教官紹介

木村 晴美(きむら はるみ)

木村 晴美(きむら はるみ)

ろう者 山口県出身

担当科目:手話実技(文法)、手話通訳実技(日本語⇒手話)、聴覚障害者の社会(ろう社会、ろう文化)、聴覚障害者の福祉

趣味:グルメ、ダイエット

著書:『改訂新版 はじめての手話―初歩からやさしく学べる手話の本』(共著)『日本手話とろう文化―ろう者はストレンジャー』『ろう者の世界―続・日本手話とろう文化』『日本手話と日本語対応手話(手指日本語)―間にある「深い谷」』『ろう者が見る夢―続々・日本手話とろう文化』『手話通訳者になろう』

その他:「NHK手話ニュース845」手話キャスター(木曜日担当)

江原こう平

江原 こう平(えはら こうへい)

聴者 東京都出身

担当科目:手話通訳実技(手話⇒日本語、模擬通訳)、通訳基礎トレーニング(言語)、手話通訳論

趣味:テニス、旅行

その他:東京都手話通訳問題研究会・運営委員、東京手話通訳等派遣センター・元職員

野口岳史

野口 岳史(のぐち たけし)

ろう者 横浜市出身

担当科目:手話実技(基本会話、ストラテジー)、手話通訳実技(日本語⇒手話)、応用言語学(手話教授法)

趣味:サッカー

著書:『DVDでよくわかる基本の手話―すぐに使える会話と表現』

その他:「NHK手話ニュース845」手話キャスター(金曜日担当)

川口 千佳(かわぐち ちか)

川口 千佳(かわぐち ちか)

聴者 神奈川県出身

担当科目:手話通訳実技(手話⇒日本語)、通訳基礎トレーニング(知識)、現代社会、コンピューターリテラシー

趣味:舞台・ミュージカル鑑賞

その他:当学科卒業生

施設紹介

学院全景/5階から見た富士山

学科フロア

国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)の広大な敷地の一角に建つ学院棟(6階建て)の5階にあります。晴れた日には富士山やスカイツリーを望むことができます。夕立が降れば、大きな虹がかかることもあります。センター敷地内は緑も多く、桜、新緑、紅葉、雪景色と、四季折々の景色が心を癒してくれます。

個別学習室

手話は「見る言語」であり、教材は動画の形をとります。かつて動画教材といえば、ビデオテープでした。その後、それがDVDに置き換わり、さらに現在では、動画サーバーやインターネット上に大量のデータを蓄積し、パソコンを通じて視聴するようになりました。情報技術がめまぐるしく進展する中で、当学科ではつねに最新の設備を整えるようにしています。(学生は夜22時まで使用することができます。)

個別学習室
教官室

教官室

学生にとっては、「ろう者と聴者がともに働く現場」のモデルでもあります。教官室前の廊下の通り方、入室の仕方、先生の呼び方、先生と話をする時の立ち位置。それらすべてが「ろう文化」を学ぶ機会となります。

その他

教室×2、通訳演習室、スタジオ、教材作成室、学生控室があります。

おもな行事

入学式

入学式

学院講堂での入学式(写真は在校生による「歓迎のことば」)。舞台上で通訳するのは3月に卒業したばかりの先輩。新入生は2年後の自分たちの姿を思い描きます。

身体表現発表会

身体表現発表会

「身体表現」の授業のひとつ、「インド舞踊」では、授業の最後に本格的な発表会を行います。カラダを解放すること、舞台度胸をつけること、そして仲間と息を合わせることを学びます。

卒業研究発表会

卒業研究発表会

当学科の卒業研究は、語学教育のアプローチのひとつである「プロジェクトワーク」の一環として行われます。その締めくくりは100人以上の聴衆を前に手話で発表する「卒業研究発表会」。企画、運営から進行、発表、終了後の聴衆へのインタビューまで、学生全員で発表会を作り上げます。

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卒業式

卒業式

卒業証書授与式。手話通訳は「見られる」存在。2年間で身につけてきた堂々とした立ち居振る舞いを見せる卒業生たち。舞台上で通訳するのは、卒後指導プログラムを受けてきた特定研修生。彼らにとっても、この日は「二回目の卒業式」です。