〔インフォメーション〕
ヨコハマ・ヒューマン&テクノランドに3分野の学生が協働して自立支援機器を提案するもの作りプロジェクト(ニーズ&アイデアプロジェクト)で出展します
研究所

 2016年7月29日〜30日にパシフィコ横浜で開催されるヨコハマ・ヒューマン&テクノランド(愛称:ヨッテク)に、ニーズ&アイデアプロジェクトの成果の一端を出展します。
 ヨッテクは、横浜市リハビリテーション事業団が主催する総合イベント(入場無料)です。
今回で15回目となり、リハビリテーションや福祉、介護に関わるさまざまな最新情報・ノウハウを、見る・さわる・遊ぶ・考えることを通して広く発信しています。
 ニーズ&アイデアプロジェクトは、国立障害者リハビリテーションセンターの自立支援局と研究所、および医療・福祉系、デザイン系、工学系の3分野の学校[大学、高専、専門学校]が協力し推進しています。3分野の学生が、混成チームを作り自立をテーマにアイデアを形にする「お互いを知る人材育成プロジェクト」で今年3年目を迎えています。
 2014年度は4つの学校、2015年度は8つの学校、2016年度は10の学校の協力があり、2016年度は前期、後期と分けて進めています。前期は5つの学校(16人)が4チームを作り、後期は9つの学校が参加予定です。
 前期の成果をヨッテクにて発表します。後期と3年間分の成果発表は2017年3月5日(日)を予定しています。また、国際福祉機器展(10月12日〜14日)でも紹介予定です。3月にはニーズ&アイデアフォーラム(Needs & IdeaForum、略称NIF)として展示・口頭発表を行い、作品説明や特別講演、当日の様子、学生の感想などを学生がビジュアルな冊子(NIF報告書)として作成し、無料で配布しています。
 以下、飯島節自立支援局長の開催挨拶の一部です。(2015年度NIF報告書より)
 「このプロジェクトでは、利用される方の本当に役立つものを生み出すことを特に重視しています。そのためにまず学生さんたちには、私たちのリハビリテーションセンターまで足を運んでいただき障害をおもちの当事者の方々、また障害、福祉、医療の分野で直接サービスに携わっている専門職の人たちの話を聞くことを通じて、本当のニーズはどこにあるのか、何が役に立ち、必要とされているか、みんなで考えていただくことから始めていただきました。」
 なるべく多くの方々にニーズやNIFの成果を知っていただきたいと思います。
 なお、プロジェクトは国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の【長寿・障害総合研究事業障害者対策総合開発事業】「支援機器イノベーション創出のための情報基盤構築に関する研究」の一環で行っています。
URL http://www.rehab.go.jp/ri/event/NIF/
画像:むくんだ足を守る風呂敷型靴下
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画像:片麻痺のある人のためのカメラ撮影補助具
片麻痺のある人のためのカメラ撮影補助具
画像:粘着型蓋付き容器開封補助具
粘着型蓋付き容器開封補助具
画像:片麻痺のある人に向けたギター補助具
片麻痺のある人に向けたギター補助具