トールペイント訓練では、利用者の適正にあわせて、丸筆技法、平筆技法、オイルペインティング、ポーセリン(食器の絵付け)の4つのジャンルから選択し、6ヶ月から2年程かけて技術を習得します。
訓練終期には、センター終了後の進路にあわせてカリキュラムの調整を行います。自営を希望する場合は、販売作品の制作、指導実習等を行い、終了後スムーズに活動を開始できるための支援を行います。
基本となる筆使いを練習します。
4種のジャンルから、各自に適した描画法を探し技術習得を目指します。
筆を持つ握力が足りない場合、自助具という補助具を使用し描画します。
手のひらを下向きの状態に保てない場合、小指側に筆がくる、特殊な自助具(OT制作)を使用し描画します。
腕を持ち上げる力が足りない場合、腕の持ち上げを補助する装具(PSB)を使用します。
個人差がありますが、早い方で6ヶ月程度で販売可能レベルに到達します。
作品作りから、伝票管理、ネット販売の方法など一連の販売活動や知識を学びます。
講習会の準備や進め方、指導方法を学び、講師として一般の方に指導する市民講座などを活用し、指導実習を行います。
色彩/デザイン講義
4回コースで、色彩とデザインの基礎を学ぶ講義から検定試験に向けた支援を行います。
パソコン水彩/色鉛筆画
パソコンによる水彩画や色鉛筆によるぬり絵を行い混色や配色を実践します。