国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局
函館視力障害センター
〒042-0932北海道函館市湯川町1丁目35番20号

令和3年度卒業生への祝辞

厚生労働大臣式辞

式 辞

 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局函館視力障害センターの卒業式に当たり、一言お祝いを申し上げます。
 本日卒業される皆様、おめでとうございます。
 皆様はそれぞれ、専門職になるという目標を胸に入所され、以来、目標の実現のため、知識や技術の修得に熱心に取り組んでこられました。
 新型コロナウイルス感染症の度重なる感染拡大により、学校生活におきましても、実技や実習活動が制限される等の多大な影響がありましたが、皆様が一丸となって感染防止に取り組み、本日、晴れてこの日を迎えられたことを心からお祝い申し上げるとともに、これまでの皆様の努力に対し、深く敬意を表します。
また、本日まで様々な形で皆様の支えとなってこられた御家族の方々に対しましても、心からお祝いを申し上げます。
 さて、皆様はこれから、専門職として新たな一歩を踏み出されます。皆様のこれまでの努力、これからの歩みは、後輩にとって道しるべとなり、大きな励みとなるものです。
 現在、障害のある方々に対する支援制度については、地域生活支援の強化や、雇用と福祉の連携など見直しの議論を行っているところです。厚生労働省では、様々な課題と真摯に向き合い、障害保健福祉施策の一層の推進に全力で取り組んでまいります。
 皆様におかれましても、これまでに学んだ知識や技術を活かし、多くの諸先輩に続き、地域で信頼される専門職として活躍されることを期待しています。
 結びに、お集まりの方々を始め関係者の皆様に、日頃からセンターの運営に御支援と御協力をいただいていることに厚く御礼を申し上げるとともに、卒業される皆様の今後の御活躍を祈念して、お祝いの言葉といたします。

令和四年三月二日
厚生労働大臣  後藤 茂之

北海道知事祝辞

祝 辞

 令和3年度の函館視力障害センター卒業式にあたり、一言お祝いを申し上げます。
 卒業の日を迎えられる皆様、誠におめでとうございます。
 また、本日まで、卒業される皆様を支えてこられたご家族の皆様に、心からお祝いを申し上げますとともに、温かく見守りながらご指導に当たってこられました職員の皆様に対し、深く敬意を表します。
 新型コロナウイルス感染症の流行が長期にわたる中、本日卒業される皆様におかれても、日々の暮らしや学びにおいて、様々なご苦労や戸惑いがあったことと思います。
 皆様におかれましては、函館視力障害センターで、仲間と共に課題に挑戦し、困難を乗り越えた経験を糧に、身に付けた専門的な知識や技能を活かして、新たなステージでご活躍されることを、心より期待しております。
 道では、昨年3月に策定した「第6期北海道障がい福祉計画」に基づき、希望するすべての障がい者が安心して地域で暮らせる社会づくりを目指して、関係機関のご協力をいただきながら、点訳・朗読奉仕員の養成や点字図書館への運営支援、サピエの普及、情報通信技術の習得支援、盲導犬の育成、さらにはITを活用した生活支援などに取り組んでまいります。
 結びに、本日、卒業される皆様のご活躍と函館視力障害センターのご発展、並びにご臨席の皆様のますますのご健勝をお祈り申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。

令和四年三月二日
北海道知事  鈴木 直道

函館市長祝辞

祝 辞

 いまだ残る冬の寒さの中にも春が近づきつつあることを感じる今日この頃 函館視力障害センター令和三年度卒業式が挙行されますことを 心からお祝い申し上げます。
 長きにわたり たゆまぬ研鑽努力を積み重ねられ 本日 ご卒業される皆様 誠におめでとうございます。
 また 勉学や訓練に励む皆様を 情熱を持って支え 時には叱咤激励され 本日 この栄えある日を共に迎えられた 金子所長様をはじめとする 職員の皆様のご尽力に深く敬意を表する次第でございます。
 さらに ご卒業される皆様を 今日まで温かく見守り 激励されてこられましたご家族やご関係者の皆様のお喜びは いかばかりかと拝察し 改めてお祝いを申し上げるものであります。
 ご卒業される皆様におかれましては あん摩マッサージ師 はり師 きゅう師となる目標の実現と様々な不安を胸に センターへ入所されたことと存じます。
 しかし 目標は センター職員の皆様の熱心な指導により 一歩一歩確実に近づいて来ることを感じ 不安は 同じ視覚に障がいをもつ 仲間と 互いに励まし合い助け合っていくなかで 徐々に消えていったのではないでしょうか。
 そして 皆様は 立派に課程を修了され ここに卒業という節目を迎えられました。
 これからは 伝統あるセンターで習得されました技術と知識 そして困難を乗り越えることができる強い心で 積極的に社会へ参加していただき ご活躍されますよう心からご期待申し上げます。
 さて 障がい者福祉を取り巻く環境が 法や制度の改正とともに変化していく中 本市におきましては 高齢者や 障がい者 子育て世帯や ひとり親家庭など様々な方々の暮らしを支えるため 四月から 市内十か所の地域包括支援センターの機能を大幅に拡充した福祉拠点の運営が始まります。
 高齢者に限らず市民の誰もが気軽に集まり相談できる居場所となるよう 取り組みを進めてまいります。
 また 市といたしましては 今後も 障がいのある方が生きがいを持ち 自立し 安心して暮らせる共生社会の実現を目指し 福祉施策の充実に努めてまいりますので 皆様の一層の御支援・御協力をお願いする次第でございます。
 結びに 金子所長様をはじめとする職員の方々の熱意あふれるご指導と 愛情に満ちたご家族やご関係者のご支援に 改めて深く敬意を表しますとともに 函館視力障害センターのますますのご発展と本日ご卒業される皆様をはじめ ご臨席の皆様のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げましてお祝いの言葉といたします。

令和四年三月二日
函館市長 工藤 壽樹

北海道函館盲学校長 野戸谷睦様

卒業生のみなさん
期待と不安いっぱいの入学から、見事、今日この日を迎えました。
仲間と先生方と、はげましあい、夢をもって、その実現に努力してきたことと思います。
この貴重間経験をもとに、次のステージでも持てる力を存分に発揮してください。
御卒業おめでとうございます。

函館公共職業安定所長様

函館視力障害センターの3年間の理療教育専門課程を卒業された皆さん、本日は、誠におめでとうございます。
また、ご家族の皆様にも重ねてお祝いを申し上げます。

専門課程を修了された皆さんにおかれましては、3年前の春、専門的な技術を習得しようと緊張の面持ちで入学されたことと思います。
入学されてからも、さまざまな戸惑いや悩みもあったのではないでしょうか。
皆さんは、そのたびに自分と向き合い、また、先生のお力をお借りしたり、共に学ぶ仲間の方々と助け合い、乗り越え、今日の日を迎えたことと思います。

皆さんがこの3年間で身につけられました知識や技術は大きな財産でありますので、ご活躍されますことを大いに期待しているところでございます。

就職や起業されたのちは、さまざまな困難があろうかと思います。
そのようなときは、これまでセンターで頑張ってきた経験や、共に切磋琢磨した仲間のことを思い起こし、乗り越えていっていただきたいと思います。

結びに、これから社会で飛躍する卒業生の皆様のご健勝と、これまで、熱心に指導に当たってこられました函館視力障害センターの所長様はじめ、教職員の皆様のご功労に敬意を表しますとともに、皆様の、今後、益々のご発展を心からご祈念申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

函館新都市病院 理学療法士 石田亮介様

ご卒業おめでとうございます。
二人が学び、習得した技能に更に磨きをかけるには沢山の経験を積み上げることが大切です。
そのためには沢山の患者さん、利用者さんを通じて自分の引き出しを増やすことです。
昨日よりも今日、今日よりも明日、焦らず急がずステップアップして下さい。
大きく飛躍することを心より祈念いたします。

株式会社健康の宝(レイス治療院札幌南)代表取締役 大越 孝郎様

ご卒業された皆さん、心からおめでとうございます。
視覚障害の皆さんにとってコロナ禍の時代は更に将来に向けて不安な気持ちになっているかもしれません。
在宅医療マッサージの当院もコロナ禍の影響が特養に代表されるような高齢者施設には出入り出来ない状態が続いています。
一方、外出を控えている方の身体が弱い在宅の方やご家族様からの施術以来、ご紹介は増えています。
治療家としてのマッサージ師の時代到来を感じています。
どうか日々の努力を忘れず、必要不可欠なマッサージ師として成長を続けてください。

函館市第13方面 民生児童委員協議会 会長 木村英子様

本日は ご卒業おめでとうございます。
これまで、育ててくださった保護者の方々や、先生、職員の皆様への感謝の気持ちを忘れずに、センターで学んだ知識と技術を生かし卒業される皆様が、ご活躍邁進されますことを祈念申し上げます。

もと治療院 三浦 維子様

ご卒業おめでとうございます!
お二人が入学されて、初めて暮らしたこの函館で学びと共に、それぞれいろいろな方たちとの交流を見聞きしてフットワークの軽さに感心していました。
その後、3年間お二人と一緒に学ぶことができ、この日を迎えられたことを本当にうれしく思っています。
コロナ禍で大変な時ですが、お二人のフットワークの軽さで、地域のために私たちが出来る事を考え、それぞれ場所が違っていてもお互いに頑張っていきましょう!!

不二光学器械株式会社 小島順一様

「長楽萬年」
楽しいことが長くずっと続くように、心身ともに健康で下さい。
御卒業おめでとうございます。

北海道身体障害者福祉協会 会長 藤田孝太郎様

ご卒業おめでとうございます。
皆さんお元気で晴れの日を迎えられたことと思います。
新たな希望と目標に向かって一歩一歩焦らず前進してください。
ずっと応援しています。

道南しょうがい者就業・生活支援センターすてっぷ 小笠原一郎様

ご卒業おめでとうございます。
これからの人生が実り多い充実したものになるよう心よりお祈り申し上げます。

国立障害者リハビリテーションセンター 総合相談課 茅根孝雄様

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
自宅を離れて、長い間の訓練、お疲れ様でした。
函館センターで学んだこと、経験できたことを活かして、
これから、それぞれの地域で、ご健康で、ご活躍されることを祈っております。

国立障害者リハビリテーションセンター 視覚機能訓練課 佐藤静様

卒業生の皆さま、ご卒業おめでとうございます。
初めて函館センターでの生活を開始されてから、色々なことがあったことと思います。
自立訓練から開始されると、3年以上の月日を乗り越えて頑張ってこられたと思います。
初めてお会いして一生懸命に訓練に取り組んでいる姿、今でも鮮明に思い出されます。

卒業後のこれからが、本番だと思います。これから様々な試練が訪れることと思いますが、
焦らず気負わずに、着実に一歩ずつ進んでください。
これまでの歩んできた道のりを経て、今現在があるので、自分を信じて進んでいってください。
辛くなったら楽しかったことや頑張ってきたことを心の糧にして乗り越えていけることを祈っています。
本日は本当におめでとうございました。これからのご活躍を心から応援しています。

神戸視力障害センター支援課 市川喜章様

ご卒業おめでとうございます。
お二人とはじめてお会いしたのは自立訓練の時でした。
歩行訓練やパソコン訓練を一緒に練習しているときのお二人の真剣な眼差し、
「これから就労移行支援(養成施設)へ移行して、国家資格を取るぞ!」という意気込みがひしひしと感じられ、訓練をしていて私自身圧倒されていました。
就労移行支援(養成施設)移行後も、宿直のとき沢山お話をしましたね。
就職や勉強についてのお話だけでなく、ラーメンや函館の楽しいスポット等色とりどり沢山のお話をしました。時には私自身が訓練方法について相談をすることもありました。
振り返ると、お二人の楽しそうな笑顔が思い浮かび、とても感慨深く思います。
函館センターで沢山の思い出を胸に本日卒業を迎えられ喜びは一入だと思います。
お二人のお人柄、物事を真剣に取り組む姿勢、探究心、笑顔を大事に大きく社会へ羽ばたいて行ってください。
お二人の新しい旅立ちを祝福し、今後の更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

国立障害者リハビリテーションセンター 視覚機能訓練課 小坂瑞穂様

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

函館は夏は涼しく穏やかで、冬が空気が澄み渡る情緒あるすてきな街です。

この土地に始めて舞い降り過ごした期間は苦しくも楽しくもあったことでしょう。

この日は並大抵の努力がなければ決して迎えることが出来なかったと思います。
今後もセンター生活で培った技能や経験を生かし、皆さんが地域で活躍されることを心よりお祈りしています。

本日は誠におめでとうございました。

国立障害者リハビリテーションセンター 視覚機能訓練課 小山奈美様

ご卒業おめでとうございます。
ここまで来るのに、様々なことがありましたね。泣いて、怒って、笑って…。
一緒に過ごした日々を昨日のことのように、思い出します。
これから新しい生活が始まり、その中で大変なことや辛いこともあるでしょう。でも、可能性は無限に広がっています。笑顔を忘れないで邁進してください。
今後のご活躍をずっと応援しています。

国立障害者リハビリテーションセンター 就労移行支援課長 菅野博也様

卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
また、卒業生の皆様を支え続けた、ご家族や函館センター職員の皆様もおめでとうございます。
この2年間はコロナ禍という特殊な環境にあり、落ち着いて勉強もままならない状態であったと思いますが、そこを乗り越えられて、この度、卒業を迎えられたことは、本当に素晴らしいことと思います。
東洋医学を学んで習得することは、並大抵の努力ではなかったと思います。今までの努力を自信に変えて、これからは専門家として、自分らしく、笑顔で、楽しく臨床に勉強にと励んでいただければと思います。今後も函館で鍛えた精神力をバネに大活躍されることを期待しています。
そして、卒業生の皆様の未来に幸多かれとお祈りしています。

国立障害者リハビリテーションセンター 就労移行支援課 浅沼光様

ご卒業おめでとうございます。
皆さまがセンターを卒業されるとお話を伺い、大変嬉しく思います。新たな環境にて出会いや出来事があると思いますが、くれぐれもご自身のお体を大切に、皆さまのこれからの人生に幸多きことを祈っています。

別府重度障害者センター支援課 中山修司様

ご卒業おめでとうございます。
センター生活はいかがだったでしょうか。
振り返れば、楽しかったことも辛かったこともあったと思います。
また、コロナ禍で制限を受けて、思うように行かなかったこともおそらくあったのだろうと思います。
そんな状況でも立派に学業を修め、無事に卒業を迎えられたことに敬意を表します。
本当にお疲れ様でした。

さて、これから新しい生活が始まります。
充実し、達成感を感じる日々であることを願っております。
時には失敗をしたり、大変に思うことがあるかもしれません。
それでも、たまにはセンター生活を思い出して、前を向いてまた頑張ろうという気持ちになれれば幸いです。

どうかお身体を大切に。
これからのご活躍をお祈りしています。

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