ミャンマー社会福祉行政官育成(ろう者の社会参加促進)プロジェクト フェーズⅡ 実施期間:2011年~2014年

Project for Supporting Social Welfare Administration –Promotion of the Social Participation of the Deaf Community Phase 2

ミャンマー国旗

目的

 障害がある人や社会的弱者に対する支援を担当する社会福祉・救済再建復興省の行政官をニーズに合った施策の計画、実施ができるように育成すること、障害分野において施策が進んでいないろう者に対する標準手話の策定、社会参加を進めるために必要な手話通訳者の育成を行政官、ろう者、ろう学校教員が共に取り組むことを通じて、行政官の育成と手話指導者の指導能力および手話支援サービスが向上することを目的として活動が行われました。

当センターの協力

 当センターは第1フェーズの途中から第2フェーズの終了まで協力を行いました。学院手話通訳学科教官延べ9名が、手話指導の理論と実技について、短期専門家として現地で指導を行い、ミャンマーの行政官、ろう学校教員、ろう者で手話指導を行う研修員60名の研修受入を通じて技術協力を行いました。

成果

 計画的な手話支援者の人材育成が実施され、手話支援者と指導者の能力が向上したとともに、ろう者のワークショップや手話講座が多数開催され、ろう者や手話に関する啓発活動が進みました。

現地での指導の様子
手話指導の理論と実技に関する現地での指導の様子

JICA本プロジェクト案件情報