1 運営方針
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平成20年度、病院は信頼される良質なリハビリテーション医療を提供していくとことを理念とし、安全な総合的障害者医療と心のこもったサービスを提供していく。センターが横断的に企画している発達障害支援事業に対し、病院として積極的に参画する。更生訓練所の利用者に対する医療サービスは、厳密な医学管理を継続し入所者診療室を通して安心して訓練できる環境を整えていく。研究所と連携し新しいリハビリテーション技術の開発に努める。
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2 重点事項
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(1)外来の改修
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昭和54年に開設し、その後、平成4年に新館を増築し現在に至っているが、外来患者等のプライバシーの確保ができていないことから、質の高いサービスの提供のためには改修が緊急の課題である。なお、プライバシーの確保等が病院機能評価の必須条件であることの指摘を受けている。 |
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(2)高次脳機能障害リハの充実
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高次脳機能障害への取り組みを充実させ、高次脳機能障害支援普及事業を推進する。 |
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(3)障害者の生活習慣病
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障害者の生活習慣病・二次障害予防対策(運動と栄養)の実施に向けて診療部内科、看護部、栄養管理室、リハビリテーション体育を中心に引き続き調査研究を行ない、運動・栄養プログラムを通して実践していく。 |
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(4)高位頸髄損傷者の医学的リハビリテーション確立と普及 |
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診療部、看護部、第一機能回復訓練部、第二機能回復訓練部を中心に高位頸髄損傷者の医学的リハビリテーション確立と普及を図る。 |
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(5)難病のリハビリテーション |
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各部門で難病のリハビリテーション対象患者を幅広く集める。 |
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(6)健康教室の継続・発展 |
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看護部、診療部、リハビリテーション体育、栄養管理室による障害者向け健康教室を継続・発展させる。当院利用者が、院内の専門職による正しい知識と情報・グループでの学習・ディスカッションの場の提供により健康を指向した生活を送れるよう援助する。 |
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(7)障害者性機能障害に対する医療の充実 |
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脊髄損傷女性の妊娠、出産に関する情報を整備し、情報を提供する。 |
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(8)NST(栄養サポートチーム)推進
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平成19年度に、栄養管理室、診療部、看護部が一体となってNSTを推進したが、今年度も褥瘡患者、高齢者、手術患者等をサポートする。 |