〔病院情報〕
高次脳機能障害支援モデル事業
平成17年度公開シンポジウム及び
第2回地方支援拠点機関等連絡協議会
管理部医事管理課



 去る平成18年2月23日(木)及び24日(金)、高次脳機能障害支援モデル事業平成17年度公開シンポジウム及び第2回地方支援拠点機関等連絡協議会が当センター講堂(シンポジウム)及び中小会議室(連絡協議会等)において開催されました。当日は公開方式で、厚生労働省、当センターをはじめ12の道府県・指定都市の本協議会委員・関係者、傍聴者及び報道関係者を合わせて2日間で延べ約300名が集まり行われました。

 23日(木)に開催された「公開シンポジウム」においては、冒頭、佐藤総長の挨拶後、特別講演として前総長で東北大学名誉教授の中村驤齊≠ノよる講演が行われました。その後連絡協議会委員による講演が行われました。午後からは「NHK解説委員」室山哲也氏による講演は、聴衆を湧かせる内容で大いに盛り上がりました。 午後の最後には、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神保健福祉課社会復帰対策専門官の石井安彦氏による行政説明で当日の日程が終了しました。

 24日(金)の連絡協議会においては、冒頭当センター岩谷更生訓練所長(委員長)の挨拶に続き、今回から委員に就任した厚生労働省障害保健福祉部企画課武井課長補佐、同課国立施設管理室吉川予算係長及び当センター江藤病院長のご挨拶がありました。 続いて作業班会議として専門委員班では中島感覚機能系障害研究部長と長岡正範委員から、支援コーディネーター班では寺島彰委員からの発表があり、各作業班の状況についての説明と討論が行われました。次に主体事業の進捗状況を発表することで、「国立身体障害者リハビリテーションセンター」分の事業について中島部長から発表があり、引き続き地方公共団体からの発表がありました。 今回はモデル事業の5年間の最終年次ということで、岩谷委員長からは「高次脳機能障害支援モデル事業の総括」というテーマでの話がありました。

 最後に厚生労働省の武井課長補佐から18年度から実施される「高次脳機能障害支援普及事業」についての行政説明が行われたあと、その普及事業に関連する内容を中心として各委員及びオブザーバーから質問を受けるなどの活発な質疑応答が繰り広げられ、最後に中島部長の挨拶で閉会し、会議は成功裏に終えることができました。




地方支援拠点機関等連絡協議会
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