4月2日の世界自閉症啓発デーに寄せるメッセージを掲載しました。
令和7年
世界自閉症啓発デーによせて 2025年4月2日
アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ(2025年4月2日)(PDF:175KB)
世界中で、自閉症の人々は、社会、人間の進歩に向けた試み、そして個人の生活に多大な貢献をしています。今日、私たちはこれらの功績を振り返ると同時に、依然として様々な大きな課題が残っていることも認識しています。
自閉症の人々は、日常的に孤立、偏見、不平等を経験しています。特に危機の際には、彼らは医療や教育を受けることを拒否され、法的能力が認められず、無視されてきました。このような差別は、「障害者の権利に関する条約」や、「持続可能な開発目標」における誰一人取り残さないという公約に反しています。このような状況は変えていかなければなりません。
政府は、平等を保証し、自閉症の人々の社会への完全な参加を促進するための法律や政策を採択しなければなりません。自閉症の人々が平等に活躍できる機会を確保するためには、包括的な医療や教育のシステム、職場環境、都市設計が必要です。
世界自閉症啓発デーにおいて、自閉症の人が誰一人取り残されない世界を作ることを改めて決意しましょう。
2025 年4月 国連事務総長 アントニオ・グテーレス
(世界自閉症啓発デー・日本実行委員会事務局による仮訳)
第18回世界自閉症啓発デー(令和7年4月2日)に寄せて
福岡 資麿厚生労働大臣メッセージ(令和7年4月2日)(PDF:86KB)
毎年4月2日は、平成19 年12 月に国連が制定した「世界自閉症啓発デー」で、本年で18 回目を迎えます。わが国では4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」として社会全体での理解促進に取り組むこととしており、今年も、一般社団法人日本自閉症協会をはじめとする関係団体の皆様のご尽力により、世界自閉症啓発デー関連イベントが開催できますことに改めて御礼を申し上げます。
今年は、自閉症をはじめとする発達障害のある皆様の多様性を尊重し、ご家族や地域の皆様がつながり、笑顔でいられる社会を目指して「みんな たいせつ つながる えがお」をキャッチコピーに掲げて啓発活動を進めています。また、発達障害啓発週間には、東京タワーをはじめとする全国各地のランドマークを「癒やし」や「希望」を表す青色でライトアップする「ライト・イット・アップ・ブルー」の開催や、「セサミストリート」のキャラクターで自閉症の特性がある「ジュリア」などを起用した啓発ポスターが全国各地で掲載されます。この他、公式テーマソングである「We Belong We Belong わたしたちのうた」や当事者の皆さんからのメッセージをまとめた「メッセージ・イン・ブルー」を公式ウェブサイトで公開しています。たくさんのイベントを通じて、国民の皆様が、自閉症をはじめとする発達障害の理解を深め、共に生きる社会を考えるきっかけになることを期待しています。
厚生労働省においても、各都道府県等に設置されている発達障害者支援センターなどに専門的人材を配置することにより、地域での支援機能の強化を進めています。また、令和7年度からは、これらの地域の支援体制のネットワーク構築を進めるとともに、地域の専門的人材の養成を加速させることで、発達障害のある方々への支援の更なる強化を進めてまいります。
発達障害のある方々の多様性が尊重され、障害の有無に関わらず、共に育ち共に生きる社会の実現に向けて、当事者やご家族の皆様の声をしっかりと伺い、関係府省庁とも連携しながら、引き続き取組を推進してまいります。
今後とも、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
令和7年4月2日
厚生労働大臣 福岡 資麿
世界自閉症啓発デー2025に向けた文部科学大臣メッセージ
あべ 俊子文部科学大臣メッセージ(令和7年4月2日)(PDF:120KB)
毎年4月2日は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。また、我が国では、毎年4月2日から8日までの期間を「発達障害啓発週間」とし、自閉症など発達障害に関する正しい理解が進むよう、啓発活動に広く取り組んでおります。
「世界自閉症啓発デー」は今年で18回目を迎えます。今年のキャッチコピー「みんな たいせつ つながる えがお」の下、今年も「世界自閉症啓発デー」のシンボルカラーである青を基調としたライトアップ等が全国各地で実施されます。
文部科学省では、障害のある子供一人一人の自立と社会参加を見据え、個々の教育的ニーズに応じた指導を提供できるよう、通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった連続性のある多様な学びの場の整備を進めるとともに、いずれの場においても、障害のある子供と障害のない子供が可能な限り共に学ぶことができるよう、特別支援教育を推進しております。
また、自閉症など発達障害を含む障害のある子供たちへの適切な指導や必要な支援を行うため、実態把握等の校内支援体制の強化や、通級による指導の充実等、就学前からの早期発見・早期支援に向けた施策を進めるとともに、管理職をはじめとする教員の理解啓発・専門性向上にも取り組んでまいります。
さらに、教育と福祉が連携し、行政分野を超えた切れ目のない一貫した支援を行っていくため、引き続き厚生労働省・こども家庭庁とも連携を密にしながら、誰もがその能力を発揮し、相互に人格と個性を尊重し支え合い、認め合える共生社会の形成を目指し、特別支援教育の一層の充実を図ってまいります。
結びに、「世界自閉症啓発デー」や「発達障害啓発週間」が、教育関係者にとって発達障害についての理解を深め、支援の充実につながる契機となることを期待するとともに、引き続きの御理解と御協力をお願い申し上げて、私からのメッセージといたします。
令和7年4月2日
文部科学大臣 あべ 俊子
世界自閉症啓発デー2025(令和7年4月2日)に寄せて
三原 じゅん子こども政策担当大臣メッセージ(令和7年4月2日)(PDF:83KB)
毎年4月2日は、国連の定める「世界自閉症啓発デー」です。また、我が国では、4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」として、様々な啓発活動に取り組んでいます。
今年は、「みんな たいせつ つながる えがお」をキャッチコピーとして、全国各地で、自閉症のシンボルカラーである青色で地域を照らす「ライト・イット・アップ・ブルー」など様々な取組が行われています。
また、すべてのこどもたちのアイデンティティーや友情を尊重し、多様性豊かな社会で、こども全員が自分自身に誇りを持ち、居場所を感じられるようにとの願いが込められた楽曲「WE BELONG E BELONG E BELONG わたしたちのうた」は、世界自閉症啓発デー日本実行委員会の公式テーマソングとなっています。
こども家庭庁では、自閉症や発達障害のあるこどもも含めすべてのこどもの健やかな育ちを支え、障害の有無にかかわらず、地域で安心して暮らすことができるよう、児童発達支援センターを中核とした地域の障害児支援体制の整備やインクルージョンの推進に加え、新たに、関係機関が連携した「気づき」の段階からの早期の発達支援の推進に取り組むほか、養育支援や預かりニーズへの対応などの家族支援の充実などを進めています。
今後とも、こどもの視点に立って意見を聴き、その声を大切にして、こどもたちにとって最もよいことは何かを考えながら、「こどもまんなか社会」の実現と、すべてのこどもが、それぞれの多様性を認め合い、尊重し合い、誇りをもって生きられる社会の実現を目指し、関係省庁とも連携して取組を推進してまいります。
「世界自閉症啓発デー」や「発達障害啓発週間」が、こども1人ひとりの個性や特性を理解し、こどもや子育てをしている人の気持ちに想いを馳せて、寄り添う契機となることを強く期待して、私からのメッセージといたします。
令和7年4月2日
こども政策担当大臣 三原 じゅん子
令和6年
第17回世界自閉症啓発デー(令和6年4月2日)に寄せて
武見敬三厚生労働大臣メッセージ(令和6年4月2日)(PDF:97KB)
はじめに、自閉症をはじめとする発達障害のある方々の生活を日々支えておられるご家族の皆様、地域で支援に携わっている関係者の皆様に心から敬意を表します。
毎年4月2日は、平成19年12月に国連が制定した「世界自閉症啓発デー」です。今年で制定から17回目を迎えます。また、わが国では4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」としています。日本自閉症協会をはじめとする関係団体の皆様のご尽力により、今年も、世界自閉症啓発デー関連イベントが開催できますことに改めて御礼を申し上げます。
今年は、昨年4月に世界自閉症啓発デーの公式テーマソングとなった「We Belong わたしたちのうた」に注目し、「We Belong みんなで歌おう わたしたちのうた」をキャッチコピーに掲げて、歌から啓発活動を進めています。また、発達障害啓発週間の間は、東京タワーをはじめとする全国各地のランドマークを「癒やし」や「希望」を表す青色でライトアップする「ライト・イット・アップ・ブルー」の開催や「セサミストリート」のキャラクターで自閉症の特性がある「ジュリア」などを起用した啓発ポスターが全国各地に掲載されます。国民の皆様には、こうしたイベントなどを契機として、自閉症をはじめとする発達障害への理解を深めていただきたいと思います。
厚生労働省においては、乳幼児期から高齢期までのライフステージに対応する一貫した支援を行うため、各都道府県等に設置されている発達障害者支援センター等に、専門的人材を配置することにより、関係機関との連携や困難事例等への対応など地域支援機能を強化しています。また、令和6年度については、集中的支援の実施のための体制整備に必要な経費を盛り込んだところであり、強度行動障害を有する者を含め、発達障害児者に対する地域支援機能の更なる強化を進めることとしております。
発達障害のある方がその力を発揮できる社会、そして、多様性を認め、障害の有無に関わらず、共に育ち共に生きる社会の実現に向けて、関係府省庁とも連携しながら、引き続き取組を推進してまいります。
今後とも、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和6年4月2日
厚生労働大臣 武見 敬三
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
盛山正仁文部科学大臣メッセージ(令和6年4月2日)(PDF:159KB)
4月2日は、国連で定められた「世界自閉症啓発デー」です。我が国では、毎年、4月2日から8日までの1週間を「発達障害啓発週間」とし、自閉症など、発達障害についての正しい理解が進むよう啓発活動に取り組んでおります。
文部科学省では、自閉症など発達障害をはじめ、様々な課題を抱えている児童生徒たちを誰一人取り残さず、可能性を最大限に引き出す学校教育の実現を目指すとともに、障害のある方が一生を通じて自らの可能性を追求し、その個性や能力を生かして活躍できるよう、学校教育、生涯学習、文化芸術、スポーツ等の各分野において、省内はもちろんのこと、厚生労働省やこども家庭庁等関係省庁とも連携し、横断的・総合的に関連施策を推進しております。
また、インクルーシブ教育システムの構築のため、全ての児童生徒が可能な限り共に学び、自閉症など発達障害を含む障害のある児童生徒の自立と社会参加を見据えて、一人一人の教育的ニーズに最も的確に応える指導や必要な支援を行うことができるよう、特別支援教育を推進しております。
昨年3月の「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討会議報告」においては、通常の学級に在籍する障害のある児童生徒へのより効果的な支援施策の在り方として、校長のリーダーシップの下、校内支援体制を強化させることのほか、通級による指導の充実など、今後の方針が示されました。文部科学省では、これらの具体的な方向性を踏まえ、その実現を図るべく関連施策等の一層の充実に努めてまいります。そうした中で、自閉症など発達障害を含む障害のある子供たちに更なる学びを充実させるとともに、障害のない子供たちや関係者に対しても、発達障害について理解を深めていくことができるよう取組を進めてまいります。
この「世界自閉症啓発デー」や「発達障害啓発週間」が、全ての教育関係者等にとって、発達障害をはじめとする障害についての理解を深め、本人や保護者の方々の気持ちに寄り添った支援について真摯に考え、実践する契機となり、障害の有無に関わらず誰もがその能力を発揮し、共生社会の一員として共に認め合い、支え合い、誇りを持って生きられる社会の実現につながっていくことを強く期待いたします。
令和6年4月2日
文部科学大臣 盛山 正仁
世界自閉症啓発デー2024(令和6年4月2日)に寄せて
加藤鮎子こども政策担当大臣メッセージ(令和6年4月2日)(PDF:87KB)
毎年4月2日は、国連の定める「世界自閉症啓発デー」です。また、我が国では、4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」として、様々な啓発活動に取り組んでいます。
今年は、世界自閉症啓発デー日本実行委員会初の公式テーマソング「WE BELONGわたしたちのうた」が生まれました。すべてのこどもたちのアイデンティティーや友情を尊重し、多様性豊かな社会で、こども全員が自分自身に誇りを持ち、居場所を感じられるようにとの願いが込められた楽曲となっています。
また、全国各地で、自閉症のシンボルカラーである青色で地域を照らす「ライト・イット・アップ・ブルー」や、ポスターの掲示、広報誌への啓発記事の掲載など様々な取組が行われています。
こども家庭庁は、昨年4月に、「こどもまんなか」社会の実現に向けて発足し、障害児の支援についても、こども施策全体の中で一層の推進を図ることとされました。
こどもの視点に立って意見を聴き、その声を大切にして、こどもたちにとって最もよいことは何かを考えながら、障害の有無にかかわらず、安心してともに育ち暮らす地域づくりを進めていくことが重要であると考えています。
「世界自閉症啓発デー」や「発達障害啓発週間」が、こども1人ひとりの個性や特性を理解し、こどもや子育てをしている人の気持ちに想いを馳せて、寄り添うことの契機となるよう期待したいと思います。また、それによって、こどもが
自閉症・発達障害などの障害に関係なく健やかに育つことができ、すべてのこどもと子育てをしている人々が、それぞれの多様性を認め合い、尊重し合い、誇りをもって生きられる社会の実現につながっていくことを強く期待して、私からのメッセージといたします。
令和6年4月2日
こども政策担当大臣 加藤 鮎子
令和5年
世界自閉症啓発デーによせて
アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ(2023年4月2日) (PDF:149KB)
世界自閉症啓発デーに、私たちは自閉症をもつ人たちの貢献を祝い、固有の権利を前進させる決意を新たにします。
障害者権利条約と持続可能な開発のための2030 アジェンダに沿って、社会が進歩しているにもかかわらず、自閉症の人々は、権利と基本的自由の完全な行使に対する社会的及び環境的な障壁に直面し続けています。
あらゆる人々が、インクルーシブな教育、平等な雇用機会、自己決定が尊重される環境が促進されることを行使されなければなりません。そして、自閉症の人々を支える家族、介護者を支えるネットワークの役割も重要です。
日々、自閉症の人々が私たちの社会に積極的かつ多様に貢献していることを十分理解し、自閉症の人々と協力し、すべての人にとって包括的で生きやすい世界を構築しましょう。
第16回世界自閉症啓発デー(令和5年4月2日)に寄せて
加藤勝信厚生労働大臣メッセージ(令和5年4月2日) (PDF:109KB)
はじめに、自閉症をはじめとする発達障害のある方々の生活を日々支えておられるご家族の皆様、地域で支援に携わっている関係者の皆様に心から敬意を表します。
毎年4月2日は、国連の定める「世界自閉症啓発デー」です。今年で制定から16回目を迎えます。また、我が国では4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」としています。日本自閉症協会をはじめとする関係団体の皆様のご尽力により、今年も、世界自閉症啓発デー関連イベントが開催できますことに改めて御礼を申し上げます。
今年は「みんなたいせつ こせい とくせい たようせい」をキャッチコピーに、啓発活動を進めています。また、発達障害啓発週間の間は、東京タワーや全国各地のランドマークを「癒やし」や「希望」などを表す青色でライトアップする「ライト・イット・アップ・ブルー」などが行われます。国民の皆様には、こうしたイベントを契機として、自閉症をはじめとする発達障害への理解を深めていただきたいと思います。
発達障害は、親のしつけや教育の問題ではなく、脳機能の障害によるものです。その特性は一人ひとり様々であり、御自身の得意な分野を活かして活躍されている方も数多くおられます。一方で、周囲の理解が十分でないことによって、その行動や態度が「自分勝手な人」、「変わった人」などと誤解され、生きづらさを感じながら生活している方もおられます。発達障害に対する正しい理解が広まれば、周囲の方の接し方も変わり、そうした生きづらさも軽減されると考えています。
発達障害者支援法では、乳幼児期から高齢期までのライフステージを通じた切れ目のない支援を実施することや、家族なども含めたきめ細かな支援を推進し、身近な場所で支援が受けられる体制を構築することなどが明記されています。
厚生労働省では、この法律の趣旨も踏まえ、各都道府県等に設置されている発達障害者支援センターを中心として、御本人や御家族からの相談に応じるとともに、医療、保健、福祉、教育、労働等の関係機関と連携した専門的な支援を実施するほか、ペアレントトレーニングなどの発達障害の特性の理解や適切な行動を促すための研修等に取り組んでいます。
折しも、昨日からはこども家庭庁が発足し、障害児支援についても、こども政策全体の中で一層の推進が図られることが期待されます。
発達障害のある方がその力を発揮できる社会、そして、多様性を認め、障害の有無に関わらず、共に育ち共に生きる社会の実現に向けて、関係府省とも連携しながら、引き続き取組を推進してまいります。
今後とも、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
永岡桂子文部科学大臣メッセージ(令和5年4月2日) (PDF:115KB)
4月2日は、国連で定められた「世界自閉症啓発デー」です。我が国では、毎年、4月2日から8日までの1週間
を「発達障害啓発週間」とし、自閉症をはじめ、発達障害についての正しい理解が進むよう啓発活動に取り組んでお
ります。
文部科学省では、発達障害をはじめ、様々な課題を抱えている子供たちを誰一人取り残さず、可能性を最大限に引き出す学校教育の実現を目指すとともに、障害のある方が一生を通じて自らの可能性を追求し、その個性や能力を生かして活躍できるよう、学校教育、生涯学習、文化芸術、スポーツ等の各分野において、省内はもちろんのこと、厚生労働省やこども家庭庁等関係省庁とも連携し、横断的・総合的に関連施策を推進しております。
そして、発達障害を含め、障害のある子供一人一人の教育的ニーズを踏まえた適切な教育の提供が図られ、「インクルーシブ教育システム」の実現に向けて、障害のある子供と障害のない子供が可能な限り共に過ごすための条件
整備と、一人一人の教育的ニーズに応じた学びの場の整備を両輪として取り組んでおります。
「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」を昨年12月に公表し、調査結果から、学習面又は行動面で困難を示すとされた児童生徒が通常の学級に一定の割合で在籍していることが明らかに
なりました。この調査結果なども踏まえ、今後、児童生徒の実態を適切に把握し、必要な支援を組織的に行うための校内支援体制の充実や自らの学校で受けられる通級による指導の促進など、通常の学級に在籍する障害のある子供
の支援の充実を図ってまいります。
今後も、自閉症を含む障害のある子供たちに更なる学びを充実させるとともに、障害のない子供たちや関係者に対しても、自閉症について理解を深めていくことができるよう取組を進めてまいります。
結びに、この「世界自閉症啓発デー」や「発達障害啓発週間」が、全ての教育関係者等にとって、発達障害をはじめとする障害についての理解を深め、本人や保護者の方々の気持ちに寄り添った支援について真摯に考え、実践す
る契機となり、障害の有無に関わらず誰もがその能力を発揮し、共生社会の一員として共に認め合い、支え合い、誇りを持って生きられる社会の実現につながっていくことを強く期待いたしまして、私からのメッセージといたします。
第16回世界自閉症啓発デー(令和5年4月2日)に寄せて
小倉將信こども政策担当大臣メッセージ(令和5年4月2日) (PDF:76KB)
毎年4月2日は、国連の定める「世界自閉症啓発デー」です。また、我が国では4月2日から8日まで「発達障害啓発週間」として様々な啓発活動に取り組んでいます。今年は「みんな たいせつ こせい とくせい たようせい」をキャッチコピーとしたポスター等の掲示をおこなっています。また、自閉症のシンボルカラーである青色で地域を照らす「ライト・イット・アップ・ブルー」がおこなわれます。
みなさんの地域において、これらの取組を契機にして、自閉症をはじめとした発達障害のあるこども1人ひとりの大切な個性、特性が理解され、生まれ育つ地域のなかで、こども1人ひとりの多様性が尊重されることを願います。
こども家庭庁は、昨日、「こどもまんなか」社会の実現に向けた司令塔として発足しました。今後、発達障害を含む障害のあるこどもの支援については、こども家庭庁においてその事務を所管することになります。
その際、全ての国民が障害の有無にかかわらず、互いに尊重し合い、ともに生きていく共生社会の実現に向けて、障害のあるこどもの地域社会への参加・包容(インクルージョン)を推進する観点に立って、障害や発達に課題のあるこどもへの支援を進めていくことが重要であると考えております。
「世界自閉症啓発デー」や「発達障害啓発週間」が、こども1人ひとりの個性や特性を理解し、こどもや子育てをしている人の気持ちに想いを馳せて、寄り添う契機になることを期待しています。また、そのことが、こどもが生まれ育つ地域において、自閉症・発達障害の有無に関わらず、すべてのこどもと子育てをしている人が、それぞれの多様性を認め合い、尊重し合い、誇りをもって生きられる社会の実現につながっていくことを強く期待して、私からのメッセージといたします。
令和4年
世界自閉症啓発デーによせて
アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ(2022年4月2日) (PDF:192KB)
第15回世界自閉症啓発デー(令和4年4月2日)に寄せて
後藤茂之厚生労働大臣メッセージ(令和4年4月2日) (PDF:126KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
末松信介文部科学大臣メッセージ(令和4年4月2日) (PDF:144KB)
令和3年
世界自閉症啓発デーによせて
アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ(2021年4月2日) (PDF:172KB)
第14回世界自閉症啓発デー(令和3年4月2日)に寄せて(大臣メッセージ)
田村憲久厚生労働大臣メッセージ(令和3年4月2日) (PDF:105KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
萩生田光一文部科学大臣メッセージ(令和3年4月2日) (PDF:110KB)
令和2年
第12 回世界自閉症啓発デーシンポジウムによせて
アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ(令和2年4月2日) (PDF:113KB)
第13回世界自閉症啓発デー(令和2年4月2日)に寄せて(大臣メッセージ)
加藤勝信厚生労働大臣メッセージ(令和2年4月2日) (PDF:93KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
萩生田光一文部科学大臣メッセージ(令和2年4月2日) (PDF:67KB)
平成31年
2019年4月2日世界自閉症啓発デーに寄せる国連事務総長からのメッセージ
アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ(平成31年4月2日) (PDF:357KB)
第12回世界自閉症啓発デー(平成31年4月2日)に寄せて(大臣メッセージ)
根元匠厚生労働大臣メッセージ(平成31年4月2日) (PDF:93KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
柴山昌彦文部科学大臣メッセージ(平成31年4月2日) (PDF:63KB)
平成30年
世界自閉症啓発デー・シンポジウムに寄せる国連事務総長からのメッセージ
アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ(平成30年4月2日) (PDF:78KB)
第11回世界自閉症啓発デー(平成30年4月2日)に寄せて(大臣メッセージ)
加藤勝信厚生労働大臣メッセージ(平成30年4月2日) (PDF:58KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
林芳正文部科学大臣メッセージ(平成30年4月2日) (PDF:67KB)
平成29年
国際連合事務総長世界自閉症啓発デーへのメッセージ
アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ(平成29年4月2日) (PDF:95KB)
第10回世界自閉症啓発デー(平成29年4月2日)に寄せて(大臣メッセージ)
塩崎恭久厚生労働大臣メッセージ(平成29年4月2日) (PDF:104KB)
世界自閉症啓発デー(平成29年4月2日)加藤内閣府特命担当大臣メッセージ
加藤勝信内閣府特命担当大臣メッセージ(平成29年4月2日) (PDF:47KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
松野博一文部科学大臣メッセージ(平成29年4月2日) (PDF:56KB)
平成28年
国際連合事務総長世界自閉症啓発デーへのメッセージ
潘基文国連事務総長メッセージ(平成28年4月2日) (PDF:158KB)
第9回世界自閉症啓発デー(平成28年4月2日)に寄せて
塩崎恭久厚生労働大臣メッセージ(平成28年4月2日) (PDF:104KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての加藤内閣府特命担当大臣メッセージ
加藤勝信内閣府特命担当大臣メッセージ(平成28年4月2日) (PDF:79KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
馳浩文部科学大臣メッセージ(平成28年4月2日) (PDF:86KB)
平成27年
国際連合事務総長世界自閉症啓発デーへのメッセージ
潘基文国連事務総長メッセージ(平成27年4月2日) (PDF:120KB)
第8回世界自閉症啓発デー(平成27年4月2日)に寄せて
塩崎恭久厚生労働大臣メッセージ(平成27年4月2日) (PDF:92KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての有村内閣府特命担当大臣メッセージ
有村治子内閣府特命担当大臣メッセージ(平成27年4月2日) (PDF:132KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
下村博文文部科学大臣メッセージ(平成27年4月2日) (PDF:96KB)
平成26年
国際連合事務総長世界自閉症啓発デーへのメッセージ
潘基文国連事務総長のメッセージ(平成26年4月2日) (PDF:86KB)
第7回世界自閉症啓発デー(平成26年4月2日)に寄せて
田村憲久厚生労働大臣メッセージ(平成26年4月2日) (PDF:48KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての森内閣府特命担当大臣メッセージ
森まさこ内閣府特命担当大臣メッセージ(平成26年4月2日) (PDF:38KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
下村博文文部科学大臣メッセージ(平成26年4月2日) (PDF:50KB)
「世界自閉症啓発デー2014・シンポジウム」に寄せて
岸田文雄外務大臣メッセージ(平成26年4月2日) (PDF:54KB)
平成25年
国際連合事務総長世界自閉症啓発デーへのメッセージ
潘基文国連事務総長のメッセージ(平成25年4月2日) (PDF:100KB)
第6回世界自閉症啓発デー(平成25年4月2日)に寄せて
田村憲久厚生労働大臣メッセージ(平成25年4月2日) (PDF:15KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての森まさこ内閣府特命担当大臣メッセージ
森まさこ内閣府特命担当大臣メッセージ(平成25年4月2日) (PDF:18KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
下村博文文部科学大臣メッセージ(平成25年4月2日) (PDF:27KB)
平成24年
国際連合事務総長世界自閉症啓発デーへのメッセージ
潘基文国連事務総長のメッセージ(平成24年4月2日) (PDF:103KB)
第5回世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せて
小宮山洋子厚生労働大臣メッセージ(平成24年4月2日) (PDF:62KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての中川内閣府特命担当大臣メッセージ
中川内閣府特命担当大臣メッセージ(平成24年4月2日) (PDF:58KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
平野博文文部科学大臣メッセージ(平成24年4月2日) (PDF:66KB)
平成23年
第4回世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せて
細川律夫厚生労働大臣のメッセージ(平成23年4月2日) (PDF:89KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての蓮舫内閣府特命担当大臣メッセージ
蓮舫内閣府特命担当大臣メッセージ(平成23年4月2日) (PDF:69KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
高木義明文部科学大臣のメッセージ(平成23年4月2日) (PDF:108KB)
国際連合事務総長世界自閉症啓発デーへのメッセージ
潘基文国連事務総長のメッセージ(平成23年4月2日) (PDF:128KB)
平成22年
第3回世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せて
長妻昭厚生労働大臣のメッセージ(平成22年4月2日) (PDF:89KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての福島内閣府特命担当大臣メッセージ
福島みずほ内閣府特命担当大臣のメッセージ(平成22年4月2日) (PDF:69KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ
川端達夫文部科学大臣のメッセージ(平成22年4月2日) (PDF:108KB)
潘基文国連事務総長のメッセージ(平成22年4月2日)
「世界自閉症啓発デー」(4月2日)に寄せる国連事務総長メッセージ
平成21年
「第2回世界自閉症啓発デー(4月2日)に寄せて」
舛添要一厚生労働大臣のメッセージ(平成21年4月2日) (PDF:49KB)
「世界自閉症啓発デー」に当たっての野田内閣府特命大臣メッセージ
野田聖子内閣府特命担当大臣のメッセージ(平成21年4月2日) (PDF:53KB)
「世界自閉症啓発デー」にあたっての文部科学大臣メッセージ
塩谷立文部科学大臣のメッセージ(平成21年4月2日) (PDF:77KB)