〔国際協力情報〕
平成17年度JICA補装具製作技術コース
研修員紹介
管理部企画課



 今年度のJICA補装具製作技術コースが8月22日(月)から始まりました。
 本年度の研修員は、パプア・ニューギニア、ホンジュラス、セーシェル、ミ ャンマーからの4名です。当センターにおいて12月9日までの4か月弱の間 に義手、下腿義足、大腿義足、装具の製作を中心として、関連領域の講義、 他の義肢装具製作所やリハビリテーションセンターの見学、学会参加を含め た研修を行います。4名ともやる気がある人達です。
 特に本年、初めて研修に参加した国の状況については、私達が少しでも理 解しながら研修を進めていきたいと考えています。
 研修員4名に自己紹介をしていただきました。紹介文の最初の言葉は、研 修員の母国語で“どうぞよろしく”という意味です。



Mike Puka Rapola(マイク・プカ・ラポラ) パプアニューギニア

(写真)マイク・プカ・ラポラ
(写真)パプアニューギニア周辺地図

 “ダバナモナ!”(モートウ語)
 私はマイクです。パプアニューギニアから来ました。
 首都ポートモレスビーにある国立義肢装具センターで義肢装具製作に従事しています。
 年齢は26歳。独身です。趣味はラグビーとバスケットボールです。
 好きなものは、フルーツと野菜とフィットネスです。
 嫌いなものは、たばこです。
 今回、日本で研修を受けることができ、JICAと国リハに感謝しています。美しい国日本 で、義肢装具について学べることは本当に名誉なことです。
 12月まで、皆様にお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。



Santos David Flores(サントス・デイビッド・フローレス) ホンジュラス共和国

(写真)サントス・デイビッド・フローレス
(写真)ホンジュラス共和国周辺地図

 “ムチョ グスト!”
(スペイン語)
 こんにちは。私はデイビッドです。中米のホンジュラスから来ました。ホン ジュラスの首都テグシガルパにあるサン・フェリペ病院(保健省)の義肢装具 技術者です。
 年齢は35歳です。家族は妻と息子が2人います。
 趣味はテニスとフットボールです。好きな食べ物はパスタです。
 私は現在、アメリカのシカゴ大学でインターネットで義肢装具学を学ぶ学生 でもあります。日本というこのすばらしい国で、世界の人々の役に立つように なることができる機会を与えて下さったJICAと国リハの全ての方々に感謝いた します。皆様の親切とやさしさに感謝しています。



Alain Jean Claude Julie(アレイン・ジーン・クラウド・ジュリー) セーシェル共和国

(写真)アレイン・ジーン・クラウド・ジュリー
(写真)セーシェル共和国周辺地図

“ボン ズー!”
“コマン ウ サバ!”
(クレオール語)
 アフリカのインド洋にあるセーシェルから来たアレインです。
 年齢は39歳です。身長は196センチあります。セーシェルでは、公用語は英語 とフランス語ですが、独自のクレオール語も使います。
 セーシェルには伝統的なダンスとして“ムチャ”と“セガ”があります。
 家族については、私は次男で、14歳の息子がいます。
 私の趣味はバスケットボールで、以前はバスケットボールの選手をしていまし た。音楽も好きで、特にレゲエとズックというカリビアン音楽が好きです。
 私は、セーシェルの国立リハビリテーションセンターで義肢装具製作技術者と して17年間勤務しており、この仕事が好きです。
 今回、JICAの研修員として日本に来ることができて幸せです。国リハでの義肢 装具製作の研修が、セーシェルの国民に奉仕する私の仕事に非常に役に立つもの になることを願っています。
 ありがとうございます。



Saw Suzena(ソウ・スゼナ) ミャンマー連邦

(写真)ソウ・スゼナ
(写真)ミャンマー連邦周辺地図

 “トゥエイ セラ ワン ターバーデ!”(ミャンマー語)
 私はミャンマーから来たスゼナです。主都ヤンゴンにある国立リハビリテー ション病院の義肢装具製作技術者です。独身です。
 趣味はフットボールとテニスです。
 今回、日本で義肢装具製作の研修を受けることができJICAに感謝します。ま た、国リハの担当者、指導職員の皆様は私に親切でよくして下さり感謝してい ます。この研修で、いろいろな知識や技術を得ることができると思いますし、 帰国後に所属先の義肢装具製作部門にアドバイスをしたり、障害のある多くの 患者さんを助けることができると思います。