総合避難訓練の実施について
管理部総務課



 平成18年度春期総合避難訓練を6月14日(水)に所沢東消防署の協力を得て実施しました。
 今回の訓練は、訓練時間中に強い地震が発生し、二次災害として東棟宿直室、病院本館5階談話室より火災が発生したことを想定し、次の訓練を行いました。


1. 15時00分頃、震度5強程度の地震が発生し、地震による二次災害として火災を含め、大災害が想定されるため直ちに災害対策本部を防災センターに設置。
2. 地震発生の放送により各職員は所定の消防編成組織により活動を開始し、利用者、学院学生、入院患者は職員の指示により避難準備を行う。
3. 火災発生の通報を受けた警備員は、避難放送と消防署への通報を行う。
4. 避難放送により入所者、学生、入院患者は職員の指示に従い、第一次避難場所へ避難し人員点呼後、本部の指示により第二次避難場所に移動する。
5. 消火隊は、直ちにそれぞれの出火場所にて初期消火を行い、消火活動後、消火状況を本部に連絡する。

 火災発生から約20分で全員が二次避難場所へ避難することができました。

 以上の訓練終了後、所沢東消防署係官により「概ね良好であった」との講評がありました。日頃の訓練の賜物だと思います。
 その後、消防署員の指導により、避難訓練参加者が煙体験ハウスの中を通り抜け、全ての訓練が終了しました。
 訓練の繰り返しにより、実際に災害が起こった場合でも、各人の役割や避難方法等が冷静に実行できるよう、今後も訓練の充実に努めていきます。