実験参加者募集

発達障害研究室では、発達に関連した感覚・認知特性を明らかにするための認知科学的な実験を行っています。発達障害の当事者または定型発達の方を対象に、心理実験などの参加者を募集しています。
内容はモニタの映像や音声などに対するボタン押しなどで、参加は自由です。これらの研究は、国立障害者リハビリテーションセンターの倫理審査委員会およびセンター総長の承認を経て、実施されるものです。
募集中の実験の詳細について興味のある方は、ページ末尾の研究説明書をご覧いただくか、お気軽に連絡先にお問い合わせください。

参加条件

  • 発達障害の診断のある方、またはその疑いのある方(16歳~50歳)​​​​​​
    または
  • 精神・神経疾患の既往歴のない健康な方(16歳~50歳)          ​​​​​(実験によっては小学生のお子様を募集しているものもあります)

実験内容

コンピューターの画面を見て答えていただく課題、
各種装置(タッチパネル・触覚刺激装置など)を用いた実験

 実験時に、視線や体動などを計らせていただくこともあります。
様々な実験を行っております。現在募集している実験は、下の「研究説明書」をご覧ください。

実験参加までの流れ

実験中、適宜、休憩時間を挟むようし、特に、疲労を感じられた場合には長めに休憩をお願いするようにいたします。また、いずれの段階でも、自由に実験参加の取りやめいただくことができます。

謝金

1~3時間未満の実験時間で4,310円(税控除前・交通費込)です
実験時間により異なる場合もあります。謝金は後日振込みとなります。

研究説明書

以下は、現在実施中の研究の説明書です(倫理申請課題)。詳しく記載されていますが、実験条件や感染症対策等のため、一部の項目を割愛して実施する場合もあります(例えば、簡易な心理実験のみ、など)。特定の課題について参加希望がある場合は、下記の課題名をご指定ください。いずれの場合も、実験前に説明させていただきます。

発達障害に関わる異種感覚統合の神経基盤の解明

発達障害児・者における視線行動特性の解明とその特性を考慮した視線誘導機器の開発

自閉スペクトラム症(ASD)当事者の聴覚過敏性を予測する学習機能モデルの開発

自閉スペクトラム症者が併発する感覚の問題の調査

発達障害者における身体化・視空間認知特性の解明とその特性を考慮した支援技術の開発

神経発達症児・者らの視覚探索における認知神経基盤の解明

自閉傾向と体温との関係に関する計測研究

連絡先

〒359-8555 埼玉県所沢市並木4-1
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
脳機能系障害研究部 発達障害研究室 実験募集担当
✉dds_exp@rehab.go.jp