知的・発達障害者のすこやかシリーズ

 独立行政法人 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園 発行

1健康診断 

 「健康診断は、どうして必要なの?」ということから、「障害のある人が、健康診断を受ける方法」や「健康な生活を送るために大切な3つのこと」など、健康診断を受ける機会が少ない知的・発達障害者の健康づくりにお役立ていただきたい一冊です。

2生活習慣病予防

 よく耳にする生活習慣病。食事、運動、睡眠など、日々の生活が関係している病です。生活習慣病とは何か、その原因や予防、生活習慣病を要因とする大きな疾患など、実際のエピソードなどを交えて分かりやすく説明しています。毎日の積み重ねだからこそ、正しい知識と適切で無理のない予防が大切です。知的・発達障害者のすこやかシーズ1「健康診断」とあわせて、知的・発達障害者の元気で充実した健康生活つくりにお役立ていただきたい一冊です。

3食と口腔衛生

ご家族や生活支援員等の支援者は、日常の支援において、食べることや口腔衛生に関する不安を抱えているといわれています。「すこやかシリーズ03食と口腔衛生」では、実践経験豊かな多職種の専門家が、食や口の中の衛生の考え方や工夫の仕方について解りやすく解説しています。

 ※詳細については、こちらの有償刊行物注文書(PDF:1MB)をご覧ください。

各種ガイドブック・マニュアル

ICT機器活用の教え方・使い方に関するマニュアル(PDF:740KB)

 本マニュアルは、ICT 機器活用の教え方と使い方について、国立障害者リハビリテー ションセンターの職員が、障害のある方の訓練・研究・臨床の現場にて培われた知見の 一端をまとめたものです。第1巻:視覚障害者編、第2巻:上肢運動機能障害者編、第3編:高次脳機能障害及びその関連障害のある人編、そして第4巻:発達障害児者編の4巻構成となっています。第4巻では、発達障害のある方への支援をしている病院の医療従事者が、発達障害の ある方の学習、コミュニケーションや生活を支援する手段として ICT 機器をどのように 活用できるかを、主に支援者向けに紹介しています。(国立障害者リハビリテーションセンター、令和4年3月)

発達障害児者の初診待機等の医療的な課題と対応に関する調査

 令和元年度厚生労働省障害総合福祉推進事業として国立大学法人信州大学が作成した調査報告書です。本事業は、発達障害児者の初診待機をはじめとする医療の課題について問題点と要因を整理し、全国の実態を把握するとともに、改善に向けた取り組みの方向性について調査された資料です。
(国立大学法人 信州大学、令和2年3月)

かかりつけ医等発達障害対応力向上研修テキスト 

 本資料は、厚生労働省の障害者対策総合研究事業として平成28年度より都道府県・指定都市において開催された「かかりつけ医等発達障害対応力向上研修」事業の、研修の講師となる方に向けて作成された資料です。
(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所、平成30年3月)

成人期発達障害者のためのデイケア・プログラム

 本調査は、厚生労働省「平成26年度障害者総合福祉推進事業」の助成を受けて行われました。成人の自閉スペクトラム症(障害)を対象とするデイケア(ショートケア)プログラムのパッケージ化を実現し、それを全国レベルで複数の機関で実施することにより、支援効果と支援効率について検証しました。その検証をもとに、「発達障害専門プログラム」のプログラムマニュアルおよびワークブックを作成しました。
(学校法人 昭和大学、平成27年3月)

障害を抱え特別な支援が必要な子どもと、その家族のための緊急時対応準備マニュアル

 障害や特別な健康上の問題に対してケアが必要な子供(0-21歳)を抱える両親や保護者が、災害や救急時に直面するであろう、驚きや混乱に備えて計画を立てる際に手助けになればと作成されました。
 災害時の発達障害児・者支援についての「災害時の支援に役立つ資料」へも掲載しています。
(独立行政法人 国立国際医療研究センター、平成26年9月)

「成人期発達障害支援のニーズ調査報告書」(PDF:1.41MB)

 本調査は、平成25年度厚生労働省障害者総合福祉推進事業の助成を受けて行われました。発達障害のあるご本人やそのご家族、支援を行っている医療機関や行政からのニーズ調査を実施し、より効果的かつ効率的な支援手法の構築を目指し、発達障害によって苦しまれている方の助けになることを目的としています。
(昭和大学付属烏山病院、平成26年3月)

発達障害の人たちの支援に関わる専門家のための研修テキスト

 平成24年度厚生労働省障害総合福祉推進事業として山梨県立こころの発達総合支援センターが作成した研修テキストです。発達障害のある人たちの支援に関わる専門家の養成を目的として、実践的知識をまとめてあります。
(山梨県立こころの発達総合支援センター、平成25年3月)

発達障害児者支援とアセスメントに関するガイドライン(PDF:17.72MB)

 平成24年度厚生労働省障害総合福祉推進事業として特定非営利活動法人アスペ・エルデの会が作成したガイドラインです。標準化されたアセスメントツールの普及のために作成されました。発達障害領域でよく使用されるアセスメントツールや、その活用の仕方、事例について紹介しています。
(特定非営利活動法人 アスペ・エルデの会、平成25年3月)

ひきこもり支援者読本

 ひきこもりの方を支援している民間支援団体・地方公共団体の相談機関の方、当事者やその家族、あるいはひきこもり問題に関心をお持ちの一般の方を対象として書かれた読本です。ひきこもりの精神心理や利用可能な制度・機関、将来に向けた備えなどが紹介されています。
(内閣府子ども若者・子育て施策総合推進室、平成23年7月)

青年期・成人期の発達障害者へのネットワーク支援に関するガイドライン(PDF:1.2MB)

 青年期・成人期の発達障害ケースに対するネットワーク支援の方法論を示し、医療、福祉、保健、教育、司法、矯正などの分野で活用していただくことを目的としたガイドラインが作成されました。対象は高校生以上で、知的障害を伴わない、いわゆる高機能群の発達障害者を想定しています。
(厚生労働省、平成23年5月)

ライフステージに応じた自閉症スペクトラム者に対する支援のための手引き

 厚生労働科学研究費補助金 障害保健福祉総合研究事業で行われた「ライフステージに応じた広汎性発達障害者に対する支援のあり方に関する研究」の研究成果を、医療・福祉・教育場面で広く活用できるようにまとめられた手引き集です。自閉症スペクトラムについて、ライフステージ別の行動の特徴、およびライフステージに応じた自閉症スペクトラム者に対する支援のあり方が紹介されています。
(独立行政法人 国立精神・神経センター精神保健研究所、平成22年3月)

 総合研究報告書 分割版1(1.5MB)
 総合研究報告書 分割版2(1.1MB)
 総合研究報告書 分割版​​​​​​​3(56.0KB)

ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン(PDF:834KB)

 「ひきこもり」への支援を行う際の標準的な指針を提供することを目的として、平成19年度から平成21年度に取り組まれた研究をもとに、「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」が作成されました。このガイドラインのなかでは、気分障害や統合失調症、発達障害等が引きこもりの背景にないかどうかを早期に判断することが、適切な支援の計画にとって非常に重要であると説明されています。
(厚生労働省、平成22年3月)

子どもの心の診療に関するテキスト

 子どもの心の診療に携わる小児科医および精神科医向けのテキストです。「一般小児科医のための子どもの心の診療テキスト」、「一般精神科医のための子どもの心の診療テキスト」、「子どもの心の診療医の専門研修テキスト」の3種類のテキストがあります。
(厚生労働省、平成20年3月)

「発達障害の人たちをよろしくお願いします」パンフレット(PDF:1.7MB)

 自閉症など発達障害のある人が、地域のかかりつけ医で診察を受けるとき、ご利用いただける診療パンフレットです。診察場面でできる具体的な対応の工夫が写真や絵で紹介されています。
(特定非営利活動法人PandA-J、平成20年3月)

「軽度発達障害児に対する気づきと支援のマニュアル」

 「軽度発達障害児の発見と対応システムおよびそのマニュアル開発に関する研究」に基づいたマニュアルです。実践活動の中で得られた創意工夫や知恵がふんだんに盛り込まれています。
注)「軽度発達障害児」は、現在は発達障害者支援法に規定される障害範囲を指しています。
(厚生労働省、平成18年10月)