海外研修生紹介
国際協力事業推進本部事務局

 当センターにおいて、去る5月13日から7月19日 まで研修を受けられた海外からの研修生をご紹介します 。
 南米チリ国のペドロ・アギレ・セルダ国立身体障害者 リハビリテーション・インスティテュートの言語療法士 として活躍されているロドリゴ・モラレスさんです。
 ロドリゴさんは、JICA(国際協力事業団) の平成13年度チリ国身体障害者リハビリテーションカ ウンターパート研修として、来日されました。以下、ロ ドリゴさんからいただいたコメントを掲載します。

国際協力事務室にて(中央)
国際協力事務室にて(中央)
Mr.ロドリゴ・モラレス
(Rodorigo Morales)
 『私の仕事の分野である、神経学的損傷を持つ小児 または成人の音声言語及び嚥下障害に対する、適用可能 な新しい治療技術を知る機会を持ったことは大変重要な 経験でした。 
 また、リハビリスタッフのチームが使用している、先 端の研究やデータベース・システムを知りました。これ らは、チリと日本の間で進められている障害者のための 協力プロジェクトの中で私たちが開発していこうとして いる課題でもあります。
 研修のほかにも、多くの神社仏閣、博物館、遊園地を 訪問したり、日本の文化を知ることも私にとっては大変 興味深いものでした。大都市でも地方の都市でも人々は 外国人に対しとても親切でした。日本料理も楽しみまし た。私は料理をするのが大好きなので、もちろん食べる ことも大好きです。また、自然を楽しむことも好きなの で、明日から、グリーン・ビレッジで開催されるキャン プに聴覚障害を持つ若者たちと一緒に参加することを、 わくわくしながら待っています。

 大阪、京都、名古屋、高松や沖縄など、国内のさま ざまな場所を訪れる機会もありました。

 最後に、私の研修を受入れ丁重に研修を進めてくだ さったNRCDのスタッフの皆様方に感謝いたします。 特に国際協力推進事務局のスタッフの皆様は、非常にプ ロフェッショナルにしかも愛情をもって、私たちの研修 をお世話してくださり、家から遠く離れていることを感 じさせないほどでした。

皆様、本当にありがとうございました。
 Rodorigo Morales』