[野鳥シリーズ27] |
リハセンターに飛来する野鳥を友に |
東京都福祉事業協会 スタルト方南(母子生活支援施設) |
見原 捷三(元理療教育部長) |
キセキレイ(黄鶺鴒)
キセキレイは、全長が約20cmで雌雄ともほぼ同色、頭上、頬、肩、肩羽は青灰色翼は黒褐色、
腰は黄色、足も黄褐色で全体としては、黄色っぽい鳥です。
生息地は、全国の平地から標高2,000mの高地までの川、池、湖沼等に巾広く生息しておりますが、
北海道では夏鳥で、高地のものを含め暖地に移動して越冬します。
リハセンター構内でも年間を通じて、歩行訓練所の池の周辺や野球場、
グランド等でも観察できると思います。
観察のポイントは、地上を歩く時は、尾を激しく上下させることと、
鳴き声はチチン、チチンと金属的な声で鳴き、電線や梢に止まっては、チチチッ、チチチッと囀ります。
それに飛び方は、波上に飛び翼に細い白線が出ます。
ちなみに、同じセキレイの仲間で、リハセンター構内で観察できるのには、
第191号(平成11年9月)に掲載したセグロセキレイと、
それにハクセキレイの3種類がいますが、キセキレイ以外は、黒や白色がかった姿をしておりますので、
その違いは一見して分かると思います。
ハクセキレイについては、その内折を見て掲載しますので、ご期待下さい。
※ (注)文章中にある、第191号(平成11年9月)へのリンクを開くと、新しいウインドウに表示されます。