〔特集①〕
平成25年度運営方針 国際協力

 当センターが有するリハビリテーションの技術や情報を以って国際協力に貢献するため、WHOや国際協力機構への協力、海外の関係機関との連携を図るとともに、国内外への情報発信を進めます。

1  リハビリテーションに関する国際協力

  1.  西太平洋地域のWHO指定研究協力センターとの連携の強化

  2.  WHO指定研究協力センターとして、西太平洋地域における障害とリハビリテーションに関する協力センターとの情報交換をニュースレター等を通じて進めるとともにWHOの活動への協力を行います。
  3.  国際協力機構(JICA)を通じた技術協力

  4.  平成24年度に引き続き、JICAの技術協力プロジェクトに協力して開発途上国の障害者リハビリテーションの向上に寄与します。
  5.  センター独自の国際協力事業 日中韓のリハビリテーションセンターの協力

  6.  3センター間の相互理解を深めるために、専門職員の派遣を通じた技術交流を実施します。

2 リハビリテーションに関する情報収集及び提供

  1.  海外の関係機関・専門家とのネットワークの構築

  2.  協力協定を結んでいる中国、韓国のリハビリテーションセンターはもとより、これまで技術協力で関わったリハビリテーション関係機関、当センターで研修を行う海外のリハビリテーション専門家と連携を図る方法を検討します。
  3.  国際協力に関する情報発信

  4.  当センターが作成するリハビリテーションマニュアルをアジア・太平洋諸国に配布し、リハビリテーション技術に関する情報を提供します。また、国際協力のホームページを改良し、国際協力の活動に関する情報発信を進めます。平成24年度に作成した当センターホームページの中国語、韓国語版の充実を図ります。

3 その他

 国際会議等への参加、国際セミナーの開催等を通じて、障害とリハビリテーションに関する人的交流と情報の交換を行うとともに、海外のリハビリテーション専門家に対する研修、職員派遣による技術支援、海外からの視察の受入れを行い、センターの事業を紹介します。