研究方針
障害福祉研究部では、障害者の自立、社会参加の促進、QOLの向上及び安全の確保に寄与するとともに、科学的知見 の集積、政策立案及び人材の育成に資することを目的として、社会科学・行動科学・情報科学等の学際的な取り組みにより、社会システム、情報コミュニケー ション技術、社会と障害者本人の障害観等の研究を行っています。(昭和61年11月開設)
おもな研究テーマ
進行中の研究テーマ
- 研究課題: 社会科学、情報科学を駆使した障害者の情報コミュニケーションシステム支援に関する研究開発
- プリント・ディスアビリティのある者に対する支援に関する研究(平成22−24)
- 知的障害者の情報アクセシビリティに関する基礎的研究(平成21−23)
- 研究課題: 障害者の自立と社会参加を支援する心理的社会的技法研究開発
- 盲ろう者の支援に関する研究(平成22−24)
- 施設や地域で生活するハンセン病経験者の自立支援に関する研究(平成22−24)
- 研究課題: 障害者を抱える家族への支援
- 血友病患者と家族に対する支援に関する研究(平成22−25)
- 障害学生に対する支援のあり方の研究
- 研究課題: 持続可能な障害福祉制度の整備に係る研究
- 障害認定(障害者手帳)の在り方に関する研究(平成22−24)
- 持続可能な障害福祉制度に関する研究(平成22−24)
- 重度肢体不自由者用ロボットアームのコスト・ベネフィット評価に関する研究(平成22−24)
- 研究課題: 地域包括ケアにおけるサービス提供システムに関する研究
- 重度要介護・要援護者の在宅生活を支えるケア提供システムに関する研究(平成22−24)
- 国際的な地域包括ケアシステムの評価と実行プログラムの我が国への応用可能性に関する研究(平成22−23)
- 介護・ライフケア専門職のキャリア・アップ向上のための方策に関する研究
- 介護労働の効率化(業務分析)の細分化と融合に関する研究
- 介護と一体として行う医療行為を許容する職能の必要性と養成プログラムに関する研究
- 地域ケアの中心的役割を担う専門職の技能と養成プログラムに関する研究
これまでの研究テーマ
- 研究課題: 「障害者の安全で快適な生活の支援技術の開発」 (平成16〜18年度 科学技術振興調整費)
- 本プロジェクトでは、障害者が災害時に取り残されることなく安全避難ができるようにするため、アクセシブルなマ ルチメディア等情報技術を開発・活用した地域防災活動のモデルづくりに取り組んできました。おもに浦河町(北海道)をフィールドとし、実際の津波防災活動 への障害者参加の取り組みのなかで共同研究を進めてきました。(このプロジェクトは平成19年度厚生労働省保健福祉推進事業「助け合いをキーワードとした 障がい者と地域との防災対策づくり」(申請者:(福)浦河べてるの家)として発展し、引き続き共同研究を行っています。)
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DAISY版「津波から身を守る」:本資料は、国立障害者リハビリテーションセンター研究所障害福祉研究部・浦河べてるの家の共同研究(平成16年度科学技術振興調整費「障害者の安全で快適な生活の支援技術の開発」プロジェクトの成果を基に当時の同研究の主任研究者(河村宏(支援技術開発機構(ATDO)副理事長))がマルチメディアDAISY版として作成したものです。
ATDOからDAISY版「津波から身を守る」をダウンロード(外部リンク)
- その他過去の研究テーマ
- 障害者の災害への備えの支援に関する研究
- 盲ろう者のための支援に関する研究
- 「実践の共同体」への参加がリハ利用者の心のケアに及ぼす効果に関する研究
- 障害者・慢性疾患患者の家族に対する支援のあり方に関する研究
- 応用一般均衡モデルによる福祉関連支出の評価
- 共生社会における情報とコミュニケーションのあり方の研究
- 身体障害者補助犬に関する研究
- 平成23年度の論文発表
- 本多康生. ハンセン病療養所退所者の生の経験. ソシオロジ. 172, 2011, p.57-75.
- 打浪文子, 北村弥生. 大学で情報保障を利用した聴覚障害者の職場における状況と課題. 国リハ紀要, 2011(印刷中)
- 北村弥生, 渡部Taylor美香, 河村宏. 米国における障害学生への支援 〜発達障害を中心として〜. 国リハ紀要, 2011(印刷中)
- 北村弥生, 上野久美子, 篠原慶, 小田島明. プリントディスアビリティのある者への電子図書利用の実効性と課題. 国リハ紀要, 2011(印刷中)
- 丸岡稔典, 井上剛伸, 森浩一. 心理面からの頸髄損傷者向け福祉機器の開発と普及の課題把握. 国リハ紀要, 2011(印刷中)
- 平成22年度の論文発表
- 打浪(古賀)文子.知的障害者への情報のユニバーサルデザイン化に向けた諸課題の整理. 社会言語学別冊,1,2011,p.5-19
- 丸岡稔典, 武澤友広, 井上剛伸, 麸澤孝.リハ工学カンファレンスへの障害当事者参加促進の試み.リハビリテーション・エンジニアリング,25(2),2009,p.133-138.
- 打浪文子, 北村弥生. 聴覚障害学生の情報保障への主体性に関する一考察 ―ノートテイクへの要望表出の経年変化の分析から―.関西教育学会研究紀要,11,2011,p.49-64.
- 平成21年度の論文発表
- 玉川淳.食品の機能性表示に関する規制と表現の自由(1).法経論叢.27(1),2009,p.1-20.
- 玉川淳.食品の機能性表示に関する規制と表現の自由(2・完).法経論叢.27(2),2010,p.63-81.
- 北村弥生,河村宏. 理療教育課程に在籍中の視覚障害者の学習による目の疲労感. ロービジョン学会誌 (9),2009, p.149-155.
- 坂本徳仁.辞書式組合せに基づく折衷法と社会的判断における整合性.経済研究.61(4),2010,p.302-310.
- 平成20年度の論文発表
- 南雲直二.障害受容と社会受容.音声言語医学.49(2),2008,p.132-136.
- 北村弥生、上田礼子、舘田美保、飯塚尚人、小林好彦、秋山仁、河村宏. 地域の理療教育課程在所生の情報支援機器利用と家族による支援および自己概念との関連. 日本ロービジョン学会誌, 2008.
- 平成19年度の論文発表
- 南雲直二.「当事者と現場の目線で−障害受容と社会受容の背景」.臨床作業療法,4,2007,p.260-265.
- 南雲直二.「元気の回復 (1)悲嘆からの回復」.リハビリナース.1(1),2008,p.80−81.
- 南雲直二.「元気の回復 (2)元気がなさそうならうつを疑う」.リハビリナース.1(2),2008,p.62-63.
- 北村弥生, 伊藤和之,飯塚尚人,河村宏,上田礼子. 視覚障害者の情報支援機器利用とそれにかかわる要因について. 日本ロービジョン学会誌. (7) ,2007, p.127-133.
- 平成18年度の論文発表
- 河村宏.「新アクセス技術」合同セッションに参加して.図書館雑誌.100(12),2006,p.842.
- 南雲直二.ものいうからだ.介護福祉.No.62,2006,p.87-90.
- 南雲直二.地域スティグマ(遠慮の構造)アンケート調査報告.SSKA頸損.No.90,2006,p.27-31.
- 若林耕二,南雲直二,平川政利,吉田喜三,近藤和弘.高次脳機能障害者の集団クリーニング訓練(3)−「実践の共同体」への弱い位相づけが行われた例−.第14回職業リハビリテーション研究発表会論文集.2006,p.72-73.
- 北村弥生.日米発達障害児教育に関する国際シンポジウムから.かがやき 2号.日本自閉症協会.2006,p.52-59.
- 北村弥生.上田玲子.八巻千香子.工藤祐司.三好尉史.岩谷力.河村宏.身体障害者施設サービスに対する不満と自己概念.国リハ紀要.27,2006,p.11-22.
- 水越美奈.身体障害者補助犬の健康管理とその費用に関する調査.どうぶつとひと.No.13,2006,p.12-17.
- 進士恵実,中村考一,寺島彰.高次脳機能障害と社会福祉施設の利用に関する研究.厚生の指標.平成18年6月号,2006,p. 34-39.
- 藤田博子,菊入昭.視覚障害者におけるピアとの交流の意義.日本眼科紀要.No.57,2006,p.477-481.
- 過去の講演記録
研究組織
(2011年9月現在)
- 部長 海野 耕太郎
社会適応システム開発室
- 室長 北村(増田) 弥生
- 研究員 我澤 賢之
心理実験研究室
- 室長 筒井 澄栄
流動研究員
- 流動研究員 打浪(古賀) 文子
- 流動研究員 本多 康生
- 流動研究員 大夛賀 政昭
連絡先
国立障害者リハビリテーションセンター研究所
障害福祉研究部
- 住所: (〒359-8555) 埼玉県所沢市並木4−1
- 電話: 04 (2995) 3100(代)
- Fax: 04 (2995) 3132