義肢装具学科には,全ての義肢装具学科生で組織される学生会があり,ここは学生会が作るサイトです。

義肢装具学科は通称PO学科(「Prosthetics & Orthotics:義肢装具」の略)と呼ばれていますので,このサイトでは通称を使用させていただきます。
国リハPO学科をよりよく知っていただくためのサイトにしたいと思っていますので,ご興味のある方はどうぞご参考になさって下さい。

また,10月から新たなコーナー「週刊 1年生」を始めます.いつまで続くか分かりませんが,1週間に1回のアップを目標にみなさまに情報をお届けします.

(PO学科学生会HP委員会,2019年10月17日更新)


2021年5月27日【週刊1年生_第2号】

膝装具の採型を行いました!

お互いの採型をしてみて、最初の感想は「難しい…」の一言でした笑
採型はスピードが命!でもそれがとても難しくて頭が回りそう…。患者さん側の体験もでき、ギプス包帯を巻くスピードはもちろん、全ての工程において患者さんの負担を軽減するために作業を行う、迅速かつ丁寧な行動の大切さを知りました。
最初から最後までしゃがんで行う作業、慣れない姿勢で体は筋肉痛に…。
初めて石膏をしっかりと触り、義肢装具士の技術について学ぶ授業が本格的に始まった気がしてワクワクする気持ちと同時に改めて身が引き締まる思いでした。
これから義肢装具士としてたくさんのことを学んでいく中の大事な大事な1歩として、今日という日は私たちの中に刻まれました!

(文責:A・O)


2021年6月15日【2年生だより_第2号】

今回は2年生の授業の1つである”運動学実習”の授業風景を紹介します。

この授業では,学生同士で関節の可動域を測定しながら,関節可動域検査の手順を学びます。
また,この授業の後半では徒手筋力検査の手順についても学びます。
普段使わない筋肉が引き伸ばされるため,私のような身体の固い人間にはとてもきつい授業でした。お風呂上りのストレッチを習慣づけたいと思います。。。

(文責:T・M)


2021年5月20日【週刊1年生_第1号】

入学して初めての実習は、裁革刀(さいかくとう)研ぎでした。

PO学科なのに、刃物研ぎ…?と思いましたが、自分が使う道具を自分で手入れすることは、これからものづくりの職人になるために欠かせないということを学び、皆一生懸命研ぎました。
やることは単純で、砥石と刃を擦り合わせるだけであり、教官のデモンストレーションではカッコよく研がれていましたが、実際にやってみると、なかなか思うようにいきませんでした。
何度も指先を切って血が出たり、絆創膏を貼った上からまた切ってしまったり、上手くいっていたはずが、研いでいくうちにひどい状態になってしまったり…
ひたすら裁革刀を研ぎ続けましたが、一本も満足に研げることなく、一日が終わってしまいました。

今は伸びしろしかないと思って、これから始まる実習に期待し、教わったことを大切にして頑張っていきたいと思います。

(文責:Y・I)


2021年5月22日【2年生だより_第1号】

無事2年生になり,ついにモデルさんの実習が始まりました!

この授業は、実際のモデルさんに来ていただき、その方の型をとる『採型』,製作、最終的にその方に合っているかの『適合』をみるものです。2年生では前腕義手と上腕義手,4種類の下腿義足を製作します。現在は前腕能動義手と、PTB式下腿義足を製作中です!

とても緊張して採型の日を迎えましたが、モデルさんの方々はみなさんとても優しく、わからないところは「もっとこうするんだよ」「こうした方がいいよ」などと逆にたくさんのアドバイスをいただきました。目の前のこの1人の方のためにこれから製作していくと思うと、採寸や観察にはこれまでより時間をかけ、漏れがないよう慎重になります。

1年生の終わり頃、学生同士で採型を行い相手に適合するものを作りました。しかし相手はやはり学生ということもあり、適合に対しての危険性や重要性を正直理解できていませんでした。今回初めて実際のモデルさんに製作してみて、適合しなかった場合に怪我をさせてしまうかもしれない、わざわざ来ていただいたのにも関わらず、きつくて入らないかもしれないなど、適合させるということがいかに重要で、そしてそのためにこれまで習った基礎があるのだと実感しました。実際に適合について考えながら行う実習は、一つひとつの工程にとても緊張感があります。これまでは決められた形、寸法で仕上げることを目的として制作していました。しかし今回はモデルさんにより合ったものを製作することが目的なので,採型時に得た限られたモデルさんの情報をもとに,これまで習ったことを振り返って考え、工夫し、慎重に作業しています。

自信を持って仮合わせに挑めるよう,引き続き必死に製作していきます!

(文責:M・M)


2021年5月31日【時たま3年生_第1号】

朝晩は少し冷えますが,日中はポカポカと気持ちよい季節になりました。
週刊1年生を書いていた私たちも3年生になりました。

昨年度は,とてもとても大切な仲間が病気で亡くなった,辛く悲しい1年でした。
コロナのせいで闘病中の仲間にも会えず,触れられず,飲食や集まりが制限され,学院のイベントはことごとく中止に追い込まれるという1年で,到底ホームページを更新する気になんてなれませんでした。
しかし,おかげで自分たちの「志」を今一度確認し,何をやりたいのか,どうやったら前を向けるのか,各々真剣に考えることができ,大きく成長することができた1年でもありました.

真剣に考えた結果,私たち3年生は現在3人となりました。
2人は留年して2年生として元気に勉強?しています。亡くなった1人のほかに1人が進路変更で退学し,2人が休学しています。
このように書くと,私たちが問題学年だと思われるかもしれませんが,私たちは自分の生き方を真剣に考えただけです。
退学した学生が放課後の研究ミーティングに参加して意見を言ってくれたり,ALSの方の介護バイトに熱心に取り組んでいる休学中の学生が,介助者の立場から私たちの卒業研究に助言をくれたり,今でも「志」は同じ,前を向いています。

そんなわけで,私たちはPOのフィールドにはとどまらず広い視野を持つ,少しユニークな学年になってこのHPに戻ってまいりました。
3人だと慢性的なマンパワー不足ですので,今年は『時々』『たまに』活動を報告します。お楽しみに。

さて,本号では上肢装具の実習について紹介します。
担当教官が育児中の卒業生や知り合いのPOに声を掛けると,1-8歳の手を採型したモデルが続々と届きました。
お送りくださった皆さま,ありがとうございました。
写真を見てもらえば分かりますが,こんな小児の上肢装具を実習で製作しているのは国リハだけではないでしょうか?
今まで同年代や年上の方の装具や義足を製作したことはありましたが,小児の装具を製作するのは初めてです。
卒業生が送ってくださった陰性モデル(石こう包帯を体に巻いて作った型)を見たときはあまりの小ささに驚きました。
石こうを流し入れ,陰性モデルをはがすときもモデルを破壊してしまうのではないかとヒヤヒヤしながらの作業でした。
その小さな手の皺一つ一つまできれいに採型されている卒業生の技術には脱帽です!
生徒同士で採型し合う場合は,相手が採型しやすいように動かないでいたり忖度するものですが,それでも手の皺まできれいに採型するのは難しいです。
今の自分たちでは1歳の赤ちゃんを採型するなんて夢のまた夢!早く技術を身につけたいです。
この貴重な機会をしっかりものにしたいと思います!

(文責:3年生 M・S)

1歳の手のモデル、ペンと比べてもこの小ささ!

大人の手と比べると両手がすっぽり片手に収まってしまいます!


2020年2月19日【週刊1年生_第13号】3回目の両側支柱付き短下肢装具!

寒さも徐々に和らぎ…と思えば花粉が飛び始め花粉症に悩む生徒や教官が続出しているPO学科です.

新年2つ目にして今年度の授業での最後の製作物は『両側支柱付き短下肢装具』でした.

この装具も前期の授業にて製作し,また年末の実習テストの課題でもあったので,3回目の製作となります.作業工程自体は皆だんだんと慣れてきている様子ですが,これまでに習ったことに加え,何のために使うのか,そのために必要な機能とは何か,その機能を果たすためにはどのようにあるべきかをより詳しく,実践寄りの想定で講義が進みます.何度か作った装具でも,一つ一つの工程の意味を考えながら受ける講義はまだまだ新鮮です.同時に自分の無知さも感じます…精進しなくてはいけませんね.

今後の課題も感じながらも,伸び代がある証拠だと信じて,僕らは勉学に励む.

(文責:1年生 K・I)

 

仮合わせと修正を経て最終確認.さあ,どうだ!

完成したら装具の出来を教官にプレゼン.着けていて痛くないか,目的が果たせているか等はもちろん,パーツごとの位置や方向の意味をきちんと理解できているか確認する場でもあります


2020年2月6日【週刊1年生_第12号】疾患セミナー!

この日は装具学Ⅰの授業で行われる、「疾患セミナー」がありました。
疾患セミナーは、疾患について調べて発表をします。発表者は全員が理解しやすいようにパワーポイントや模型を使うなど工夫をします。
また、分からないことがあれば全員で話し合って答えを導き出していきます。そうすることで、皆の疾患への理解を深め、知識を定着させることができます。
PO学科は製作実習のイメージが強いかと思いますが、この疾患セミナーのように学生が主体となって進む講義もたくさんあります。
今回のセミナーを通して、疾患について、また勉強の仕方についても、学ぶことができました。
(文責:1年生 H・K)

今回のテーマは腰部脊柱管狭窄症。真剣な表情でディスカッション


2020年1月30日【週刊1年生_第11号】2 教官紹介コーナー!!

さぁさぁ、やってまいりました! 2 教官紹介コーナー!!

前回は周囲の方々より大変にご好評をいただき、無事2回目を迎えることとなりました~!

今回ご紹介させていただくのは星野先生、野原先生のお2人です!

このコーナーも残るはあと1回となってしまいましたが、最終回もお楽しみに~!!

(文責・画:1年生 MK


2020年1月23日【週刊1年生_第10号】今年最初の製作課題

明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします.

 

本年最初の実習授業では,国リハに入学して初めて製作した装具『プラスチック短下肢装具シューホーン型』を改めて製作しています.
前回は,道具や機械の使い方,採型などの基本を学びながら何となく形にすることが目標でした.しかし,今回は体幹装具と同じように、その人により合ったものを製作することが目標です.この装具を必要とする疾患や目的をさらに深く学びながら製作しています.

 

入学初期には45日かかっていた作業が,今回は3日でできました!3日で製作できただけでなく,形だけでない,目的を持った装具をつくれたことにも嬉しさを感じます!
正直,初期のころは何となく作っていたのでおもしろくなく,さらに初めての作業ばかりで大変でした.けれど,今回は作業内容や装具の目的を理解したうえでの製作だったので,スムーズに作業を進められました.体に合わせようと考えながらつくるのは大変でしたが,その大変さや難しさがおもしろく感じられました.

 

まだまだ課題が多くありますが,患者さんが満足して装着していただける装具を製作できるよう努力します!
 

(文責:A・M)

寒い中,ズボンを上げて仮合わせ.

早く終わらせてあげたいけどメモする修正点がたくさん…

実習試験の時の作業机とは大違い

あのときは本当に散らかっていたなあ,と実感


2019年12月19日【週刊1年生_第9号】日本発祥の「車いすツインバスケットボール」

国リハには頚髄損傷の選手を中心とした「車いすツインバスケットボール(以降,ツイン)」部があり,われら1年生も3名が部員として,毎週木曜日の練習に参加させてもらっています.そこで,今回はツインという競技の説明をしたいと思います.

ツインは,上肢を動かしにくい方でもできるチームスポーツとして考案されました.この競技を考案したのは,なんと同じ学院リハ体育学科の元主任教官の先生なのです!パラリンピック競技である「車いすバスケットボール」ができない人にもバスケットを!という熱い思いが伝わってきます.

ツインという名前どおり,通常のゴール(3.05m)に加え,もう1つ低いゴール(1.20m)が設置されています.また,低いゴールは直径3.6ⅿの円の中央に置かれており,障害のレベルに応じて,円内からのシュートが可能な選手と,円外からしかシュートが打てない選手とに分けられます.つまり,1つのコートで様々な障害レベルの選手がプレイするのは他のチームスポーツでも同じですが,ツインでは同時に3つの障害レベルに応じたルールが定められているという点が特徴的なスポーツといえます.

したがって,仲間がどれだけのスピードで走れるのか,パスを受け取れる範囲はどこなのか,どれだけの強さのパスをだせばいいか等々をチームメイトは仲間の障害レベルを頭にたたき込んだ上で,体に覚え込ませる.つまり,チームの戦力を最大限に活かすプレイを瞬間的に出せるかどうかが勝敗を左右するのです.私にはまだまだそんな実力がありません…(汗)

お互いに助け合ってやっとの思いで打ったシュートが決まった瞬間は本当に最高です!

どうですか?やってみたいと思ったあなた!国リハに入学して下さい(笑)

2019年最後の週刊1年生となりました.お楽しみいただけましたでしょうか?(PO棟には愛読者が多数います)
来年もどうぞお楽しみに~,良いお年をお迎え下さい.

(文責:A・M)

シュート!助け合うのがチームスポーツの醍醐味
ーサングラスのカッコいい人は顧問の久保田先生ですー

われらがONE TEAM!!(2019年にちなんで使わせていただきます)


2019年12月13日【週刊1年生_第8号】実習試験!5日間で3つの課題を製作せよ!

4月に入学してから培ってきた知識と技術を試す時が来ました。基本工作論の実習試験です!

教官に丁寧に指導していただきながら製作した装具2つと義足1つを、今度は自分1人だけで製作して提出します。あらかじめ決められた材料と限られた製作時間の中で、間違いを指摘してくれる人はいません。

使えるものは自分で書いた製作レポートと自分が身につけた技術のみ。

様々なハプニングにも見舞われながら5日間を駆け抜けました。

授業で作ったものよりも綺麗なものを早く作ろう!と準備万端の状態で始まった試験でしたが、終わってみれば未完のものや、とても綺麗とは言えないようなものばかり。思った通りにいかない悔しさを噛み締めました...

POになるための道のりはまだまだ長いですが、この5日間を駆け抜けた事でまた少し成長できた気がしました。

(文責:1年生 N・S)

終了20分前!作業台の上はお祭り騒ぎの散らかりよう

実習テスト終了後...何とも言えない悔しさと少しの達成感


2019年12月5日【週刊1年生_第7号】装具完成まであと少し‼

学院前のイチョウの葉が、雨のように降る季節になりました。

製作した義足についての紹介は数回いたしましたので、今回は現在製作している体幹装具について紹介したいと思います。

現在製作している体幹装具は,金属を加工して作る『ナイト型装具』です。

生徒同士で採型をし、それぞれの体に合うように製作しています。体幹装具自体を製作するのはこれで2回目なのですが、やはりまだまだ未熟で体に沿わないところが多くあります……。仮合わせをしてみると、どこが合っていないのかが良く分かるので、その情報をもとに調整をして完成を目指して頑張っていきます!

一流の義肢装具士になるために、千里の道も一歩からの精神で基本からしっかり学んでいきます!

(文責:1年生 M・S)

自分たちが思っている以上に身体は歪んでいる!

【仮合わせ】上手くできたと思っても着けてみると!?


2019年11月28日【週刊1年生_第6号】新設!?教官紹介コーナー!

ついに前期・後期の入学試験が終わり、新入生の皆さんは来春から始まる学院生活に期待、不安、さまざまな思いを胸に抱えていることと思います。

「どんな先生がいるんだろう?」そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

そこで!!!

そんな疑問をお持ちの皆さんに義肢装具学科のことをより知っていただくべく、私たち学生が普段お世話になっているPOの教官方をご紹介させていただきます!!

記念すべき第1回目は中村先生、徳井先生のお2人です!

教官紹介コーナーは全3回でお送りいたします!次回もお楽しみに~!!

(文責・画:1年生 M・K)


2019年11月14日【これが国リハだ! 脳卒中リハ看護課程との下肢装具特別実習】

学院にはPO学科をはじめとする養成課程のほかに、脳卒中リハの臨床現場で働く実務経験5年以上の看護師さんが認定看護師の資格を得るための教育課程(CN課程)が存在します。脳卒中リハでは下肢装具が多く処方されるため、CN課程と合同で下肢装具特別実習をすることになりました。

実習では “脳卒中片麻痺患者さんに初めてのプラスチック短下肢装具を製作する” という課題が与えられ、PO学科1名とCN課程3-4名でグループを作り、採型から仮合わせまでの工程を3日間で行うことになりました。実際に多くの患者さんと接しているCN課程の方々には片麻痺患者さん役をしていただきました。

現役の看護師さんの採型をさせていただくということもあり、最初は皆とても緊張していました。しかし、会話を重ねるうちに緊張もほぐれていきました。今回、CN課程の方々の採型をして何より良かったのは、片麻痺患者さんをリアルに再現していただけたことでした。学生同士の採型では、たとえ麻痺のある患者さん役をしていても、採型する学生が作業しやすいように動かないはずの足を上げてしまうことがあります。しかし、今回の実習ではそうはいきませんでした。模擬患者さんであっても、採型している間にだんだん座っている姿勢が崩れてきて、麻痺している下肢も持ち上げるのに重く、採型ってこんなに難しかったっけ?! と焦るばかりでした。採型終了後にも、
「作業を始める前に、これから何をするのか1つ1つ説明をしてほしい。何をされるのか分からなければ不安になる。」
といった指摘をいただきました。私たちは採型するだけでなく、採型されることにも慣れてしまって、そういった気遣いをおろそかにしていたことに気付きました。 CN課程の方々も実際に採型されてみて、患者さんが感じる身体的・心理的負担、看護師として行うべきサポートを肌で感じ考えるきっかけになったとおっしゃっていました。

その後、私たちが2日後の仮合わせに向けて必死に装具を製作したのは言うまでもありません・・・。 仮合わせ日を迎え、製作した装具が適合するのか不安でしたが、全員が不適合なく仮合わせを終えられました。CN課程の方々には義肢装具士の仕事を間近に見ていただき、
「装具1つを作るにも多くの工夫をしていることが分かった」
との感想をいただきました。また、患者さん役をしてくださった方々からは、
「自分のために作ってくれた装具というのは想像以上に嬉しいもの。患者さんに『リハビリ頑張ろう!』と思わせるような装具を作って!!」
とエールをいただきました。

最後は、実習で感じたことをグループで発表しました。CN課程の方々には患者さんへの声掛けや表情などコミュニケーションの大切さを指摘していただき、装具が適合したことを一緒になって喜んでくださいました。PO学生だけの実習で、完成した装具にこれだけの喜びを誰かと一緒に感じることはありません。今回、臨床現場で働く先輩である看護師さんと一緒に実習ができて、そして交流を持つことができて、素直に楽しく、嬉しかったです。

CN課程との合同実習は今回が初の試みだったそうですが、現役の看護師さんと一緒にグループワークができるなんて、国リハのPO学科でなければできないことです。私の学年で合同実習が実施されたことを本当にラッキーだったと思います。
そして,CN課程の皆さんもきっと同じように感じてくださっていると思います。なぜなら、実習中の写真をHP用に提供してくださったのですから!!
本当にありがとうございました。

(文責:2年生 M・I)

大勢の看護師さんに囲まれて採型。めっちゃ緊張する~!

ドキドキの仮合わせ

意見交換!視野が広がった時間でした

聞いたことは漏らさずメモ!

この似顔絵は誰でしょう? → PO学科2年 A・S

「患者さんが笑顔になる装具」を作れるように頑張ります!!


2019年11月12日【週刊1年生_第5号】義足完成!??

延べ日数4日間の2度目となる義足製作実習が終了しました。

前回の製作期間よりも、かなり短い期間で完成したことに、自身の成長を感じられました!

しかし、実習終わりに個性豊かな義足を並べてみたら、やっぱり成長したとは言い難いような…。製作中は失敗も多く、完成した義足も、まだユーザーさんに提供できるようなものではありません…。

今回も反省点ばかりですが、一流のPOになりたいという気持ちはより一層高まりました。

POになるための道のりは長いようですが、この失敗にもめげず、ネバーギブアップの精神を持って、目標に向かってエンジン全開で取り組んでいきます!

(文責:1年生 H・K)

素敵な笑顔がまぶしい!!!


2019年11月7日【週刊1年生_第4号】初めての並木祭!

10月19日、1年生にとって初めての並木祭の日がやってきました。

先輩方が少数精鋭でPOたませんを販売している間に、残りの学生が交代でPO棟にてオープンハウスを開催していました。並木祭でのオープンハウスは今年初の試みだったそうですが、模擬義足と装具の体験、まっすぐ立った時の安定性のチェック、3Dプリンターによるキーホルダー作りの実演、顔認証システム、義肢や装具の展示といった内容で,PO棟の学生がどんなことを学んでいるのかを紹介しました。少し離れたところにあるPO棟まで来ていただき、さらに興味を持って話を聞いてもらえると、あぁ準備してよかったと嬉しい気持ちに包まれました。ご来場いただいた皆様.ありがとうございました.

頑張る時は頑張る。楽しむ時は思いっきり楽しむ。このメリハリが大事だなあ

(文責:1年生 N・S)

出来立てホヤホヤのキーホルダー!

義足で歩くのは思ったより怖いかも?


2019年10月19日 並木祭で「たません」バカ売れ!?

10月19日に開催された並木祭にて、「POたません」を販売しました!!! 当初は雨の予定だったのですが、開店するころには雨も止み、絶好の並木祭日和になりました。そのおかげもあり、なんと用意していた700枚を売り切りました‼
たくさんのご来店ありがとうございました!

当日は,下腿義足の実習でお世話になっている義足ユーザーのモデルさんが出店を知って駆けつけてくださったほか、わざわざ差し入れを持ってきてくださった職員の方,「美味しかったからまた来たよ!」と声をかけてくださった方やお子さまがたの笑顔であっという間に時間が過ぎました。 後日,「とても美味しかったので来年も出店してください」と温かいお言葉をくださった職員の方もいらっしゃって,一所懸命に準備した甲斐があったなぁと嬉しくなりました。

今回初めての試みで販売したところ、想像以上に高評価だった「POたません」、さて来年も出店するのか…お楽しみに!(その際もお子さま料金は伝統として引き継がせていただきます)

最後に模擬店出店にあたって協力していただいた自立支援局の先生方,PO学科の先生方,そして何よりお買い上げくださった皆さま,本当にありがとうございました。 なお,販売利益については,PO学科連動企画「オリジナルキーホルダー」の材料費に充当させていただきました。

(文責:子ども大好き2年生 A・S)

長い行列を作ってお待ちいただいたときにはめちゃくちゃ焦りましたが徐々に手際も良くなってきました

(↑)たまごにソースとマヨネーズ、とシンプルですが、たませんはシンプルな方が美味しいのです!ご自宅でお試し下さい。

(←)力作の看板。ここはPO学科の本領を発揮せねば・・・と頑張りました。

 


2019年10月25日【週刊1年生_第3号】ぐるぐる巻かれて・・・

装具学Ⅰの授業ではクラスメートの体にギプス包帯を巻き付けて型を取ります。

今回は2度目の体幹の採型となり、みんな初回よりは手際よく巻き付けられていましたが、ある者は手を石膏まみれにしながら、ある者は顔に石膏を付けながら一生懸命に巻き巻き…

もちろんスピードも速くはなってはいるものの、デモンストレーションをして下さった教官には程遠く…

自分たちの伸びしろを強く感じた1日でした。

(文責:1年生 K・I)

もっと腹筋を鍛えておけば・・・と後悔した初回、もうバレてるから・・・と開き直る2回目。


2019年10月24日【週刊1年生_第2号】この時を待っていた

みんな大好きなあの時間がやってきた!

リハビリ体育の時間がやってきました!

リハビリ体育では、メジャーなスポーツからまだまだマイナーなパラスポーツまで様々なスポーツを行っています!日々の勉強の疲れを発散できる時間の1つです!

さて、今回のリハビリ体育ではテニスを行いました。クラスのほとんどが素人のテニス。初めはぐだぐだでラリーもままなりませんが、そこは日頃の実習で培った気力!体力!根性!で走り回ってボールを追いかけます!

解剖学や生理学を勉強してからスポーツが一段と楽しくなったように感じます。

ああ...また明日から頑張ろう。みんなで夕日にそう誓いました。

(文責:1年生 T・O)

華麗なプレー!

サーブはバドミントン方式

打つ前は上手く見えるが・・・

なんか暗いと思ったら,ひとり明るい学生がお休みしてました・・・ 後列真ん中はリハ体育学科の梅崎先生です


2019年10月17日 並木祭に向けてPO学科一丸となって準備中!

10月19日(土)は並木祭です。

今年PO学科はPO棟のオープンハウスと模擬店を企画・運営します.

看板作り,キーホルダー作りと学年問わずPO学科一致団結して大忙しで準備していますが,並木祭のチラシではPO棟で何も企画していないことになっているというハプニングにも見舞われ,みなさん来てくれるのかしら?と少々心配しています.

そのようなわけで,ご来場お待ちしています!


2019年10月8日 【週刊 1年生_第1号】ついに終わった...!

1年生にとって初めての義足製作実習が終わりました。

2.3年生が臨床実習でいない中、約1か月にわたる実習で義足製作のノウハウを学びました。
しかし、毎週慣れない作業の連続で失敗もいくつか...。
さらには、製作工程を示したレポートを毎週提出...。
1年生の私たちは慣れない作業で体力的にも精神的にもつらいことが多くありました。

それでもめけずに作業を続け、無事にクラス全員義足を提出。
完成したときはなんともいえない達成感と感動で満たされ、疲れは吹き飛んでいきました。

しかし、自身の作った義足を見るとまだまだ患者さんに提供できるものではありません。まだまだスキルアップが必要です。
義肢装具の製作は非常に難しく、奥が深く、それでいて非常に楽しいと改めて実感しました。

嗚呼、私たちは義肢装具士へ大きく一歩前進したのだ。

(文責:1年生 U・T)


2019年10月 【週刊 1年生_0号】発刊のお知らせ!

この度,新企画「週刊一年生」の活動を開始することにしました.
しばらく更新が滞っていたPO学科学生会のページ……この現状を変え,より多くの人にもっと我々について知ってもらいたい,そんな気持ちを込めた試みです.
本科の一年生が交代で日々の授業風景などを定期的に記事にします.今までは実際にPO生にならないとわからなかった様子も写真付きでばっちりご覧いただけると思います.
特に受験生の方にとって,今後送るかもしれない未来の日常をより鮮明に想像できるページになればと思います.乞うご期待!

(文責:学年委員長 K・I)


2018年1月26日 雪合戦 & 雪だるま

1年生は3限目までだったので雪合戦をしました。 クラス委員長の尾澤君は大雪が降った22日,ひと足先に雪合戦を楽しんで風邪を引き,今日の雪合戦&雪だるまはお休みです。

大雪原で遊んでいますが,この大雪原は私たちが勉強しているPO棟の前にある野球場です。この広大な敷地,思い切り遊べる場所があることは他の義肢装具士養成校にはない私たちの自慢です。

所沢は毎年のように雪が降ります。そして3年に1回程度は雪合戦ができるくらい積もりますので,スノーブーツを持っていないと足にしもやけができます。 入学される方はご注意下さい。

雪だるまには平昌オリパラでの日本チームの健闘を祈念して,マラソンではありませんが月桂樹?を戴冠しておきました。

頑張れ!日本!!

学生会 雪だるま
雪だるま


2017年度 国リハPO学科(体育祭集合写真)

2017年度 国リハPO学科(体育祭集合写真)