海外研修生紹介
国際協力事業推進事業事務局

 当センターにおいて、去る7月9日から8月23日ま で研修を受けられた海外からの研修生をご紹介します。  アメリカ合衆国のバージニア大学大学院修士課程にお いてバイオメディカル・エンジニアリングを専攻されて いるアン・ツーソンさんです。  アンさんは、、文部科学省 科学技術・学術政策局に よる「サマーインステイテュート」プログラム研修とし て、来日されました。以下、アンさんからいただいたコ メントを掲載します。

『国立リハは、臨床家と研究者が並んで働いているたい へんユニークな場所です。また様々な研究が行われてお ります。この意味で、私はたいへん有意義な夏を過ごせ たと思います。とても皆さんよくしてくださいました。 運動機能障害の実験室で行われている研究が自分の研究 に近いのを喜びもし、驚きもしました。使っている機材 は異なっていますが、ここで学んだことが国に帰って役 に立つと思います。
 保健衛生の問題は米国も日本も基本的に同じなので、 リハビリテーションの目標も同じであるように 見えま す。社会構造と医療サービス体系の違いにより治療プラ ンはいくぶん違いますが、自立とQOLを最大にすると いうゴールは同じです。基本的な問題とゴールが同じで あるので、米国と日本はリハビリテーションの領域で互 いに協力することが可能であると信じます。サマー・イ ンスティテュートのようなプログラムは互いの協力の推 進に有効であり、私の経験が両国との更なる協力につな がることを希求します。 

アン・ツーソン』
アメリカからの研修生 アン・ツーソンさん
アメリカからの研修生 アン・ツーソンさん