ミャンマーリハビリテーション強化プロジェクト 実施期間:2008年~2013年
Project on Strengthening of Rehabilitation n Myanmar

目的
ミャンマーでは障害がある人々のリハビリテーションを含む医療的サービス、教育、職業訓練等の社会的サービスに取り組んでいましたが、サービスの範囲は限られ、多くの課題を抱えていました。障害がある人々が受けられる基本的な医療サービスの機会の拡大、サービス提供者の技術の向上などへの支援を行うことを目的に、技術協力が行われました。教育機能も有するリハビリテーションの中核機関として、国立リハビリテーション病院を中心に、リハビリテーション医療専門職の技術向上、リハビリテーションサービスの向上、病院間の連携の取組みが行われました。
当センターの協力
医師、理学療法士、作業療法士、看護師9名を、事前調査、短期専門家として派遣し、ミャンマーの研修員17名を受け入れるとともにプロジェクト運営へのアドバイス等を行い協力しました。
特に人材育成としてTOT(講師養成研修)では脊髄損傷と脳卒中のリハビリテーションについて理学療法士、看護師を対象に指導を行いました。
成果
ミャンマー各地からの研修受講者による後進講師の育成に結びつきまし た。国立リハビリテーション病院内の情報共有が進み、患者さん用のパンフレット作成や患者さんの満足度調査が実施されるようになりました。
国立リハビリテ―ション病院が中心となってセミナー、ワークショップを開催し、他の医療機関との連携、情報交換が進みました。
ミャンマー国立リハビリテーション病院
