国リハニュース

第373号(令和5年秋号)巻頭言

自立支援局長挨拶

自立支援局長 阿久根 徹

 令和5年4月1日付で自立支援局長に着任いたしました。国立障害者リハビリテーションセンターは、障害のある人々の自立した生活と社会参加を支援するため、医療・福祉サービスの提供や新しい技術その他の研究、人材育成、国際協力などに取り組んでいます。その中で自立支援局では、障害者基本法、社会福祉法の基本理念に基づき、障害のある方がその能力および適性に応じて自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、障害福祉サービスを通じて支援を行い、障害の有無にかかわらず誰もが相互に人格と個性を尊重し、安心して暮らすことのできる社会の実現に寄与することを目指しています。

 国立障害者リハビリテーションセンターが設立されてから、約半世紀の時が経過しました。その間に世の中は大きく変わり、障害のある人々を取り巻く環境も様変わりしています。新しい時代のニーズをとらえ、利用者のための障害福祉サービスの充実をはかるとともに、取組の成果を情報発信して普及促進に努め、他部門と連携して国立施設としての役割を果たせるよう取り組んでいきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。