〔クラブ活動紹介シリーズ4〕
美術部
指導部指導課



 本号では、美術部をご紹介します。当センターの美術部は、2002年の終わりに美術同好会を発足し、その後2004年に クラブになった比較的新しいクラブです。活動日は毎週月・木曜日の夕食後で、現在、約12名(利用者の修了などによ り、かなりの変動があります。)の部員で活動をしております。部員はいろいろな障害を持つ方がいて、肢体・聴覚・ 内部障害だけではなく、視覚障害を持った利用者も過去在籍されたこともあります。
 さて、美術部では外部のボランティアの方々による熱心なご指導やご支援のもとに創作活動を行っております。これ までの作品は鉛筆などのデッサンや水彩画を多く取り扱ってきましたが、今後は油絵や粘土細工など範囲を広げていく 予定です。
 主な活動発表の場は、毎年10月に開催される並木祭での展示、寮の談話室への展示を行なっています。今、美術部で はその並木祭に向けて、創作活動に余念がありません。並木祭では美術部作品の展示はもちろん、お絵かきコーナーな ど楽しい企画で皆様のお越しをお待ちしておりますので、ぜひ遊びにお越しください。

 ここで美術部の部長に美術部や絵の魅力についてお話を伺いましたのでご紹介します。
 「美術部は絵の好きな利用者が集まり、楽しく活動しています。私は今、富士山の水彩画を何枚か手がけています。 構図や絵の具の使い方などにより、富士山のいろいろな表情が出てきます。毎回、どんな富士山になるか楽しみだし、 仲間と絵を見て感想を話しあうのも楽しいです。また、富士山の画像や美術作品を見るのも好きです。
 今後も富士山を描いていきたいですが、それだけではなく粘土を使った作品、ダンボールを使った工作などいろいろ な作品にも挑戦していきたいと思っております。
 美術部の年間行事の中で一番力を入れているのが並木祭での作品展示です。今年の並木祭は10月14日(土)に開催さ れますので、ぜひ足をお運びください。私の富士山の絵も展示します。お待ちしております。」


(写真)美術部のみなさん
美術部のみなさん