





使用者が何を主に収納したいのか、何を自力で出し入れする必要があるのかにより収納箇所の工夫を行います(例として、衣類用に低めのハンガー、車いすバスケット用の車いす専用の収納、趣味活動の材料保管のための収納、ウォークインクローゼットの設置など)。
どの高さや奥行きが車いすに乗ったまま使用しやすいか、手が届く範囲がどの程度なのかを把握しておく必要もあります。
備え付けのものが使用しづらいものであれば、使用可能な高さを中心にするなど、使えるように改修をする方法や、市販品で使用しやすいものがないか探してみましょう。
引き出しや棚の設置を行うことや、市販の棚やチェストで使用しやすいものを探すことも有効です。
どの高さが車いすに乗ったまま使用しやすいか、手が届く範囲はどの程度かなどを把握する必要があります。
頸髄損傷者本人が使用できない場合でも、トイレや高床の台の下部の空間を収納スペースとして有効活用する方法もあります。