5.支援機器の臨床評価および利用効果データベースの構築
- ■研究分担者
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鎌田実(東京大学)
白銀暁(国立障害者リハビリテーションセンター) - ■研究の目標
- 支援機器の研究開発および利用促進に資する情報として,臨床評価・利用効果に関する学術論文の文献情報データベースを構築することを目標として,以下の課題に取り組んでいます.
- ■研究の進捗と成果
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平成26年度は,支援機器の臨床評価および利用効果に関する情報を収集し,関連書籍や各種の報告書等の調査を行って,文献調査に向けたデータ構造の把握と,それに基づく文献調査用チェックリストの作成,および予備調査を実施しました.
平成27年度は,データベースの試作に取り組んでおり,支援機器関連の研究報告が多く掲載されるアメリカ退役軍人庁の学術誌 Journal of Rehabilitation Research and Development を対象にした調査を進め,データの入力と課題の確認を進めています.これまでの調査結果では,支援機器の臨床評価に関する研究論文としては市販製品の評価が多数を占めており,また,評価のための研究デザインとしてはランダム化比較対照試験などの強力なものは少ないことなどが把握できました.
平成28年度は,文献調査を継続するとともに,国内文献の調査も合わせて行ってデータベース化を進め,機器種別ごとの対象や効果,研究デザインなどの情報を提供できるようにして行きたいと考えています.文献調査用チェックリスト
© 国立障害者リハビリテーションセンター ,all rights reserved.
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