国立研究開発法人 産業技術総合研究所、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターならびに当研究所福祉機器開発部などと共同して重度運動機能障害者支援のためのジェスチャインタフェースの研究開発を行っています。
脳性麻痺者や進行性の神経・筋疾患患者など、既存のスイッチが利用困難な重度運動機能障害者を対象に簡易なジェスチャ(意図的な動作)により意思伝達装置や家電の操作を可能とするインタフェースです。市販の距離画像センサ(3次元カメラ)を利用した非接触(スイッチを触らなくてよい)で非拘束な(センサを身に付けない)インタフェースです。 様々な重度運動機能障害者の動きの映像データを収集して随意運動が可能な対象部位の類型化を行い、身体部位に依存した7種類のソフトウェア(頭部、眼、口・舌、肩、指、膝、足)と身体部位に依存しない2種類のソフトウェアを開発しました。2026年9月現在、ジェスチャ認識モジュールは専用ホームページからダウンロード可能です(要登録)。
重度運動機能障害者支援のためのジェスチャインタフェース(外部リンク)
【ジェスチャインタフェースに対する使用評価への協力者の募集】
研究課題名: 重度運動機能障害者のためのジェスチャインタフェースに対する使用評価
研究責任者: 中山 剛(研究所 障害工学研究部 電子応用機器研究室長)
1. 対象となる方
市販のインタフェース(マウスやキーボード)の操作に困難のある重度の運動機能障害者を対象とします。
16歳以上の方を対象とします。
2. 研究の目的・意義
- このジェスチャインタフェースを導入した際がどれくらい役に立つのかを調べを行うことを目的としています。
- 重度運動機能障害者が意思伝達装置やパソコンを操作する際の一つの選択肢を提供できます。
- このジェスチャインタフェースの普及を促進することが期待できます。
3. 実験方法
- 実験内容の説明から実際の計測まで3時間程度を予定しています(休憩を含む)。
- このジェスチャインタフェースを使用するためにセッティングをして練習していただきます。
- このジェスチャインタフェースを使用してマウスの左クリックを10回していただきます。
- 可能ならばこのジェスチャインタフェースを使用して「こんにちは」と10回入力していただきます
- このジェスチャインタフェースを使用した際の感想をアンケート式で質問するので回答していただきます。
- このジェスチャインタフェースは非接触ですのでは特に人体への害はありません。
4. 謝金の有無
有り(研究所の被験者謝金の規定に準じます)
5. 連絡先担当者
研究所 障害工学研究部 中山剛
Email: nakayama-tsuyoshi[ここにアットマークを入れる]rehab.go.jp センター内線番号 2569