきかいを使うとき、ボタンなどのスイッチをおします。たとえば、へやの電気をつけたり、けしたりするときは、電気のスイッチをおします。スマートフォンやタブレットを使うときも、画面をゆびでさわったり、横に動かしたりするなどのそうさがひつようです。

 ALSなどの病気で、じぶんで動かせる体の部分が少なくなった人は、ふつうのスイッチをおすことがむずかしくなることがあります。そこで、目や頭、口の動きを見つけて、スイッチを動かすしくみを作ります。

 たとえば、右や左を見る、目をとじる、頭を右や左に向ける、口を開ける、口をとじるなどの動きを見つけます。そして、その動きをスイッチをおすかわりのそうさとして使います。

顔の中の目じるしから、見ている方向や顔の向きを知る

 近年、カメラを使って、目や顔の動きをさわらずに見つける技術が進んでいます。この技術を使うと、目や顔の動きを、きかいを動かすための入力として使うことができます。

 Googleが作った「MediaPipe Face LandMarker」を使うと、顔の中にある478か所の目じるしを見つけることができます。これらの目じるしには、目の中心、鼻の先、目じり、目頭などがあります。

 たとえば、目がどちらを見ているかを知るときは、顔の中の目じるしをもとにして、目の中心がどのくらい動いたかを見ます。目の中心が大きく動いたときは左を見ている、小さく動いたときは右を見ている、というように判断します。

 また、目や口が開いているか、とじているかを知ることもできます。目頭と目じり、または口のはしの位置を使って、開きぐあいをはかります。そして、決めた大きさをこえたときに、目や口が開いた、またはとじたと判断します。

モデルルームで体けんできるもの

 実際の生活では、よびりんや家電のリモコンなどにつないだり、パソコンやゲームを動かしたりできるようにします。そのために、きかいを動かすためのしくみを作ります。

 今回は、モデルルームで楽しく体けんしてもらえるようなしくみを展示しています。

 おすボタンのスイッチをおさなくても、目や口を動かしたり、頭を動かしたりすると、スイッチが入ります。そして、ピンボールを動かしたり、ボッチャのボールを投げたりすることができます。

 

義手・義足の現在

義肢装具技術研究部

 義肢装具技術研究部では、義手や義足を作ったり直したりするための技術を研究しています。実際に作られている義手や義足を展示します。

 

筋電義手・能動義手体験会

義肢装具技術研究部

 モーターで動く筋電義手と、ワイヤーで動く能動義手を体験できます。

※体験できる時間は次のとおりです。希望する人が全員参加できるとは限りません。ご理解ください。

  1. 10時30分から 11時15分まで
  2. 11時30分から 12時15分まで
  3. 12時30分から 13時15分まで
  4. 13時30分から 14時15分まで
  5. 14時30分から 15時15分まで

 

脳の はたらきを つかって、機械を うごかしたり、ほかの ひとと はなす ことを たすけたり する 技術

脳機能系障害研究部 高野 弘二

 脳の はたらきを つかって、機械を うごかしたり、ほかの ひとと はなす ことを たすけたり する 技術が あります。 この 技術を 「ブレイン・マシン・インターフェイス」や 「ブレイン・コンピュータ・インターフェイス」と いいます。 国立障害者リハビリテーションセンター研究所では、この 技術を つかって、あたらしい 機械を つくって います。 この 機械は、おもい 病気や けがの ために、からだを うごかして きもちを つたえる ことが むずかしい ひとの ための ものです。 この 機械を つかうには、「脳波計」が 必要です。脳波計は、脳から でる とても ちいさな 電気を はかる 機械です。 みなさんに ずっと つかって もらう ために、ことしは やすい ねだんで つくれる 脳波計を つくりました。 ここで、その 脳波計を みて もらう ことが できます。

 

展示室E

しょうがいがある 人をたすける道具3(頭のはたらき)

ロボットを使って、ものわすれのあるお年よりを、ご近所の人たちがささえるしくみづくり

福祉機器開発部 間宮 郁子

 ものわすれがある人や、MCIのある人(ときどき、ものわすれが見られる人)では、新しいことをおぼえにくくなります。また、日にちやよていに、自信が持てないこともあります。そのため、一人でくらすことがむずかしくなる人がいます。 こうした人の中には、かいごや病院と、つながっていない人も多くいます。 私たちは、お年よりが多い伊豆市土肥地区で、しくみを作りました。ご近所の人が、ロボットを使って、こうした人に声をかけます。 ロボットのできること、ご近所の人ができること、お年よりがよろこぶことを、みんなで話しあいました。どんな時に使うと良いか、どんな声かけをするとよろこぶか、ご近所の人たちはよく知っています。そして、お年よりに声をかけるしくみができました。 つぎに、一日ずっと、おうちで過ごしているお年よりに、6か月使ってもらいました。そのけっか、さびしい気もちや、ご近所とのつながりに、とてもよい変化がありました。 それから、住民の会の人たちと、このしくみを続けていく準備をしました。2026年から、本当に住民の人たちが、ロボットを使って、お年よりをささえています。 この取り組みの歩みと、参加した人の声を、動画とパネルで紹介します。

 

おぼえることや生活をたすけるどうぐの研究

福祉機器開発部 川崎 めぐみ

 おぼえることや 生活を たすける どうぐを 約80点しょうかいしています。 予定や くすり、見まもりなどに やくだつ どうぐです。 じっさいに さわって、つかうことが できます。 この けんきゅうでは、一人ひとりに あった どうぐや、つかう人を ささえる しくみを しらべています。

 

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