平成13年度新規採用職員等研修会について
管理部 総務課

 去る4月18日(水)〜20日(金)の3日間にわた り、当センターの新任職員を対象に研修会を開催しまし た。
 限られた日程の中で、あれもこれもとカリキュラムを 組んだ都合で余裕のない忙しい3日間で、参加した職員 も大変な日々だったことでしょう。お疲れ様でした。
 今年度は、特に厚生労働省より”今後の国立更生援護 機関の中心的役割を担う人材の育成のため、新規採用職 員に対する研修は従来の施設の所掌事務の説明に留まる ことなく、公務員の服務や倫理に関する制度、社会人と してのモラル等を踏まえた実のある研修を実施するよう に”との指示もあったことから、例年のカリキュラムに 修正を加え実施いたしました。
 研修内容としては、センター見学と公務員制度等の概 要説明(第1日目)、各部の概要説明と体験実習及び特 別講義(第2・3日目)で構成したほか、昨年の参加者 からの要望を踏まえ、オリエンテーションの中に自己紹 介の時間を設け、対象職員間の連帯を図りました。今後 、各セクションで業務を円滑に進めるために大いに役立 てていただければと願っています。
 また、例年好評を得ている「体験実習(アイマスク歩 行・車椅子)」や研究所・学院の現地での講義は、セン ターの役割や特色を知る数少ない機会ではなかったかと 考えております。
 さらに、特別講義「国立リハセンター(国立更生援護 機関)を取り巻く現状と課題」では、石岡職能部長に、 国立更生援護機関の運営に大きく影響を及ぼす社会福祉 基礎構造改革を柱とする制度の大改正が実施される中で の国立施設の役割やあり方等について貴重なお話を頂き ました。この少々重いテーマを新規採用職員の皆さんは どのように受け止めたのでしょう。今後の公務員生活( 公務)に活かしていただきたいと思っております。
 最後に、多忙な時期にも関わらず本研修会の趣旨をご 理解頂き、資料を作成されたり講師を担当された関係職 員の皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうござい ました。