車いす走/車いす操作

車いす走

 車いす走(10m走から3分間走等さまざまな種目)の実施を通して、トレーニングと評価を行います。

 右の表はセンター終了者の3分間走(3分間でどのくらいの距離を走れるか)の入所時とセンター利用期間中のベスト記録を平均したものです。車いす走の記録は、体力と車いす操作能力の向上等の結果です。残存機能別の具体的な数値目標です。

※表をクリックすると大きな画像でグラフを見ることができます。

車いす操作

 頸髄損傷者の車いす操作は、残存機能によって大きく異なります。残存機能に適していない操作方法を修得することで、非効率的になるだけではなく、ときとして危険な場合もあります。当センターでは、残存機能に適した操作方法で支援を行っています。

〜C6B2まで

手首の掌側をハンドリムの下方から抱え上げるように当てます。

C6B3〜

手首の掌屈の力が強くなると、横から掌と手首をハンドリムにあてることで強いブレーキをかけることができるようになります。

C8A〜

ハンドリムをしっかり握りこむことでブレーキをかけます。