〔センター行事〕

第24回業績発表会開催報告

管理部企画課


 センターにおいて、年末の恒例行事となっている「業績発表会」も今年度で24回目となりました。

 この業績発表会は、「職員がその事業や学術研究のうえで、成し遂げた成果を発表・討議する機会を設けることによって、職員相互の研鑽と連帯の強化を図り、効果的・総合的なリハビリテーションの推進を図る」ことを目的に年1回毎年開催されているものです。

 平成12年度からは、各国立更生援護施設の職員へも参加の呼びかけを行っており、今回は、国立函館視力障害センター、国立塩原視力障害センター、国立福岡視力センター、国立伊東重度障害者センター、国立秩父学園の方々からも発表いただきました。

 演題数49題(内訳は、口頭発表46題、ポスター発表3題でした。)と昨年度とほぼ同じでしたが、今年度は1題あたりの発表時間を少し長くしたことからスケジュールにそった進行が大変でした。

 全体的には、口頭発表の演題分類毎の9セッションでは、そのセッション分野の専門の職員が座長として進行に当たり、質疑応答を通して活発な意見交換がなされました。また、ポスター発表においても、工夫を凝らしたポスターにより参加者の興味を視覚的に訴えていました。


(写真1)第1会場(大会議室)
第1会場(大会議室)


(写真2)第2会場(中・小会議室)
第2会場(中・小会議室)



 特別講演については、平成19年度第3回職員研修会も兼ね、国立社会保障・人口問題研究所長(前日本社会事業大学学長)京極宣氏をお招きして、大変貴重なお話を伺うことが出来ました。詳細については、こちらをご覧ください。

 また、恒例ですが、優秀な発表には総長より表彰状が授与されました。業績発表会資料(予稿集)での事前審査と発表内容について、審査委員会による厳選な審査の結果、次の方々が表彰されました。(敬称略)

○優秀賞
  病院看護部 井草 良子
  管理部総務課栄養管理室 内山 久子
  病院看護部 鏡味 麻里子
  病院看護部 木内 玲子
  更生訓練所職能部職能訓練課自動車訓練室 熊倉 良雄
  更生訓練所理療教育部 舘田 美保
  研究所補装具製作部 三田 友記
○奨励賞
  研究所感覚機能系障害研究部 岡崎 俊太郎
  研究所運動機能系障害研究部 小幡 博基
○特別賞
  国立塩原視力障害センター教務課 秋山 仁


 優秀賞受賞者(上記の7名)の皆さんからはコメントをいただき、次号(本誌2月号)で掲載させていただきます。

 なお、全演題・発表者及び予稿(一部未公開を除く)を、センターホームページに掲載しておりますのでご覧いただければ幸いです。

 最後に、非常に過密スケジュールで実施された今回の業績発表会でしたが、大過なく終了できましたことに対し、発表いただいた皆さま、前日の準備から当日の運営までご協力いただきました職員の皆さまに深く感謝申し上げます。


(写真3)岩谷総長と各賞受賞者(代理者含む)
岩谷総長と各賞受賞者(代理者含む)