〔国際協力情報〕
海外研修生紹介
国際協力事業推進本部事務局


 当センターにおいて、研修を受けられた海外からの研 修生をご紹介します。
(社福)清水基金の招日研修助成事業の研修生として来 日されたインドネシア国のムワルディ国立総合病院耳鼻 咽喉科医師として活躍されていますカイルル・ハムザさ ん、同国保健省地域保健開発部聴覚・視覚保健課眼科医 師として活躍されていますエニー・ハストゥティさん、 また、(財)国際医療技術交流財団個別研修生として来 日されたラオス国の保健省眼科センター看護婦として活 躍されていますポーマニー・スバナミティーさんをご紹 介します。

Dr.ChairulHamzah
『私は、カイルル・ハムザです。耳鼻咽喉科の医師でイ ンドネシアのソロから来ました。
 インドネシア、ジャワ島の中央に位置する(中程にあ る)都市、スラカルタのムワルディ国立総合病院で働い ています。それから、ソロ市は別名スラカルタともいい ます。
 皆さんは日本で良く知られている歌で”ベンガワン・ ソロ”をご存知ですか。(どなたかご存知の方はいらっ しゃいますか。国際協力室では知っている者はおりませ んでした。)ベンガワン・ソロは、リバー・ソロを意味 します。その場所は、私の大学、セラベス・マルテュユ ニバーシティーのキャンパスのとなりにあります。
 私の国立リハセンター病院での2週間の研修について お話しいたします。ここでの研修は、私が今までに経験 したことのないような興味深いものでした。
 私は、聴覚障害の患者さん、特に、耳の不自由な子ど もたちの聴覚訓練や、他には嚥下困難・障害、発話・言 語障害等について学びました。国リハのシステムが、こ のような患者さんに対しとても効果的に働いており、社 会復帰のために患者さんを支援していることがよくわか りました。いつか、私の病院でもこのシステムを取り入 れたいと思っています。
 聴覚言語訓練の専門家の方々、国際協力室のスタッフ 、私を助けてくれたすべての国立リハセンターの皆さん の歓迎と親切に心より感謝しています。いつの日か何ら かのかたちでお返しができればと思っております。』

前列左から2人目がカイルルさん
前列左から2人目がカイルルさん

Dr.EnnyHastuti
 『私はエニー・ハストゥティと申します。インドネシ アで眼科医をしています。保健省地域保健開発部聴覚・ 視覚保健課に所属しています。NRCDは障害者のリハ ビリテーションを学ぶ上で非常に興味深い場所であると 思います。視覚障害者の訓練では、私が今まで経験した ことのないケースもありました。2週間の研修期間( 11月8日〜25日)の中で、外来診察、白内障手術、 生活訓練、ロービジョンクリニック、理療教育、を見学 させていただきました。また、盲人職能開発センターも 見学に行きました。
 NRCDの、個々の視覚障害者のために効率的な支援 体制をコーディネイトするシステムに興味を持ちました 。
 総長をはじめ、期間中暖かく受け入れてくださったN RCDの全てのスタッフの方々にお礼を申し上げます。』

Miss.PhonemanySouvannamethy
 『私はポーマニー・スバナミティーと申します。眼科 の看護婦をしています。
 保健省眼科センターで働いています。こちらでは4日 間の研修を受けました。ロービジョンクリニックと眼科 外来業務を見学させていただきました。ロービジョンの 方への支援は非常に重要であると思いました。全てのス タッフの方々に感謝いたします。』

前列左から2人目がポーマニーさん 右から2人目がエニーさん
前列左から2人目がポーマニーさん 右から2人目がエニーさん