障害者自立支援調査研究データベース

 平成18年度から平成20年度までの障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)の研究成果を参照できるデータベースです。
 厚生労働省 平成21年度障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)『障害者自立支援調査研究プロジェクトの研究成果の活用に関する調査研究事業』の一環として作成されました。

データベース:http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/jiritsu/suisin-h21/index.html

文部科学省及び日本学術振興会が交付する科学研究費補助金により行われた研究

科学研究費補助金データベース

採択課題と実績報告のほか成果概要を参照できるデータベースです。

データベース:http://kaken.nii.ac.jp/
サービスの概要:https://support.nii.ac.jp/ja/kaken

国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センターの研究

養育者支援によって子どもの虐待を低減するシステムの構築

 職域や領域にかかわらず「マルトリートメント(大人から子どもに対する避けたいかかわり:マルトリ)」の概念を理解し、予防に取り組むことを目指して、研究成果にもとづく資材を開発しました。(国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター、令和3年5月)

エビデンスに基づいて保護者とともに取り組む発達障害児の早期療育モデルの実装

    国際的に効果が実証されている応用行動分析(Applied behavior analysis; ABA)の技法を用いた早期療育プログラムを、ペアレントトレーニングによって保護者をエンパワーメントしていくシステムと組み合わせて、自治体の療育センターや民間児童発達支援事業所、保育やリハビリテーションの現場に実装し、その効果を評価することに取り組みました。(国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター、令和3年5月)

アプリを活用した発達障害青年成人の生活支援モデルの 確立

 発達障害等の成人当事者が支援を受けながら地域社会の中で暮らせる仕組みが求められています。彼らの日常生活や余暇に仲間とつながることをサポートするアプリを開発しました。(国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター、平成29年9月)

発達障害者の特性別評価法(MSPA)の医療・教育・社会現場への普及と活用

   発達特性の要支援度を多面的に示す評価法を用いて、ライフステージごとの評価支援マニュアルの策定、定期的な講習会による専門家の育成に取り組むとともに、本評価法の医療保険の認定を目指したものです。(国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター、平成29年度)

発達障害の子どもと家族への早期支援システムの社会実装

 支援を必要とする子どもを地域で早期発見し、適切な発達評価や育児への助言を行った後に専門機関につなぐことができるよう、地域の保健師や小児科医が系統的にスキルアップでき、かつ相互の臨床的経験知を共有できるe-ラーニングを活用した学習ツールを開発し、早期支援システムの社会実装を目指したものです。
(社会技術研究開発事業「研究開発成果実装支援プログラム」、平成23年度)

「脳科学と社会」研究開発領域 研究開発プログラム「脳科学と教育」タイプⅡ
研究開発プロジェクト「社会性の発達メカニズムの解明:自閉症スペクトラムと定型発達のコホート研究」(平成16~21年度)研究成果報告書

 「社会性」の発達メカニズムの解明を目的に、社会的障害を主症状とする自閉症スペクトラムと定型発達について、ある自治体の乳幼児健診と連携して、地域の子どもたちを対象に5年間にわたるコホート研究を実施した研究です。日本における自閉症スペクトラムの人々の発達研究に関し、重要な基礎的データの蓄積が成されました。
(独立行政法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター、平成21年11月)

「脳科学と社会」研究開発領域 計画型研究開発「日本における子どもの認知・行動発達に影響を与える要因の解明」(平成16年度~平成20年度)研究成果報告書(PDF:32.4MB)

 社会・生活環境が心身や言葉の発達に与える影響やそのメカニズム、特に社会能力の神経基盤および発達期における獲得過程について、乳幼児を対象としたコホート研究により明らかにすることを目的とした研究です。発達障害に関連する内容も含まれています。
(独立行政法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター、平成21年3月)

その他

WEコラボ2009研究報告書  

 「発達障害者を対象とした相談支援事業のあり方に関する研究」の報告書です。本研究は、厚生労働省「平成21年度障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)」の助成を受けて行われました。
(WEコラボ研究会、平成22年3月)

発達障害の子どもたちへの教育支援事業 そにっとキャンプ-瞳きらきら 心わくわく-

  発達障害の児童を対象に実施された企画事業「そにっとキャンプ」の調査研究事業報告書です。発達障害の子どもたちに対応したプログラム、保護者向けの親プログラム、教員向けの先生プログラムが紹介されています。
(独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立曽爾青少年自然の家、平成21年3月)

発達障害のある子どもの自然体験・生活体験・交流体験プログラム開発

 「特定の状況にある青少年の自立を支援するプログラム」開発に関する調査研究事業報告書です。発達障害のある子どもを対象として、青少年の自立を支援する研究開発がなされ、その取り組みが紹介されています。
(独立行政法人国立青年教育振興機構 国立山口徳地青少年自然の家、平成21年3月)

WEコラボ2008研究報告書

 「地域自立支援協議会等を活用した<障害児個別支援計画>の作成に関する研究」の報告書です。本研究は、厚生労働省「平成20年度障害保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)」の指定を受けて行われました。
(WEコラボ研究会、平成21年3 月)

自閉症や知的障害のある人の医療バリアフリー 医療受診支援セミナー報告書

 発達障害のある人の医療受診支援セミナーの報告書です。発達障害の特性の理解、患者さんとのコミュニケーションの取り方、一人一人が安心して医療を受けるための具体的工夫、医療受診を支援するシステム作りなどが紹介されています。
(平成20年度厚生労働省障害者保健福祉推進事業)

研究開発プログラム「脳科学と教育」(社会技術研究開発センター)

 発達関連の多様な課題を対象とし、従来からの教育学や心理学等に加え、生物学的視点から学習機序の本質にアプローチすることを目的とした研究です。いくつかの研究報告書は発達障害に関連します。

母子生活支援施設における発達障害児等の支援に関する調査研究

 母子生活支援施設における、発達障害などの困難な課題を抱える母と子への支援の現状と課題を明らかにするために行われた研究です。アンケート調査、ヒアリング調査から、支援のための方策などが数量的・質的に分析されています。
(財団法人こども未来財団 児童関連サービス調査研究等事業、平成19年度)