就労準備訓練

※このページは、自立訓練(機能訓練)にて行っていた内容になります。就労移行支援事業開始後、内容を随時更新していきます。

 就労を希望する方に対しては、職種に応じた技能等の習得に加えて、健康管理や自身の障害特性等を把握し、就労スタイルに合わせた準備を行います。対象となる方は、①障害者職業能力開発校等の利用が困難、②当センターからの直接就労を希望(在宅就労も含む)、のいずれかに該当する方です。

訓練内容

就労前準備訓練

 就職活動を想定し、ビジネスマナー、スケジュール管理、面接対策、履歴書・職務経歴書作成などの課題を実施します。

模擬職場訓練

 希望職種に応じた一定量の課題を提示し、期限内での完成を目指すなど、実務を想定したスキルアップが目標です。

地域生活準備支援

 仕事に必要な技能習得だけではなく、地域生活に必要なさまざまな手続きについて学びます。福祉制度等の情報収集や活用の方法など、実際に手続きを行いながらイメージ作りを支援します。

健康管理支援

 健康的に仕事を継続するためには体調管理が大切です。自身の健康(栄養)管理について学習するとともに、受診や排泄方法等の検討、褥瘡予防など、生活スタイルに応じたアドバイスを行います。

就労準備訓練で確認する動作の例

事務作業:書字動作、押印動作、ファイリング動作、電話動作 等
職場環境を想定した各種動作:排尿動作、自己ストレッチ動作、褥瘡予防、除圧動作、障害理解・説明
単身生活を想定した自己管理:一人分の食事準備、栄養管理、体重管理等