[更生訓練情報]
第2回全国障害者スポーツ大会埼玉県代表選手選考会参加結果
更生訓練所 指導部指導課  武藤 正



 風薫る5月、埼玉県内各地で第2回全国障害者スポーツ大会埼玉県代表選手選考会が開催されました。
 当センターからは8名の利用者がそれぞれ陸上競技、フライングディスク、卓球、水泳に出場し、さわやかな汗を流されました。
 5月19日(日)上尾運動公園陸上競技場は快晴の青空。理療教育課程2部2年生田島将太さんが立幅跳と60m走に出場しました。記録は立幅跳が2m03p、60m走が10.83秒でした。
 同じく5月19日(日)上尾陸上競技場フィールド内と補助競技場ではフライングディスク競技が行われました。フライングディスクとはフリスビーを使った種目です。ディスタンス競技はフリスビーをどれだけ遠くに飛ばせるかを競うもの、そしてアキュラシー競技は5mあるいは7m先にある輪の中に向かってフリスビーを投げ、10回の内何回フリスビーを通せるかを競うものです。
 肢体91期細矢常昭さんがこのフライングディスク競技に出場しました。記録はディスタンス競技は20.79m、アキュラシー競技は5回/10回でした。
 5月19日(日)リハセンター卓球部が障害者交流センターでの卓球競技に参加しました。参加選手は肢体90期水落涼さん、肢体92期関谷和明さん、肢体93期内海崇裕さん、肢体93期酒井幸生さん、肢体94期長沢修司さんの5名です。
 リーグ戦形式で予選、決勝と戦いました。リハセンター選手同士の対決も見られた中、水落さんが予選リーグを突破、決勝リーグに進みました。しかし残念ながら決勝リーグでは破れてしまいました。
 5月26日(日)川口市東スポーツセンターで水泳競技が行われ、聴覚71期川崎和幸さんが出場しました。結果は50m自由形が44.66秒、100m自由形は途中棄権でした。
 本大会は競技会ということだけではなく、スポーツを通じて様々な人たちとの交流をすることができる大切な機会を与えてくれるものです。今年の全国大会は高知県で開催されますが、今回の埼玉県代表選手選考会に参加した選手の内、多くの方が全国大会に進出することができ、たくさんの出会いの場面が与えられればと思います。