





ビルタイプの集合アパートであり、室内を加工する許可は得られなかった。
トイレ、風呂は自力で可能にするため台を設置することになった。
基本的に独居ではあるが友人の協力が得られる。
◆20代・男性
◆障害名:頸髄損傷(C6完全)による四肢麻痺
◆Zancolli(ザンコリー)の分類:左右 C6B2
(腱移行術により両肘伸展及び側腹つまみ可能)
◆家族構成:独居
◆ADL動作/最終段階
食事、整容、更衣動作などの身辺動作は自立。
排尿は自己導尿で自立。
排便、入浴は高床式の環境で自立。
自動車は手動装置付きの車にて運転可能。
◆改修箇所:玄関、トイレ、浴室
玄関内外に段差があり、解消が必要。玄関内の段差は低めである。幅員は十分なスペースが確保されている。
トイレは横型である。出入り口に段差(100mm)があり車いすでの乗り入れは困難。