リビア義手義足支援 実施期間:2013年~2014年

Rehabilitation Techniques (Prosthetic and Orthotic Techniques)

リビア国旗

目的

 リビアは2011年の内戦で多くの人々が負傷しました。時の暫定政府からの要請を受けて、日本は義肢に関する支援を行うこととなり、リビアの義肢製作技術者に対する技術研修と、リハビリテーションに従事する医師・理学療法士への研修のプログラムを通して、リビアにおけるリハビリテーションの向上を目的としたプロジェクトが実施されました。

当センターの協力

 リビアに関してはJICAもこれまで協力の実績があまりなかったため、国内の現状に関する情報が少なく、事前のJICAによる現地調査にセンターからも医師1名を派遣して関係者からの聞き取り等を行いました。研修にあたっては、当センターの義肢製作、理学療法、作業療法の各部門がテキスト作成から研修プログラムの実施までを担い、医師・理学療法士研修2回行いました。義肢製作技術研修も2回実施予定でしたが、2014年に2回目の研修直前にリビア国内の情勢が悪化したため、実施は見送りとなって現在に至っています。
 計29名の研修員を受け入れました

JICA本プロジェクト案件情報