〔センター行事〕
第25回業績発表会開催報告
管理部企画課



 第25回業績発表会を、平成20年12月24日(水)にセンター本館大会議室を第1会場に、中・小会議室を第2会場として開催いたしました。
 この業績発表会は、「職員がその事業や学術研究のうえで、成し遂げた成果を発表・討議する機会を設けることによって、職員相互の研鑽と連帯の強化を図り、効果的・総合的なリハビリテーションの推進を図る」ことを目的に毎年開催されているものです。
 平成12年度からは、国立更生援護施設の職員へも参加の呼びかけを行っており、今回は、国立塩原視力障害センター、国立伊東重度障害者センター、国立別府重度障害者センター、国立秩父学園の方々からも発表いただきました。
 演題数は46題(内訳は、口頭発表44題、ポスター発表2題)と昨年度とほぼ同じでした。
 発表会は、口頭発表演題を分野別に9つのセッションに分け、各セッション毎にその分野に関係する職員が座長として進行に当たり、2〜4題の発表毎に質疑応答を行い活発な意見交換がなされました。また、ポスター発表においても、口頭発表同様、活発な意見交換がなされていました。

(写真1)口頭発表の様子
口頭発表の様子
(写真2)ポスター発表の様子
ポスター発表の様子

 

 

 午前、午後の発表が終了した後に、特別講演として、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課の長谷部課長補佐を招いて、障害者自立支援法施行後3年の見直しについて講演をしていただきました。講演内容が豊富であったため時間が足りないようでしたが、更生援護施設運営に携わっている職員として、今後の業務の遂行にあたり、大変有益なものでした。
 また、恒例ですが、優秀な発表には総長より表彰状並びに記念品が授与されました。業績発表会資料(予稿集)での事前審査と発表内容について、審査委員会による厳選な審査の結果、次の方々が表彰されました。(敬称略)

 

○優秀賞  
研究所感覚機能系障害研究部 野 弘二
研究所補装具製作部   久保 勉
病院第二機能回復訓練部 白坂 康俊
更生訓練所自立訓練部  川嶋 陽平
   
○奨励賞  
学院視覚障害学科 野口 忠則
病院看護部 中島 美香
病院看護部 山中 かほり
   
○特別賞  
国立秩父学園指導課 大野 晃
国立別府重度障害者センター指導課 浦田 真由美

 


 優秀賞受賞者(上記の4名)の皆さんからはコメントをいただき、次号(本誌2月号)で掲載させていただきます。
 なお、全演題・発表者及び予稿(一部未公開を除く)を、センターホームページに掲載しておりますのでご覧いただければ幸いです。
 最後に、非常に過密スケジュールで実施された今回の業績発表会でしたが、無事終了できましたことに対し、発表いただいた皆さま、前日の準備から当日の運営までご協力いただきました職員の皆さまに深く感謝申し上げます。


(写真3)岩谷総長と各賞受賞者の皆さん

岩谷総長と各賞受賞者の皆さん