自立訓練(機能訓練)
利用期間については、利用開始後の評価結果等をふまえて作成した個別支援計画で個別に決定されます。なお、頸髄損傷者は、最大3年の利用が可能ですが、訓練の進捗等により平均利用期間は1年2ヶ月程度(令和元年度)となっています。
就労移行支援
自立訓練(機能訓練)の利用期間とは別に、最大2年間の利用が可能です。訓練の進捗等にもよりますが、基本的に1年間程度の訓練を想定しています。
来月退院ですが申請したらすぐに利用できますか?
利用申込書類等を審査し、当センター内での会議を経て利用可となった後に、利用開始日を調整します。そのため、希望された時期に利用開始できない場合もあります。
自立訓練(機能訓練)と就労移行支援のどちらも利用を希望している場合は、自立訓練(機能訓練)からの利用をおすすめしています。詳しくは利用相談担当者にご相談ください。
生活する場所がなくて困っています。利用させてくれますか?
当センターは自立訓練(機能訓練)及び就労移行支援施設であるため、訓練の希望がなく、宿舎の提供のみを希望される方はご利用いただけません。また、利用を希望されても、医学的な理由で利用できない場合もあります。
病院は併設されているのですか?病院受診が必要になった場合は対応してもらえますか?
施設内に病院は併設されていませんが、医師・看護師による健康管理等の支援は可能です。症状によっては、泌尿器科、歯科、皮膚科等の往診や、地域の関連医療機関を受診することになります。病院受診が必要となった場合は、基本的にご家族に対応をお願いしています。ただし、緊急で受診が必要となった場合等は職員が対応します。
利用開始前に車いすを作ったほうが良いでしょうか?
利用開始時に車いすがない場合は、施設の備品をお貸しいたしますが、数に限りがあります。利用開始後に車いすを作製する場合は、補装具申請・車いす選定などの支援を行います。なお、利用開始前に車いすを作製される場合は、事前にご相談ください。
乗車時間が短くて、車いすの自走ができない場合でも利用はできますか?
必ずしも乗車時間や車いすの自走が利用の条件にはなっていません。しかし、原則として、日課時限に沿って生活をして頂くため、乗車時間が極端に短かったり、車いすの自走ができない場合は、利用開始時期の調整をさせていただく場合があります。また、入院先で予め乗車時間を延ばすことや、移動手段の確立をお願いする場合もあります。
居室は何人部屋ですか?特別に費用を払えば一人部屋は可能でしょうか?
原則は3人部屋です。病院とは異なり、差額ベッドや一人部屋はありません。ただし、健康管理上、医師の指示のもと安静室(一人部屋)に一時的に移動となる場合はあります。
遠方からの利用となるのですが、家族等が宿泊できる場所はありますか?
センター内にご家族が宿泊できるモデルルーム(3名宿泊可能な部屋と1名宿泊可能な部屋)があります。利用に当たっては、支援課職員にお問い合わせください。
利用者に面会したいのですが、いつ面会できますか?
平日は訓練時間外の16:40〜20:00、土日祝日は9:00〜20:00となります。正面玄関で面会受付簿に記入の上、面会人証を付けて面会してください。
家族等が洗濯物を取りに行く必要はありますか?
原則はご自分で洗濯をしていただくため、取りに来る必要はありません。ただし、ご自分で洗濯ができない場合は当センター職員が行います。
テレビは持ち込んでも良いでしょうか?また持ち込める物を教えてください。
テレビの持ち込みはできません。お部屋にあるテレビを共有でご利用いただきます。ベッドサイドテーブルに乗る程度のポータブルDVD等は、届け出により持ち込み可能です。居室スペースの都合上、物品の持ち込みについては必要最小限としてください。また、介助中等の通常の業務・操作時において、やむを得ず破損した場合は当センターによる弁償の対象とならない場合があります。
インターネットは使えますか?
訓練室内のパソコンで可能です。申し出により、20時までは訓練室内のパソコンの利用が可能です。また、各自でパソコンを持ち込む場合は、マイコン室をご利用いただきます(空き待ちの場合もあります)。その場合は、各自でプロバイダー契約等が必要となります。原則、居室にパソコンを持ち込むことはできません。また、居室にもWi-Fi設備があり、携帯電話、タブレットは居室に持ち込みが可能です。その他の電子機器については、事前にご相談ください。
買い物はお願いできますか?
基本的に外出は自由なため、各自でリフト付きタクシー等を利用して、買い物をしていただいています。ただし、初回の外出前に職員が屋外での安全性などを確認させていただきます(徒歩10〜20分以内にコンビニ、スーパー、ドラッグストア有。ただし坂道となります)。なお、身体状況等により外出が難しい方は、買い物の内容によって、職員が適宜支援します。
お金の管理はしてもらえますか?
原則として、居室の鍵付き引き出しを利用するなどして、自己管理してください。また、ゆうちょ銀行の代行事務(職員がゆうちょ銀行に出向き、利用者から依頼されたことを行う)を週1回行っていますので、ご活用ください。
携帯電話は持ち込めますか?
携帯電話の持ち込みは可能です。ただし、訓練中や消灯時間後の使用はご遠慮ください。
外泊はできますか?
外泊は届け出により可能です。また、身体機能によっては、付添者が必要な場合があります。
お酒は飲めますか?また施設内でタバコは吸えますか?
センター外での飲酒は可能です。また、施設内においても決められた時間と場所であれば飲酒は可能です。ただし、訓練や宿舎生活に影響のない範囲で自己管理していただきます。
またタバコについては、施設内の喫煙室で吸うことができます(障害上、体温調整が困難な方が多いため施設内に喫煙室があります)
利用料の支払いは、口座から自動引き落とししてもらえますか?
口座からの自動引き落としはできません。利用月の翌月中旬以降に、納入告知書をご自宅等に郵送いたしますので、最寄りの金融機関もしくは当センター内でお支払いください。
労災の休業補償給付を受けていますが、証明はお願いできますか?また施設の利用料は労災で負担してもらえますか?
労災休業補償給付の証明は、関連医療機関で可能です。また、当センターの利用料は、労災の適用外となります。関連医療機関の受診費用については、原因疾患に関連していれば、利用開始後も適用されます。
※ 上記の内容以外にも質問等ありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。
支援課 利用相談担当:TEL 0977−21−0182