概要

電子的な機器と機械的な機器の各長所を活かして、障害者を支援する機器や技術の研究を実施しています。本年度では「高次脳機能障害者のためのスマホ用アプリと移動支援に関する研究」「福祉機器の客観的評価のための外装変形機構を有する人型ダミーロボット」の2点が当研究室からの展示です。それ以外にも「重度肢体不自由者がロボットアームを利用した際の効果に関する研究」、「重度肢体不自由者の排泄動作支援の研究」「支援機器の臨床評価における倫理審査体制に関する調査研究」「重度運動機能障害者のための非接触ジェスチャ認識インタフェースの評価研究」などの研究を当センター内部ならびに外部機関とも共同して実施しています。実際、研究開発に際しては、研究所を含めたセンター内部の各部門はもとより、民間企業や大学など外部機関との連携も積極的に実施しています。更に障害当事者や家族の参画あるいは協力を計画初期の段階から得ながら研究を推進しており、最終的に障害当事者、家族、支援専門職などに成果を還元することを目標として研究を実施しています。

電子応用機器研究室長:中山 剛

最近の研究開発課題

過去の主な研究開発