令和元年度学校関係者評価結果に対する取組(理療教育課)

 

1.統合ネットワークの活用を含めた業務の効率化への対応について

 評価項目7(パソコンや情報共有サーバー等の利活用による業務の効率化)について、令和4年度から導入予定の次期省内LAN(統合ネットワーク)システムの構築のための仕様書の作成に向けて、教官を対象としたパソコンの利活用状況に関する実態調査等を改めて実施し、当課担当主任を中心として現状の確認及び改善に向けた課題の抽出と対策についての検討を情報システム課や施設管理室と行い、要望書を本省関係部局へ提出した。これに基づいた関係者とのヒアリング及び現地調査を7月に実施し、パソコン本体や音声ソフトの利便性の改善に向けた協議を実施し、視覚障害ユーザー等の業務環境の改善及び業務の効率化に向けて引き続き協議を重ねることとしている。

2.新型コロナウイルス感染症対策及びリモート授業等の新たな対応について

 新型コロナウイルス感染症対策として、授業開始時期を約1か月遅らせるとともに、授業開始後は、授業形態に沿った対応指針の策定及び授業内容の見直し、ソーシャルディスタンスを考慮した座席の配置、関係者の毎日の検温や健康状態の確認、教官のマスク及びフェイスシールドの着用、徹底した手洗い、換気、消毒を実施するとともに、臨床実習においては、施術者としての技術力向上と地域へのあはき振興のため、9月から外来患者を受け入れる予定で準備を進めている。また、今年度の年間行事についての対応方針を取りまとめた。

 さらに、オンライン教育検討会を立ち上げ、利用者全員を対象としたネット環境調査を実施し、この結果等を参考に障害特性に配慮したリモート(オンライン)授業の実施に向けた具体的なソフトの選定及び検証、教官研修を実施している。