Q&A 質問集

Q. 手話の学習経験がまったくないのですが?

A. 学前に手話学習経験がなくてもまったく問題ありません。

当学科の実技の授業は、学習経験がないことを前提に進めていきます。週1回2時間×1~2年程度の学習経験であれば、入学後1ヶ月以内にその差は解消されてしまいます。オープンキャンパス では、入学直後の授業を体験することができます。ぜひ参加してみて下さい。

Q. 日本語対応手話よりも日本手話を重視していると聞きましたが?

A. 手話通訳者としてどちらも習得する必要があります。当学科では、まず日本手話を習得し、その上で日本語対応手話に対応できる能力をつけていきます。

日本手話はひとつの言語としての一貫した体系を備えており、学生にとっては外国語のようなものです。一方、日本語対応手話は学生の母語である日本語を基盤としたコミュニケーション手段です。まずは日本語とは異なる言語体系としての日本手話をしっかり習得し、その上で、その語彙や文法の一部を利用する日本語対応手話へと移行します。日本語対応手話は学習が比較的容易で、入門期に適するという考え方もありますが、当学科では、あくまでも日本手話習得の延長線上に日本語対応手話への応用があると考えます。

Q. 手話通訳士試験は難関と聞きましたが?

A. 手話通訳士試験は知識だけでなく技能が問われる試験ですから、勉強すれば必ず資格が取れるという種類のものではありません。当学科の卒業生の合格率は約60%です。

平成27年度の手話通訳士試験の全体の合格率は2.1%でした。ここ数年間は10~20%前後で推移していましたので極端に低い数字です。今後どのように推移していくかはわかりません。当学科の実績としては、卒業までに合格できる学生は3人にひとり(平成22年度から26年度までの5年間の合格率は34%)、卒業後に合格した者を含めると、2年制移行後(12期生~24期生)の卒業生199名のうち、手話通訳士資格取得者は129名(学科把握分のみ)で、合格率は64.8%となっています。なお、当学科では、卒業後に手話通訳士試験を受験する卒業生のために、特定研修生制度を利用した卒後指導や、模擬問題の提供などによる支援を行っています。

Q. 入学試験対策はどのようにしたらよいでしょうか?

A. 特別な勉強は必要ありません。日頃から社会に関心をもち、新聞を読むなどしていれば大丈夫です。

通訳者に必要な知識は、受験勉強をすることによってのみ得られるような知識ではなく、いまの社会において実際に必要とされる、より実践的な知識です。当学科の入試問題では、そのような知識を問うことに主眼をおいて出題します。昨年度の入試問題を公開しています。参考になさって下さい。

» 平成26・27年度入学試験問題はこちら

Q. 入学試験対策のほかに、入学前に準備しておくべきことがあれば、教えて下さい。

A. 日本語能力や一般常識を磨いておきましょう。

通訳者は、自分がわかったことしか通訳できません。他者の話を即座に理解し、別の他者にわかりやすく伝達するためには、高い言語能力と豊富な知識が必要です。それらを磨く方法のひとつとして、各種検定を受検してみることをお勧めします。以下の検定受検については入学後も学科として取り組みますが、個人でも受検が可能です。チャレンジしてみてはいかがでしょうか(( )内は目指すべき目安となる級です)。

» 日本語検定(2級)についてはこちら
» ニュース時事能力検定(準2級)についてはこちら