日中韓リハビリテーションセンター間の協力事業

 当センターと中国リハビリテーション研究センター、韓国国立リハビリテーションセンターは2011年2月に協力と交流に関する協定を結んでおり、毎年リハビリテーション従事者や研究員が相互のセンターを訪問したり、シンポジウムへの参加、リハビリテーションの情報の交換の活動を行なっています。
 2012年、日本は中国、韓国の両国と政治面で難しい局面にありましたが、実際の両センターとの交流には影響はなく、まだデモ騒ぎが収まっていない9月には、ぎりぎりまで情勢確認をしながらではありましたが、北京で開催された中国リハビリテーション研究センター主催の国際フォーラムに当センターの医師と研究員が参加しましたし、今年の2月にも技術交流のための訪中を計画しています。これまで長きに亘り交流、協力をしてきた両センターとの関係は今後も継続していき、3つのセンターの技術向上と、この活動が将来は東アジアのリハビリテーションの発展に役立つように日中韓のセンターで話し合って進めたいと思います。