コクリハニュース

第377号(令和8年春号)特集1

令和7年度障害者週間を終えて

企画・情報部企画課

 毎年12月9日は、「障害者の日」とされています。これは、昭和50年に「障害者の権利宣言」が国連総会で採択された日であり、昭和56年に国際障害者年推進本部が、その日を「障害者の日」と定めました。
 一方、12月3日は、昭和57年に「障害者に関する世界行動計画」が国連総会で採択された日であり、これを記念して平成4年に「国際障害者デー」とされました。
 このようなことから、我が国では「国際障害者デー」である12月3日から「障害者の日」である12月9日までの1週間を、障害者週間と定めました。
 この期間を中心に、国、地方公共団体、関係団体等においては、様々な意識啓発に係る取り組みを展開しています。
 本年度の当センターの取り組みについては、以下のとおりです。

①  特別公演の開催
 12月8日(月)15時30分から本センター本館講堂において、筑波大学附属視覚特別支援学校音楽科の卒業生有志を中心とした音楽団体、Dominant(ドミナント)と同校元・音楽科教諭 岩城美智子(いわき みちこ)様による音楽とトークイベントを開催しました。当日は「障害とともに 音楽とともに」という演題で、Dominantの小田久美子さん、山内さおりさん、北原新之助さんからご自身の障害及び音楽との出会いをお話ししていただき、1曲ずつ想い出の歌を岩城様のピアノ伴奏で披露していただきました。
 視覚に障害があることで、音楽の面においては、五線譜を読むことができない、また日常生活においては、家事から育児までやりこなすことの大変さなどのお話をされました。
 それでも、音楽があるから頑張ってきた、これからも音楽とともに歩みたいと抱負を語ってくれました。
 様々な困難を乗り越え、ご活躍されているDominantさんと岩城様による公演を通じて、我々聴衆一同大きな元気を得ることができたひとときでした。
 最後にアンコールとして、ベートヴェン作曲交響曲第9番第4楽章より「歓喜の歌」を合唱いただき、公演を終了しました。

 末筆ながら、Dominantさん及び岩城様にはご多忙のところ、今回の公演をご快諾いただきまして、深く御礼申し上げますとともに今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
 

 

Dominantの皆さまによる熱唱
北原様の司会によるトークイベント

Dominantの皆様による熱唱(左から北原様、山内様、小田様)

Dominantの皆様と岩城様の合唱

Dominantの皆様、岩城様 ご出演ありがとうございました。
 

北原様の司会によるトークイベント
 


② ボランティア表彰の授与について
 特別公演の開催日に合わせて、12月8日(月)当センター本館2階応接室においてボランティア表彰の授与が行われました。長年、当センターでボランティア活動をされてきた方々へ感謝の意を表し、厚生労働大臣感謝状、厚生労働省障害保健福祉部長感謝状及び当センター総長感謝状が芳賀総長より、一人一人に手渡されました。最後に受賞された方々と当センター職員で記念撮影を行いました。
 

受賞された皆様と職員

受賞された皆様と職員

③ 所沢市主催障害者週間記念事業への出展
 地域との連携をさらに強化し、広く一般の方々にも当センターの事業を理解して頂くために、所沢市が主催する障害者週間記念事業に協賛し、12月2日(火)~5日(金)の4日間にわたり所沢市役所1階ロビーにて福祉機器の展示を実施しました。
 開催期間中は、多くの市民の方にご来場いただき、当センターの取り組みを紹介することができました。
 今後ともこのようなイベントを通じて、当センター業務の紹介並びに障害に対する理解と普及啓発に努めて参りたいと思います。
 

所沢市主催障害者週間記念事業

所沢市役所1階 市民ホール会場