〔クラブ活動紹介シリーズ3〕
サッカー部
指指導部 指導課 生活支援専門職
中山 修司


1.サッカー部について
 今回のクラブ紹介は聴覚と肢体の利用者が在籍し、ともにプレーするという特徴を持つサッカー部です。サッカーと言えば、今年ドイツで開催されたW杯で、大勢のファンが魅了された華麗なプレーが記憶に新しいところですが、わがサッカー部も週に1度、激しくも華麗なプレーで自分達を魅了し続ける居心地良いクラブです。利用者、修了生、ボランティア、職員を交えて、毎週楽しくプレーに励んでいます。

2.活動内容について
 毎週木曜日の夕食後、2時間程度活動しています。開始前には怪我がないように入念なストレッチを行います。適宜、休憩を挟みながら、選手を入れ替えつつ、ゲームをいくつか行なっています。
 また昨年度より、モックなでしこリーグこと、日本女子サッカーリーグでも活躍されている地元チーム、ACエルフェン狭山FC様とも月に1度の交流会を開催しております。ここでの活動内容もゲーム中心ですが、エルフェンチームの華麗なプレーと容姿に魅了され続けている部員多数です。
 そんな盛り上がりを見せるサッカー部ですが、今後とも怪我をすることなく、ストレス発散の場として、更なる発展を目指して頑張っていきたいと思います。

3.部長へのインタビュー
 サッカー部の部長である、井口卓也さん(聴覚82期)にお話を伺いました。


Q. サッカーをしていて、楽しいと思うのはどんな時ですか?
A. ドリブルで相手を抜くときです。特に、ボールを相手の股の間から通して抜く「股抜き」や、ブラジルのロナウジーニョやポルトガルのロナウドが使う「シザーズ」というフェイントを使って、相手を抜き去るときの快感は何とも言えません。
Q. サッカーを通じて学んだことは何ですか。
A. コミュニケーションの大切さです。単独でプレーして、せっかくのチャンスを活かせなかったり、逆に得点を入れられてしまったときなどは、周りからの指摘やアドバイスを受けることがあります。そういうのを受け入れて、次に活かすことが出来ます。こういうコミュニケーションの大切さは仕事をする上でも必要だと思います。
   
Q. プレー中のコミュニケーションはどのようにしていますか。
A. よく見て、周囲の動きを把握ことです。自分の位置を知ってもらうために、手を挙げて合図を送ります。プレーが終わった後に、アドバイスを受けることもあります。
Q. 最後に一言お願いします。
A. サッカー部は、部員全員が真剣に取り組んでいるクラブです。ゲーム中は真剣ですが、怪我がないように楽しくプレーしています。興味ある方はいつでも見学に来てください。


(写真)サッカー部の練習風景
サッカー部の練習風景


(写真)サッカー部員一同
サッカー部員一同