〔学院情報〕
学院事務室紹介
学院事務室



 国立身体障害者リハビリテ−ションセンター学院事務室は、 当学院の運営が適正かつ効果的に実施されるよう、これらを下支 えするための裏方とも言える事務部門として、「学生や研修生に 対して、直接、講義等を行うこと」を除く「当学院の業務の全体」 に関わって、担当の主任教官等との連携を図りつつ、その処理等 に当たっているところであって、その概要は次のとおりです。

1 組織及び人員
 組織は、下記の組織図のとおり、主幹以下、養成主事、研修 主事及び学院係長の3つの係で構成されています。
 また、職員数は、常勤職員4名、非常勤職員6名、合計10名の 体制となっています。

2 所掌業務
 当事務室が所掌する業務は、大別して@学院全体関係業務、 A養成事業関係業務及びB研修事業関係業務の3つであって、 その主な内容は次のとおりです。

(1) 学院全体関係業務
 当学院の内部組織である「学院運営委員会」を主宰して、 当学院全体の意思統一等を図ることにより、その適正な運営を 期するとともに、当センター総長の諮問機関として、当センター の運営に関する重要事項を審議する「国立身体障害者リハビリ テ−ションセンター運営委員会」並びに当センターの内部組織 として、当センターの重要事項を審議する「幹部会議」及び 「部長会議」に提出する当学院関係の資料の調整等を行って います。
 また、当学院全体の予算の要求や執行に関して、必要となる 調整等を行っています。
 さらには、当学院における教育や研修の実践に当たって、 総合的リハビリテーションセンターならではの特性が十二分に 活用されるよう、当センター各部門との必要な連絡調整等も 行っています。

(2) 養成事業関係業務
 当学院では、先駆的・指導的専門職員の養成事業として、 @言語聴覚学科、A義肢装具学科、B視覚障害学科、C手話通訳 学科及びDリハビリテーション体育学科の5つの学科を開設し、 障害者のリハビリテーションの分野において、先駆的・指導的役割 を担え得る専門職員の養成を目指して教育を実践しています。
 当事務室においては、これらの養成事業に関して、その入学 試験の準備から、年間約290名にのぼる内外部講師との連絡調整、 教育機器や資材の調達、学院宿舎の管理、学生に対する各種の 便宜供与、さらには卒業式の挙行から、当学院OBに対する各種 証明書の発行まで、種々様々な業務を処理しています。
 また、本事業の実践に当たっては、当センターの各部門の 長や部長クラスの職員等で構成される「国立身体障害者リハ ビリテーションセンター学院の学科委員会」及び「国立身体 障害者リハビリテ−ションセンター学院の学院入学試験委員会」 の意見を受けて、本事業の適正かつ合理的な運営に役立てて いるところでありますが、当事務室において、これらの委員会に 関する庶務を担当しています。
 さらには、昨年度から、当学院長の私的諮問委員会として、 外部の有識者等で構成される「国立身体障害者リハビリテ− ションセンター学院リハビリテ−ション体育学科のあり方に 関する懇談会」が設置され、これまでに計3回に亘り、審議が 行われて来ましたが、当事務室が、この懇談会に関する庶務を 担当したところであります。

(3) 研修事業関係業務
 当学院では、先駆的・指導的専門職員の研修事業として、 現に、身体障害者のリハビリテ−ション関係業務に従事している地 方公共団体の職員等を対象として、毎年度、約20種類(平成15年 度は23種類)の研修事業を計画的に実施しています。
 このうち、@音声言語機能等判定医師研修、A身体障害者 福祉法第15条指定医師研修、B更生相談所長等研修会、 C介助犬トレーナー育成研修事業及びD高次脳機能障害支援 モデル研修事業の5つの研修事業は、今年度から、新規に 予算化されたものであります。
 当事務室では、これらの研修事業について、それぞれ個別に、 当センターの部長クラスの職員等に主担当者、又は副担当者に 就任して頂き、これらの担当者や厚生労働本省の各所管課等との 連携を図りながら、研修の企画から、研修生の派遣元である各 都道府県等との連絡調整、年間約350名にのぼる内外部講師との 連絡調整、研修資材等の調達、研修会の進行管理、研修宿舎の 管理、終了証書の授与まで、様々な業務を処理しています。
 また、本事業の実践に当たっては、(2)と同様、当センターの 各部門の部長クラスの職員で構成される「国立身体障害者リハビ リテ−ションセンター学院の研修に関わる委員会」の意見を受け て、本事業の適正かつ合理的な運営に役立てているところであ りますが、当事務室において、この委員会に関する庶務も担当 しています。

 当事務室においては、当学院の一層の発展を期するため、今後 とも、「懇切丁寧」をモットーに、「縁の下の力持ち」を目指し つつ、職員一同一丸となって、所掌する業務の迅速、かつ的確な 処理等に努めて参る所存です。

学院組織図