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研究内容:開発支援手法

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機器開発を支援するための手法構築

福祉機器の開発では,ユーザのニーズから機器のデザインに必要な要求機能と制約条件を抽出することが鍵となります.当室では,当事者参加型のデザインワークショップ「福祉デザインワークショップ」を運営しながら,機器デザインの方法論を構築しています.これらの取り組みは,こちらから詳細をご覧頂けます.これまでに以下のようなワークショップを開催してきました.

■ 排泄問題ワークショップ

障害者が自立生活を確立する上で重要な排泄に焦点を当て,それを支援する技術の開発や,排泄に関係する様々な社会問題を議論するワークショップを開催しています.

■ 障害者の災害対策ワークショップ

障害者が東日本大震災のような大規模災害を生き延びるためには,自らの障害に合わせた備えを日常的に考えておくことが重要です.しかし,モノの備蓄から,ヒト・サービスの手配まで,考えるべきことは多岐に渡り,必要な対策を網羅することは専門知識の少ない個人には困難な作業でした.そこで,当室では厚生労働科学研究(厚生労働科学研究費補助金(障害対策総合研究事業),研究課題:「福祉機器の利活用と開発を促進するための社会技術基盤の創成」,研究代表者: 諏訪 基 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所 顧問))の一環として,車椅子ユーザを主たる参加者とした「障害者の災害対策ワークショップ」を開催し,障害当事者が災害対策を考えるために必要なプロセスを分析すると共に,短時間で一定の気づきを得るためのワークショップキットの開発に取り組んできました.

>開発したワークショップキット:「障害者の災害対策チェックキット~備えよう!その時のために~」

情報創発プラットフォーム「ウェル★ラボ」

福祉機器に関する様々な情報を発信・共有するための情報創発プラットフォームとして,「ウェル★ラボ Welfare Lab. ~みんなで解決!福祉機器アイディアポータル~」を運営しています.日常生活における相談・要望・提案など,幅広い話題について,多様な立場の人々が連携して解決策を探っていくために,Facebookページを活用しています.また,それぞれの議論を整理し,検索・活用するために,専用のアーカイブサイトを設けています.(ウェル★ラボパンフレット:PDF3.2MB

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